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困ってます!!~寺山修司さんについて~ お願いします。。

mad-petaの回答

  • mad-peta
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回答No.6

寺山修司の歌集『田園に死す』が粟津潔装幀で出版されたころ、彼はネフローゼが癒えぬまま病院を出ています。 「ベッドの上で何も出来ないで5年生きるのなら、仕事をして2年で死んだ方がいい」という言葉を吐いたのもこの頃でした。 彼は、病院のベッドの上で、乱読と言うに相応しく多くの本を読んでいました。 ジェームズジョイスやポッカチオなどが私の記憶に残っています。 普通ですと彼のような病気では、体力も消耗して分厚い書物や、登場人物が活動的な読み物などは読む気力も失われる傾向にあります。 寺山修司は、短歌研究新人賞を受賞し、『われに5月を』『はだしの恋唄』などナイーブな作品集を処女出版し、世に出ますが、『空には本』『血と麦』と行動的な人間に変貌して行きます。 そこで出したのが(粟津潔と組んだ)『田園に死す』です。 さらに、散文集『書を捨てよ街へ出よう』で(横尾忠則)との出会いがあります。ファイティング原田や長島茂雄ら一流のスポーツマンと交流しています。 彼の、行動的な創作活動が『劇団天井桟敷』なってついに表出します。 ====しかしです。===== 彼の体力はますます病魔に蝕まれていましたが、気力がそれを越えて創作に打ち込まれて行きました。 そういう、一般人では計り知れない状況下での創作活動への意欲が、彼の生い立ちや、生き様の上に、焦りのようにもなって現れ、生み出される作品に、我々は感銘を受けているとしか私にはお答えしようがありません。 病床にうなされていたときに見た夢のような世界を詠んだ歌というような俗な見方もしたくはありません。 こういう優れた短歌や詩に、注釈は必要がないように思います。

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