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ISOを取得する事の意味は?
以前ほどのブームはありませんが、Iso取得のメリットってなんなのでしょうか?検索などすると ・国際的に認められる ・銀行などからお金が借りやすくなる ・株価が安定する などとありますが、これらは別にIsoを取得しなければ出来ない事じゃありません。Isoを取らないと出来ない事ってあるのでしょうか? 私自身Iso取得に全く持ってメリットを感じず、むしろ取得にかかる出費、維持コストなどデメリットしか感じないのですがどうなんでしょうか?
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- 0529tsuchiya
- ベストアンサー率0% (0/1)
ISO認証取得三年目の新米品質保証担当者です。 ISOは本質を見誤なければ有効な経営改善ツールになります。 顧客満足・会社の継続的改善を目的にし、『問題』を顕在化し、解決する為のツールです。 ISOを活かすか殺すかは、社長の方針が一つの大きな分岐点にもなります。 方針が『ISOは認証取得が目的だ』というのであればすぐに形骸化し、業務の重荷になることでしょう。 『ISO維持費を回収出来るくらいの改善をしていこう』というのであれば、PDCAが上手く回り、問題が顕在化し、 解決し、ムダが減るという良好な改善スパイラルに乗って行けることでしょう。 ISOはそれ自体何もしてくれません。また、ISOは使う人(会社)を選びます。 使う人によってはなまくらにも名刀にも化けます。 三年目にしてやっとたどり着いた見解ですが、なかなか思い通りに人は動いてくれませんね。
- m0986
- ベストアンサー率100% (1/1)
私はISOコンサルの松元と申します(http://www.mjb.jp) ISOの取得のメリットは,その事業の形態によって直接関係して分かる場合と間接的な関わりしかないために そのISO取得について意見,お考えの違いが多くあります。 ISOの取得の必要性(メリット)については,いろいろなことがホームページに書かれています。 まずあなたの会社でISOを取得する必要性を考えてみて下さい。 上位からの要求 例えば,1)建設業界の入札等の受注からの必要性 2)メーカーからの取引条件(二次監査の要求) 等 それ以外に 3)車の輸出のためのの検査機関の運営(http://www.mjb.jp/17020/) 4)試験所の運営(http://www.mjb.jp/17025/) また 5)自社の組織の活性化,整備のため、社員教育のため いろいろ避けて通れない必要性があります。 きっとISOの取得についてそのメリットについて期待しすぎていらっしゃるのかもしれません。 情報の氾濫で。 自社の経営方針でISOの取得の必要性を考えてみて下さい。
- 参考URL:
- http://wwww.mjb.jp/
なんだか、いつまで質問を開いているのかと呆れますが‥。 回答者の方々が一番見えていないISO標準規格を取得するメリットを履き違えているようなので、改めて追記させて頂こうと思います。 因みに、大手電機メーカーのある部門のISO取得の担当をしておりました者です。 例えばISO9001を取り上げてシンプルに言いますが、ISO規格とはむしろ品質システム(マネジメント)の構築作業そのものに最大の価値があるのです。 多くの企業(ISOは業種を問いません)でISO取得に向けて準備を行う、又は、実際にマネジメントを日々実現してく為に、業務一つ一つに標準書・作業指導書なる文書(及び方法論)を準備してトレース出来るようにする事から始まります。更には業務が改善されて行く、また変わった場合にも、訂正を行なって行くその日々の繰り返しである訳です。勿論、定期的(形の上では不定期的な)機関の審査・内部審査も義務付けされています。 これが、殆どそこに携わる社員自身で行う煩わしい作業となる事はよく実感されて来たと思います。つまり、それだけ形に出来ない作業方法や、大きく言えば曖昧な作業をして来た職場であった証拠と言えます。 言葉で物や作業の 『 品質 』 などと言いますが、それを体系的に説明できる現場の社員はほとんど居ません。それもやはり曖昧な姿勢で仕事をしている証拠です。 改めて言いますが、ISO(とあえて代表して言いますが)はISOを取って売上に繋げる事が本当の目的では無いのです。株主だろうか、顧客だろうが、そんな相手に向けたメッセージがISOの本当の取得の価値ではないのです。 ISOの品質システムを深く読んだ事がある方、また実際に標準書を照らし合わせて作業のトレースをしながら文書を準備した人‥。各々の方々に後から実感できる事は、公正たる作業、根拠がある行動(作業)、それが部門の目標に確かに繋がる事に気づかれると思いますが、如何でしょうか? つまり、自分の会社のあらゆる作業の無駄の排除・安全の確保・何に対しては色々ありますが、明確に根拠(目的)が存在する作業に整理されて行く事が、最後には見える事になります。 それが品質を秘めた作業であり、成果物を効果的に生む為の作業体系なのです。それが品質システム(品質マネメント)を獲得する本当の目的であり、その会社の財産だという事なのです。 何を隠そう、その会社や社員が最も恩恵を受ける事になる‥という事実に気づいて欲しいものです。 そして、国際標準規格ISOとは、その体系をマクロからミクロに至る全てにおいて認める国際機関という権威組織であり、それを諸外国が採用しているだけの話しです。 多くの人がここを完全に履き違えている。 ISOを取るために”こんな面倒な事をしなければいけない”と思う。それを心から思っているなら無能でその会社に必要の無い社員です。 会社(職場)を本当に効率的に、高品質にしたいと思って就業しようとするなら、必然的に品質システム(マネジメント)の体系を目指す事が自然なはずなのです。 だーれもそんな事を回答しない。解っちゃいないんだな。
- arahig9ah4
- ベストアンサー率31% (31/98)
ISOを取得した企業(団体)は、少なくともISOに関する「ことば」は知っています。しかし、ISOを取得した企業が優良なことは、保証されませんし、取得しなくても優良な企業は沢山あります。ISOのがんは企業主が費用を支払っているので、事業主に甘い審査方法になる傾向があると思います。石頭みたいな官僚的な審査員でも当たったら良くなるところかメチャメチャになりますよ。ISOも何か頑固なところがあります。しかし、企業も何らかの標準化は必要です。ISOのテキストを取り寄せそれを参考にして良いところだけを採用されては、どうですか。本当の審査員はお客様です。高いお金を使われるなら、ISOの審査員に頼むより、お客様(顧客)満足調査を大々的に行われてそれを参考になさってはどうですか。(勿論ISOにも顧客満足度調査はありますよ。)
僕の勤めていた会社ではISOが必要でした。 理由としては、海外向けの電化製品造っていた関係で、ないと海外向け製品は製造出来ません。 国内向けも造っていましたが、数は少なかったです。 仕事を発注するメーカーでもその取得を必須としているのです。 電化製品を造っている会社の場合には、ほぼ必須でしょう。他にも、カメラメーカーも必要でしょう。 輸出品を扱うメーカーは、必須です。 あと、他のいろいろな規格があるので、それぞれの規格を取得する場合にもISOがあると容易だと思います。
- nacam
- ベストアンサー率36% (1238/3398)
一時期公共事業の入札の場合、一定以上の規模の場合、ISOを必要としていました。 そのため、建築会社などでは、ムリをしてISOを取得した所が、かなりあります。 ただ、最近の規制緩和で、あまり重要視されなくなってきてはいるようです。
お礼
結局はそうですよね。 ISO取らなくてもそれ以上の事をやってる会社もありますし、取っても取ったとは思えない会社もありますし。 無闇やたらに入れたら上手く回っていた会社が駄目になった事もあるみたいですし。
- moto21
- ベストアンサー率27% (43/159)
すべての会社にあてはまるわけではないですが・・・ 急成長+合併で組織がまともに機能しない状況でISO9000を取る事になりました。それまでは会議は声の大きい方が通ったり、部署の責任者は他部署を非難して保身が目立っていました。外部の監査が入るので変なごり押しができなくなり、他部署との連携も必要になり、職務の責任範囲が明確化されました。審査に合格という同じ目的があり少し問題が改善されとおもいます。(それがすべてではないですが) 個人の資格試験と同じで履歴書に書くだけなら学費のムダが多いですがそれを実務に生かせるなら問題ないと思います。会社のトップがどれだけ理解しているかが重要ですね。
お礼
>審査に合格という同じ目的があり少し問題が改善された >会社のトップがどれだけ理解しているか なるほどこれは意外な視点でした。しかしながらこれも本来は出来ているべき事が出来てないから、ですよね・・・。会社目標と個人目標をしっかりと設置出来る経営層がいればOKなんですね。
- kurolon
- ベストアンサー率30% (102/331)
公共事業の入札資格に“ISO取得済みであること”なんて書いてあることが多いらしくて、それで取得することにした会社は多い、と聞いています。 自分の会社は真っ当に“業務改善ツール”として考えるようにしていて、結構成果を上げています。これまで、当たり前のことが出来ていなかったからなんですけどね。きちんとした会社なら不要と思います。 ISO取得しているからちゃんとしている、信頼できる、とも考えません。某自動車の品質保証が良い例でしょう。 コンサルティング会社に丸投げしてそこの云うとおりにしてしまうと出費はばかにならないですが、そういうところに頼らないで自分たちで工夫すれば取得費用や維持費用は抑えられますよ。
お礼
>ISO取得済みであること”なんて書いてあることが多いらしくて、それで取得することにした会社は多い これはどうなんでしょう。今のISOルールを見ている限り取得した企業毎でも相当違う様ですし、余り有効な指標になるようには思えないですね・・・。飽くまで最低ラインが決まる程度の事なので・・・。 >自分たちで工夫すれば取得費用や維持費用は抑えられますよ。 逆にやっていればISO取得の為にお金を払う意味はないような気がします。
- WillDesignWorks
- ベストアンサー率36% (1407/3901)
ISO:9001の場合 業務の効率化・ルール化・文書化 無理ムダの排除 社員モチベーション向上 顧客満足向上 売上げ向上 業績アップ 業績が上がれば給与も上げられる 社員のモチベーションも上がる 効率化も進む 新しい事業・技術開発への投資 さらなる顧客満足向上 ...というサイクルが回ればいいのですが、質問者の方が言うように「取得のための取得」になって維持費や社員への負担ばかり増えてしまうケースもあるようです。
お礼
ISO取得後のアンケートで問題点が改善されたかという回答に対して70%が「良くならなかった」だそうです・・・。 そんな良くならない規格にそうのであれば人道的に配慮した自分たちに会社にあった運営をした方がよっぽどメリットありますね。
- pom-juice
- ベストアンサー率14% (7/48)
ISOって、日本語で言うと国際標準規格ですよね。 仕事内容にも拠るとと思うけど、沢山の企業が日本だけでなく、世界中の国と輸出/輸入などの取引をしてます。そうした場合、国際的な基準でもって品質を確認しないと、取引にリスクが生じます。あなたが社長の場合、それでも取引を続けますか???どう考えても出来の悪い品物が届いたとします。相手国ではそれが標準だと言われたら、文句の言いようがありません。でもISOに従っていれば、文句が言い易いですね。そういう事です。リスクの少ない企業体質であれば、当然銀行からの融資を受け易くなるし、株価も安定してきます。
お礼
>国際的な基準でもって品質を確認 確認をするというよりも確認しなくて良い様にする、という事ですね。 >ISOに従っていれば、文句が言い易い これは面白いですね(笑) ただ結局の所利益を生むというよりは今ある利益を確保する為に必要な感じですね。
お礼
結局はこういった「利益を減らさない為の資格」なのでしょかね。ISOを取ったからといっても何か利益が増える訳ではないのですね・・・。 やはりISO取得はROIが非常に少ないものなんですかね・・・。