• ベストアンサー

紋切型の源流は?

Mock_Hatterの回答

回答No.1

国や文化が違う中で独立して発生したものではないでしょうか? 日本で言えば曲亭馬琴の名前の由来ともなった「廓の誠」という発想がそうでしょうし。日本の場合には現実が物語に先行していますね。 代表的なのが近松の『曾根崎心中』。ちょうど小林恭二氏が文春新書から『心中への招待状』というのを出していますが、初期の心中は遊女と客の心中が圧倒的に多い。その中でお初・徳兵衛の心中が近松によって浄瑠璃となるわけですが。 同じ近松では『心中天網島』もそうですね。このパターンはずっと続いて岡本綺堂の『鳥辺山心中』まで続きます。 『伽羅先代萩』の脇筋の一つ、高尾太夫のエピソードも、このパターンですが、これも実話がベースになっています。同じく実話がベースになっているであろうものに落語の『紺屋高尾』と『幾代餅』があります。 日本の遊郭では、女郎に対し「間夫」がいる、というのは珍しいことではないわけですから。「間夫がなければ遊女は闇(『助六』)」、というのは当時の常識でもあったでしょう。 西洋だとデュマ・フィスの『椿姫』。これも実在の高級娼婦マリー・デュプレシと小デュマ自身をモデルにしています。こいつがオペラになって『椿姫(ラ・トラヴィアータ)』。舞台を現代に移してハッピーエンドにしたのが『プリティ・ウーマン』ですね。 ヨーロッパ近代文学や近世日本文学での源流はこういったあたりだと思いますが、いづれも実話が物語に先行していますね。

warthog
質問者

お礼

ふむふむ。 浄瑠璃や落語もありましたか。 実話が物語に先行しているってことは、それが人間の性根に近いできごとだからなんでしょうね。 博学に敬意、です。ありがとうございます。

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