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Webページ制作費の大まかな目安が知りたい。
Webページ制作会社或いは個人に発注する時、その制作費は「言い値」なのでしょうか。 もしある程度の相場があるのなら、それを知る方法はないのでしょうか。 当然デザインや仕様によって大きく変わることは予想できますが、本当に大まかでいいので、例えばどこかのWebページと同じような(似たような)ものだと○○円ということがわかると、とても検討しやすいのです。 また注文する側が素人の場合、価格設定が細かすぎてもその意味がわかりませんし、できあがってみないとわからないというのも困るわけです。 制作会社数社に見積もりを出してもらって検討するのですが、その前にある程度価格についての知識を持ちたいという要望です。 何か良きアドバイスがいただけたら幸いです。 どうかよろしくお願いします。
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また補足します。 私の回答があまりに「いじわる」に見えてしまうので 「金額を算定するうえでの大まかな作業要素」についてざっと書きます。 まず サイト構築の意図をクライアントより汲み取り、問題を抽出、最適なソリューションを組み立て、提案する。 このとき、どのくらいヒアリングを密に行うか、どのくらいの資料を作成するか、どんな調査をするか、何度 × 何案提案するか。などが見積もりに乗っかります。 大方のストーリーが出来たらシナリオ作成、ライティング、イラスト、撮影などなど、具体的な素材集めになります。 この部分も経費として見積もりに直接乗っかってきます。 外注が必要な要素があれば(特殊技術、タレント起用、有名イラストレーターなど)これも乗ります。 また、スタティック(静的)な画面であれば不要ですが システムの設計などがあれば、これに関係した諸費用が乗ります。 制作の段階で費用に関係する要素としては ・HTMLクオリティ(これに関しては「下げる」ことはあり得ませんが、それなりに技術と経験のあるコーダーがコーディングする場合は、コーディング単価は上がります) ・原稿の完成度 ・デザイン量 ・採用技術 ・ユーザ環境の想定範囲(検証範囲) ・ユーザ環境の保証範囲 ・納期 ・全体ボリューム ・サイト運用環境へ対応したHTML作り ・更新性 など(まだあるかも) もしも私が個人的に友人のプライベートサイトを無保証で作るというなら、10ページ1万でもやりますが 一流企業から仕事として預かって、企画からHTML納品までまかされたとしたら、素材などを抜いても30ページ150万~200万は行くと思います。ちなみにこの金額は「どんぶり勘定」ではなく、ちゃんと根拠ある必要項目を積み立てしっかりと算出した結果、その範囲くらいになるだろうという数字です。この内容をはしょればはしょるほど、そこに見えない「リスク」は発生してゆきます。当然、はしょられた部分の保証はありませんので、そういう場合は、主体の企業さんには都度その旨説明し、ご理解いただくようにしています。
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- basil
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改めてBasilです。 補足を拝見しました。 おっしゃる内容はよく理解できます。 実際のサイトを見て「これでいくら」というのも難しいものがあります。というのは、サイトを見て分かる部分はページの見た目と載っている情報、そしてソースだけです。先にも書いた通りWEB制作で経るプロセスはたくさんあります。サイトから拝見できる部分の費用(コーディング費用など)の占める割合は全体からすると小さく、そのサイトを開発するのにどのくらい予算をかけたか、は予想できません。過去に、とてもお金をかけて作られているように見えていたサイトで、個人情報流出などの事故が起き、実際のサポート体勢がずさんだった(=その部分にお金をあまりかけていなかった)なんていうこともありました。反対に、デザインにはそれほど凝っていなかったために、安そうな印象を持っていたサイトを読むにつけ、掲載されている情報がとても充実していてリサーチが行き届いていることに気づき、それ以来とても信頼できる情報源として今でも愛用させていただいているようなサイトもあります。きっとコンテンツ作成においてこだわりを持って予算をかけ運営されているんだと思います。 サイトの情報がよく出来ていたり、事故に強かったり、そういう部分が一番予算のかかる部分で、また一番外見で評価するのが難しい部分です。 実は、私自身、いちばんその相場を知りたいと思っています。プロとして、そういう数字があればクライアントにも説明がつきやすいのもよくわかります。しかし現状で、無理にはじいた数字に意味がないこともよくわかっています。「相場」として料金が安定するためにはWEB業界が安定し、また法整備が充実し、社会が求めるWEB品質の水準が上がり、WEB制作の手順がある程度固まってこないと難しいでしょう。
お礼
今回の質問は「素人」としての立場から立てたものですが、開発者の立場や考え方は、多少は理解しているつもりです。 >実は、私自身・・・固まってこないと難しいでしょう。 の部分は、私の考えとほぼ同じだと認識いたしました。 まだまだ成熟していない(始まったばかり?)の業界だと思いますので、質問自体に意味があるのかということは、私自身感じております。 よりよいコンテンツとサービスを提供できて価格が妥当な業者が生き残ると思いますが、現状のような混沌とした中でこのような優良な制作会社を探すのは、容易ではないですね。 basilさんのような方がたくさん働いておられる会社であれば信用できるのですが、そのような会社を探すのは「運」も味方に付けなければ・・・ 何度も詳細なご回答、本当にありがとうございました。
- pchan0022000
- ベストアンサー率42% (112/261)
あー。1ページ1万越えないと言ったのはコーティングの話です。誤解されたようならごめんなさい(汗) 企画とかデザイン料とか撮影費含む経費については素人でも見積もり見れば分かるかなと思ったんですけど、ちょっと軽率でしたね。 大体製作会社でやる作業はNo.5さんが書かれてるような事だと思います。 金額についても妥当かなと思うんですが、一流企業のようにお金かけれない中小企業相手の所だと付き合いで1サイト12万でやっちゃう事もありましたよ。うちは当然赤字ですけど。 サイトの規模でピンキリなんで、ホントの所どうなのって言われると素人でもできるのは見積り一杯取って平均出すしかないのかもしれないですけどね。 たとえを出すなら寿司より家の建設費の方が自分はしっくりくるかな~という感じですね。 犬小屋作るのと50階建てのマンション作るのじゃ全然違ってきますから。
お礼
何度もご回答頂き、深く感謝いたします。 >企画とかデザイン料とか撮影費含む経費については素人でも見積もり見れば分かるかなと思ったんですけど もちろんわかりますよ。 「素人」といっても教育を受けていない子供という意味ではありませんからね。 このような不確定な要素は抜いたご回答でもちろん結構です。 >見積り一杯取って平均出すしかない でしょうね、実際問題として。 ただ、 >50階建てのマンション にしても、それなりの「プロ」に、そのマンションのある程度のデータ(設計書、今はやりの構造計算書や内装など)を見せると、大まかな建設費はかなりの正確さで判定できるのではないでしょうか。 今回はそのような判定を模索している、という意味合いの質問をしたかったのです。
- basil
- ベストアンサー率35% (148/420)
誤解を避けるためにあえて数字を書きませんでした。 1ページ1万という相場を回答されている方もいらっしゃいますが、この数字の根拠は私には分かりません。普段私はWEB制作関係の仕事をしておりますが、こういう金額での作業はやったことがありません。(もっと高いです)またHTMLコーディング作業の外注もよく行いますが、数百ページに及ぶ大型サイトを発注する場合は、グロスで計算することがあるため、ページ単価的に1万を切る場合もありますが、その中にはテンプレートへの流し込みなどもあったりしますので、こういうケースの「ページ単価」を各ページでデザインや手組みHTMLが発生するようなサイト構築にあてはめてみるのはあまり意味がありません。 私が「寿司屋」を例えにして表現したかったのは、表面的な「金額」だけで「サービス全体」の価値を計れないということです。 ・機械で握ったコンビニのマグロ寿司1パックが500円 ・天然ものの大トロ1カンが1000円 どっちがトク?という話です。 器から出しちゃえば、どっちもマグロ。 専門家じゃなかったら、違いが分からないかもしれません。 WEB制作に於いてはこういう現象がよくあります。 一般人からみれば「見た目は一緒」でも確かに質が違うんです。しかし、「見た目は一緒だから」と安易に安い方に手をだすと、意外なところで損失がでます。WEBの質の違いが、その訴求力と企業のイメージに大きく影響するということです。しかも、メディアの性格上効果測定が難しく、訴求力のない状態をつづけてしまうケースもよくあります。 ですので、高い/安いの判定は、ぜひ金額だけでなく提案の内容を踏まえ十分に情報を集めた上で、総合的に判断してください。
- pchan0022000
- ベストアンサー率42% (112/261)
補足しとくと、発注する側だし、素人だから難しい事言われても分かんないから~って感じに丸投げにすると失敗するか、予想外に制作費が膨れあがったりするんで、意味が分かんないなら質問して勉強する気持ちでいた方がいいですよ。 その辺は発注先に経験豊富なディレクターがいれば問題ないんですが、そういう所はお金もきっちり貰ってるでしょうしね~。 制作するのは制作会社でも出来上がったら発注者側のものになるわけですから、めんどくさがらずに一緒に良い物作ろうよ!って気持ちが欲しいです。 まあ発注される側の愚痴ですが(笑) 参考になりそうだから今度買おうかなと思ってた本があったので紹介しときますね。 Webディレクターのための失敗しないプログラム発注ガイド http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4948759767/249-3221735-0124304
お礼
回答ありがとうございました。 おっしゃるように丸投げではいけないでしょうし、多少の研究はする必要がありますね。
- pchan0022000
- ベストアンサー率42% (112/261)
入力フォームがまったくなくて閲覧するだけのページなら1ページ1万は越えないんじゃないですかね。 あとはページ制作の他にデザイン料とかくっついてくると思いますけど。 それはこのデザインでこの値段なら・・・って判断できますよね。 プログラムが関係してくると、エンジニアの人件費がかかるので、エンジニアに1ヶ月作業させたら100万くらいだと思っとけばいいです。 Web系は安い感じするから、もちっと勉強してくれそうですけど。 まあ素人判断は難しいところだし、複数に見積出せば一社だけ桁違ってれば、何でそんなに高いの?って聞けばいいでしょう。 できあがりについては先にイラストレータか何かで作ったサイト完成図的なものを提出してもらえば、こんなはずじゃなかったのに!ていうのはないと思います。
お礼
とても参考になります。 回答ありがとうございました。
- basil
- ベストアンサー率35% (148/420)
分かりやすい例えで言うと、寿司屋の相場を問うのと同じような話です。 「にぎり寿司<松>一人前」はいくら? なんとも回答しにくい質問だと思いませんか? WEBでは表面に見えない部分の質や、なにか問題が起こった場合のサポート力、+α提案してくれるか、など、付加価値がたくさんありなかなかひとくくりに評価できません。 たとえば制作費はたとえ倍額しても、経験や技術の高い業者であれば、かえってコスト減という場合も十分あります。 ならばどういう基準で業者を選択するか、それはコレまでの業績を評価するのが一番よいと思います。 どんな仕事をしてきたか、見積もりの内訳はどういう内容なのか。クライアントの要求に対して、どういうソリューション提供ができるのか。そういう部分まで審査することが大切です。 HTML作成はちょっと勉強すればだれにでも覚えられます。最近はオーサリングソフトも充実しています。「HTML作成業」はさほど経験も資本もほとんど必要とせずに始められますので、安い業者がちまたに溢れています。本当に問われるのはその後の「ノウハウ」です。ただ、言われただけの文章や画像を、HTML化するだけの「オペレーター」的な業者は、それなりに安いでしょうが、注意したほうがいいですね。 で、本題の「相場」ですが、ちゃんとした業者には価格表があり、正当な値段を請求していると思います。その場合は請求書の項目にもちゃんと分かりやすく作業項目が記されているはずです。「WEB制作一式」なんて乱暴な見積もりには警戒したほうがいいですね。そういう部分で判断んしてください。先に述べた通り、金額だけでは評価できません。安いダケで選ぶのも危険です。 参考になりますでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 仰ることはほとんどよくわかりますが、 >「にぎり寿司<松>一人前」はいくら? >なんとも回答しにくい質問だと思いませんか? >安い業者がちまたに溢れています >金額だけでは評価できません。安いダケで選ぶのも危険です。 について少し。 にぎり寿司については、一般人でも「安い」か「高い」かを判断できますよね。 その他、世の中の様々な大抵の価格はある程度の指標があり、多少なりとも品質の参考になるはずですね。 今回私がお聞きしたかったのは、Webページ制作費に限定した場合、どこかにその指標らしきものはないのか、という点です。 「専門家」の方であれば、高いか安いかを判断できるでしょうが、素人はどこで判断すればいいのでしょうか。 あるページを作ってもらうのに、「5000円」「50000円」「500000円」とあっても、どれが適正なのかが全く不明なのです。 何の知識もない素人がこのような質問をすることは誤った考え方なのでしょうか? 「Webページ制作費の指標(目安)など、この世に存在しない」というのがご回答の主旨なのでしょうか? 再度申しますが、 >金額だけでは評価できません。安いダケで選ぶのも危険です。 何が高いか安いかを知らない人間には、金額だけで評価したくてもできませんし、安いかどうかの判断もできないのですよ。 「にぎり寿司<松>一人前」は700円の店もありますし、10000円を超える店もあるでしょう。 私は700円の店には入りませんが、10000円の店には行ってみたい気がします。 それは私がすしの値段に知識があるからであり、例えば何故このような値段の幅があるのかを説明することも可能です。 >なんとも回答しにくい質問だと思いませんか? 回答して頂きにくいことは承知しているのですが、何らかの指標を示していただくぐらいはできるかもしれないと思い、質問した次第です。
お礼
<続き> 相場が無いのなら無いで仕方がありませんので、「相場は無い」という回答が集まれば納得するだけです。 もし相場というものが存在するのなら、何とかしてそれを調べることは可能だと思い、質問したのです。 この意味では、やはり具体的な数値情報がありがたいですね。 No5のご回答の最終部分はとても参考になります。 このような情報をたくさんいただくことで、私の頭の中に「相場」ができあがるわけです。 HTMLを採点してくれるサイトもありますよね。 こんな単純では無いことぐらいわかっておりますが、たとえ遊び半分でも、「Webサイトの価格判定」などのサイトがあれば、素人にはとても参考になるのです。 あくまでも素人の質問であることを考慮して頂ければ幸いです。 なにか「お願い」のようになってしまって申し訳ありません。 ご回答内容はとてもよくわかり、参考にさせて頂いています。 ただやはり最後に言いたいことは、世の中の全ての寿司屋が「時価」であったり、また全ての衣料品にプライスタグが付いていなくて「生地、サイズ、デザインで価格は異なります。」という表示であれば、その業界は「特殊な業界」ということになりますね。 IT業界が一般人を巻き込んだ産業となるためには、もっと早く「適正な価格」というものを広く大衆に知らしめて欲しいと思っているのです。 大手のWeb制作会社で100万円で作って頂いたものよりも、小さな新規参入会社が上記ご回答内容のどれをとっても優れており、且つ50万円でできる、ということも有り得るのではないかと思います。 相場が知りたいという要望は、言い換えると適正価格が知りたい、ということなのです。 「この会社、ボロ儲けしてるんじゃないの?」という疑いも多少はありますからね。
補足
何度も詳細な回答をいただき深く感謝いたします。 私はWeb制作のプロでもなく、いわゆるプログラマーでもありませんが、以前AccessやVBもしくはVBAでデータ分析や帳票作成などをしばらくやっていたことがあります。 そのときは固定給でしたので、会社全体で使用するような(ソフトハウスに発注すると600万円と言われた)どんなにすばらしいものを作っても、給料は増えず落ち込んだ経験があります(笑)。 このような私ですので、どちらかといえば制作側に近く、気持ちも理解できるのですが、ことWebサイトに関してはほとんど素人です。 最近「IT」という言葉は以前ほど聞かなくなり、ブームのピークは多少越えた感はありますが、それでも衰退するわけではなくこれからもずっと成長していく業種だと思います。 私が疑問に感じたのは、Web制作会社が顧客の獲得、拡大を考える時、新規の顧客に対してまだまだ敷居を高く設定しているような気がするのです。 「私たちにお任せください。必ずやすばらしいものをご提供いたします!」と言われても、素人はなかなか判断できないものなんですよ。 例えば室内リフォームの場合、どの業者を選択するかは、仕事内容、価格、噂など多くの判断材料がありますよね。 これと比べていただいて、Web制作会社の選定が難しいのです。 その大きな原因が、私の質問した「相場がわからない」という点にあると思うのです。 大きな制作会社であれば小さな仕事などしないと思いますが、もっとわかりやすい価格設定を取り入れることも、素人の新規顧客獲得には必要かもしれないのではないでしょうか。 前にも書きましたが、あるWebページを示して、「これを作って頂くにはいくらかかりますか?」という質問に答えていただければ、最もわかりやすいのです。 また、幾たびのご回答内容は私にもわかりますが、これらは当然途中で変化しやすいものですよね。 ソフトやWebサイトの発注はオーダーですので時間がかかったり費用がかさむのは理解できますが、それには「何の相場もない」のか「ある程度の相場がある」のかが知りたいのです。