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困っています

葬儀について質問がございます。全く初めてのことで分からないことだらけです。アドバイスを頂けたら助かります。 今考えている父の葬儀が、通夜、葬式なしの火葬のみです。火葬のときにお経を読んでもらいたいと思っています。 (1)父は浄土宗です。一般的に浄土宗の葬儀は枕教→通夜→葬儀→火葬場→初七日と計5回のお経が行われると聞きました。こういうお経はどれかを省いたりすることは可能なのでしょうか? やはり一通りやらないと意味がないとか・・。 私達の場合は基本的に火葬のときのみでいいのですが・・ (2)あとお経を読んでもらうとき、浄土宗は一般的に値段が高いと聞きました(上記のような一通りのお経の場合、お寺へのお布施は一般的に35万から40万ぐらいと聞きました)。 金額的なこともあってある葬儀社に少しお話を聞いたところ、宗教にこだわらなければ他の宗派のお経を読むことも出来るとききました。 違う宗教のお経を読んでもらうことは結構あることでしょうか? この葬儀社の方の話では、金銭的な問題や特に宗教にこだわらない方の場合など、違う宗教のお経を読むことはよくあると言っていましたが・・ 違う宗教のお経を読むとなにか死者に対して良くないとか成仏できないとか変なことを考えてしまいます。  アドバイスを頂ければ助かります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • amida3
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回答No.1

浄土系(浄土真宗)の坊さんです。 前回もほぼ同じようなことをご質問されていると思います。 先ず最初に「浄土宗は一般的に値段が高い」ということは断じてありません。その情報は明らかに間違っております。昔の士農工商の身分制度からしても、身分の高い方が属していた割合は、天台さんや真言さんの方が多く、浄土系に属する宗派は一般庶民が多かったはずです。 寺院維持費が高く、且つ負担する人数が少なければ、1人当たりの負担金が高くなるという道理なだけです。 先に私が紹介した例でも、浄土宗さんで火葬場のみの火屋読経で3万円~5万円程度からですし、釜前と収骨までいても、高くても10万円です。私の周辺の浄土宗さんの僧侶でもそのくらいから受けています。(もちろん檀家以外は受けない決まりの寺院もあります。) それと、納骨場所の件の記載が無いので何ともいえませんが、坊さんに用があるのでしたら坊さんに頼めばよいだけで、寺院に頼む必要は無いわけです。(違いはわかりますか?) 地元の仏教会や、浄土宗の地元の教区や教区青年会に直接相談されれば、誰かすぐに手をあげてくれますよ。 そもそも、寺院や僧侶のことを葬儀社さんに相談するのが間違っているんです。多くは自社と付き合っているというか提携しているようなところが2~3あるだけか、一括して派遣会社・手配会社に依頼ですから、一般的な寺院・僧侶の情報は持ち合わせていません。 ご自身で電話帳や寺院検索等http://www.otera.co.jp/tera_s.php で、地元の寺院さんに相談をなさいましたか?ココで聞いても見つかりませんよ。 (2)については、海外で亡くなったときとかで海外の仏教会に自己の属する宗派さんが無い時には例はあります。日本でも宗派に片寄りのある地域では、例えば浄土宗さんが無いので、同じ浄土系の浄土真宗や時宗さんに代理をお願いするケースはありえます。同じお経を用いているからです。 ただ、まったく異なる宗派の方が他の宗派のお経を読むことはあり得ません。(普通に考えてください。自己の属する教えを説く宗教家が他の教えを説くなどありえないでしょ。それでは宗教家である僧侶ではありません。) 何宗でもフリガナが振ってあれば僧侶でなくても読めば読めます。ただ、それをするのは僧侶ではなく、いわゆる拝み屋さんといわれる器用な方です。きびしい言い方ですが、お坊さんらしいの格好をした方がBGMのように何か読んでくれれば満足なのでしたら、それでも良いでしょう。 私は、宗教家ですから、当然にそのようなことは否定しますし、宗教行事である以上自己の属する宗派のお経しか読むことはありません。 > 葬儀社の方の話では、金銭的な問題や特に宗教にこだ > わらない方の場合など、違う宗教のお経を読むことは > よくあると言っていましたが・・  平たく言えば、「私の知っている人で、お金さえ貰えばなんでもありという人がいますよ。その人にしませんか」と聞こえるのですが・・・ 代々浄土宗さんなのでしたら、代々阿弥陀仏の浄土に生まれ仏の仲間入りをしています。最低限、お念仏「南無阿弥陀仏」の教えの宗派でなければ、同じ浄土に生まれるという意味は見出せません。「南無阿弥陀仏」以外では困るでしょう。場合によっては、坊さんにこだわらず、ご自身で「南無阿弥陀仏」とお念仏するだけでも良いのですし、ご自身でここで http://www.jodo.or.jp/virtual/okyou/index.html 練習して「四誓偈」、「十念」「総回向偈」を釜前でお勤めしてください。そのほうが悩みが解消されると思います。

その他の回答 (2)

回答No.3

葬儀屋です。 お布施が高いという話はNo1さんが解説されているように間違っている情報です。 場所にもよるのでしょうが、当社では火葬だけのお客様も多いです。理由は金銭的なことが1番ですが、お亡くなりになった方の意志というのもあります。 この場合は、火葬場での式も可能です。 また、お亡くなりになった方は、神道なのに遺族の方が仏教で式が仏教式ということも少なくありません。 葬儀社もいろいろありますから、何件か相談してみると良いですよ。

  • les-min
  • ベストアンサー率41% (269/644)
回答No.2

こんにちは。。  以前にも回答した者です。いろいろお考えのようで・・・  お戒名はどうされるおつもりなのでしょう?それによってアドバイスできる内容が異なってくると思いますが。  可能な限り費用を抑えるという観点から、お話しするならば、戒名なしの場合、ご相談のようなケースでは、お寺さんをお願いする必要性は、必ずしもないのではないかと思います。しかしこの場合、その後もお寺さんを依頼しないままならば、後々のお祀り事もお寺さんなしでお祀りすることになります。  お戒名を授かる場合は、そのお寺さんに事情をお話しし、最低限どれだけの儀式が必要か相談すればよいと思います。確かに昨今、直葬などと呼ばれる斎場での葬儀は見られるようになりましたが、お戒名を授かる場合、自分が見た限りでは、お寺さんは斎場のみのお勤めでも単にお経を読むだけでなく、葬儀の作法はされていますね。個人的には、お戒名を授かる場合は、斎場でのお勤めだけでなく、一番最初の枕経もお勤めいただいた方がいいかな、と思いました。  (2)は、「自分の宗派は浄土宗だけれども、他の宗派の作法やお経でお勤めしていただいても良いか?」という趣旨だと思うのですが、「よくある」とまでは言わないまでも、ない訳ではありません。  引越しや仕事の関係で来られた方にご不幸があり、お勤めしてもらいたい宗派のお寺がなく出身地も遠い、というケースがほとんどですが、自分が関わった中にも、便宜的に他の宗派の作法で葬儀を行うことはありました。  その場合、「改宗しないなら、後々のことがあるから、面倒でも戒名(法名・法号)は出身地のお寺さんで、もともとの宗旨のものをいただいた方がよい」とアドバイスしています。でないと、後で戒名をつけ直すなどの余計な手間がかかり、かえって費用がかかる恐れがありますので。  あと、実際にお勤めいただくお寺さんにも理解を得る必要はありますね。  #1のお寺さんがご回答されているように、釜前にしろどこにしろ、葬送の場で、単にお経を唱えてほしい、というだけでは、確かにBGMと変わらない、と思います。  まず、一切の儀式を省くか、必要最小限のお勤めをいただくかをお考えいただければと思います。  こういう現状に対する賛否はあるでしょうが、仏式のお祀りは、今のところ「乗るか乗らざるか」の選択を迫られる、というのは確かですね。では。      

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