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引張強度及び許容引張応力と安全率について

tetujin3の回答

  • tetujin3
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回答No.1

>でも引張強度と降伏強度(σy)の関係って具体的にはどういうものなのでしょう? 降伏強度(σy)=許容引張応力ではないですよね? 降伏強度(σy)=温度に対する引張強度? あれ? 金属材料は、大きな応力が加えられると塑性変形します。塑性変形の開始点を弾性(比例)限界と呼び、加える応力を次第に増やしていき降伏応力に達すると、塑性変形が始まります。さらに応力を増していき、特定の強さに達するとくびれが発生して破断に向かいます。このくびれが発生する前の最大応力値を引張強度(破断強度)と呼びます。 また、許容応力は以下の関係があります。(引張強度ではなく、降伏強度であることに注意してください) σb:降伏強度[N/mm2] σt:許容応力[N/mm2] (σt=σb/安全率α) ご質問にあるHP(http://www.ssba.or.jp/)によれば、たとえばSUS304の降伏強度は300N/mm2ですから、安全係数を1.2とすると250N/mm2が許容応力となります。 一般に、金属材料は温度を上げると材料強度は低下する傾向があります。 したがって、常温での許容応力を高温での破断強度(引張強度)で割っても、出てくる数字には何の意味もありません。もし、特定の温度での許容応力を求めるのなら、その温度における降伏強度を調べることが必要です。

noname#116887
質問者

お礼

お礼が遅くなり誠に申し訳ありません。 「許容応力を高温での破断強度(引張強度)で割っても、出てくる数字には何の意味もありません」そうですね。よくわかりました。気をつけます。

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