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寺山修司の歌について
寺山修司の短歌の「森駈けてきてほてりたるわが頬をうずめんとするに紫陽花くらし」というものの解釈を教えて欲しいです。特に紫陽花くらしの部分に含まれている意味あいについてをくわしくお願いします。
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- fushigichan
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回答No.1
sayonarabusさん、こんにちは。 >「森駈けてきてほてりたるわが頬をうずめんとするに紫陽花くらし」 いい詩ですね。 森を駆けてきて、頬が紅潮してほてっている。 それを、沈めようとして紫陽花に顔をうずめようとしたのに、 紫陽花はくらかった、という意味ですよね。 この「うずめんとするに」の「に」は接続助詞で ・・・しようとしたところ、・・・としたところが、の意味です。 http://www2u.biglobe.ne.jp/~gln/88/8801/88013301.htm 紫陽花くらし、とはどういうことでしょうか。 下の参考URLでも書かれているように、どうももう一つ元気がない様子を表しているんだと思います。 ほてったほほを、しずめようと紫陽花に顔をうずめようとしたのに、 どうも紫陽花はもう一つ元気がなかった(のでうずめられなかったよ) という感じじゃないでしょうか。 http://homepage2.nifty.com/tomonoh/tushin99-2.htm 寺山修二は、短歌を日本古来の重々しい伝統の息苦しさから解放し、軽やかな口笛のように口ずさめる自由な歌にしようとしたということです。 素敵な詩ですね。 http://www.zenbunka.or.jp/03_magazine/zenbunka/saeki/173.htm