• ベストアンサー

なぜ前払費用は1年基準?

表示科目での話ですが、経過勘定項目のうち、前払費用だけは1年基準が適用され長期前払費用という勘定がありますが、他の未収収益、未払費用、前受収益は科目の性質により流動資産、流動負債となり長期○○とはならないようです。 なぜだか解りません。 疑問点 (1)なぜ前払費用だけが1年基準なのか? (2)他の経過勘定項目は、「科目の性質により」流動と なるようですが、科目の性質とはどういう意味なの でしょうか。正常営業循環基準により流動となって いるのでしょうか。 以上、どなたかご存知の方がおられましたら教えてくださいませ。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

企業の情報開示上の理由からです。 前払費用以外の経過勘定項目は「費用の未払い」や「収益の前受け」など、企業にとってあまりプラスでない情報なのです。なので、翌期首に再振替仕訳が入るという科目の性質から、1年基準を適用せずに全額流動項目とします。 しかし、前払費用は投資家に「翌期以降に払えばいい費用を当期中に支払ってるよ」という企業の財務健全性をアピールすることができる項目です。 ここで、1年基準を適用せずに全額流動項目とすると、2年先の費用の前払いも流動項目(1年以内分の前払い)となってしまいます。そこで、投資家により詳しい情報を提供するためにわざわざ1年基準を適用して、1年以内分の前払費用と1年超の前払費用とを区別して、投資家に対して企業の財務健全性をよりアピールしようとしているからです。

boki7
質問者

お礼

前払費用が1年基準なのはわかりました。それ以外の経過勘定項目は翌期首に再振替仕訳を行いすぐになくなるので、全て流動とするのですね。しかし、前受け収益は2年先の収益を前受けすることもあるのでは?また、「費用の未払い」や「収益の前受け」など、企業にとってあまりプラスでない情報だからという理由で全額流動とすることはおかしいのではないでしょうか?どうかご返答宜しくお願いいたします。

boki7
質問者

補足

前払費用が1年基準なのはわかりました。それ以外の経過勘定項目は翌期首に再振替仕訳を行いすぐになくなるので、全て流動とするのですね。しかし、前受け収益は2年先の収益を前受けすることもあるのでは?また、「費用の未払い」や「収益の前受け」など、企業にとってあまりプラスでない情報だからという理由で全額流動とすることはおかしいのではないでしょうか?どうかご返答宜しくお願いいたします。

その他の回答 (2)

回答No.3

財務諸表規則では、長期金銭債権等は当初「投資その他の資産」に計上し、1年未満となった場合「流動資産」に振替える。計算書規則では1年未満となっても「投資その他の資産」に計上したまま処理します。 ただ、10年以上前に指摘した処理なので、財務諸表規則、計算書規則を確認願います。

noname#77757
noname#77757
回答No.2

 なるほどと思いました。簡単に述べると、前払費用は、保険料をまとめて先払いしたような場合、その決算期内に相当する分は、費用とする。流動資産として扱う。  長期前払費用の場合固定資産としてのものだから1年を超えることになります。不動産地方税。償却資産税。都市計画税。自動車税。など損金経理すべき税金が含むからだと云うことになります。  

関連するQ&A

専門家に質問してみよう