• 締切済み

国内の借金は問題ないの?

 よく日本の公的債務は国内の借金であるから心配ないという経済学者の説を聞きます。対外純資産は世界一だから問題ないともいわれています。本当にこのまま公的債務が増えても問題ないんでしょうか?   第二次大戦後、たまりにたまった国債を預金封鎖で乗りきりインフレ率100倍以上で何とか収束しました。この程度は問題ではないと言う意味なのでしょうか?    それともドルベースで純資産は増えているが、円ベースでは名目的資産は増えているが、一円単位あたりの価値は毎年目減りしていると考えていいのでしょうか?    どなたか意見や、考え方、知識、問題点、改善すべき道など、教えてください。

みんなの回答

回答No.3

日本は19年連続の世界最大債権国とのことです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E5%A4%96%E8%B3%87%E7%94%A3%E8%B2%A0%E5%82%B5%E6%AE%8B%E9%AB%98 つまり、外国に多額のお金を貸しているが、借金はほとんどないということです。莫大な債務(主に国債)は、ほとんど国内の金融機関などが購入しています。そして、そのお金は我々国民の預貯金とか、保険、年金、退職金などから出ています。だから、日本国は、国民から借金しているわけです。もし、借金を無くしたかったら、増税して、どんどん取り立て、取り立てたお金をそのまま返せばよい(与謝野さんですね)。あるいは、インフラにすれば貨幣価値が下がりますので、借金も減る。預金封鎖ですか、良いですねぇ(笑)。徳政令とか、デノミをやればあっという間に借金は吹っ飛びます。国民は怒りまくり、大騒ぎになりますが、日本人のことだから暴動にはならないかも? これが、もし、借金を外国にしていたとすれば、返せなくなったときが、国の破綻となります。通貨の信用が無くなくなり、無限安となります。ハイパーインフレですね。 いずれにしても、借金があるのに、問題がないということはありません。対外的な問題があるかないかの違いでしょうか。 日本の資産は、円高になればそれだけで増えますが、米国はドルを刷りまくっていています。それに対し日本のマネーサプライはほとんど増えていません。したがって1ドル100円の時、ドルの供給量を倍にすれば、1ドル50円になるべきです。しかし、それほどは円高になっていません。ですから、対ドルでは日本の資産は、どんどん目減りしているといえます。 また、ドルは、どんどん値下がりをしています。ちょっと前に100円だったのに今日は、80円を切っています。ドルの価値が2割減ったということです。日本が多量に保有する米国債はドル建てですので、その価値もどんどん目減りしています。まあ、本当かどうかわかりませんが、日本が保有する米国債は、ドル建てのままで、償還もしないという政府間密約があるという噂があります。日本は米国の属国なんですね。 ところで、そろそろドルが吹っ飛ぶという噂がありますね。その日は近いのかもしれません。怖いですね。

  • j-m
  • ベストアンサー率31% (37/117)
回答No.2

大方の精密工業品分野で日本国内の生産設備がフル稼働すると世界需要の7割は軽く充たしてしまうらしいです。世界中の生産設備を無意味に廃棄しない限りインフレなんて”夢”です。慢性的な供給過剰世界で真に恐ろしいのはデフレなのです。出来るものならしてみたいのがインフレなのです。

参考URL:
http://www.adpweb.com/eco/eco361.html
  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.1

 公的債務が増えても、日本の場合は国内の資金で賄われているので、対外的(為替レート等)には問題がありません。これは、短期的な資金の出入りや投機筋の攻撃に対しての脆弱性に影響を与えない、という程度の意味です。  他国からの債務がふくらんで投機筋からの攻撃に非常に脆弱になった例として、アジア通貨危機などがあります。この時は公的債務ではなく銀行の短期借入ですが、原理的には全く同じです。  しかし対内的には様々な問題が起こります。特に大きいのは、同じ税収でも国債の償還(利子支払い)が増えるので、公的なサービスに回されるお金が減るということです。現在でもじりじりと削られていますが、今後さらに重税・低サービス化が進む可能性があります。そうなることが予想できれば、何かあったときのために貯蓄を増やすため、結果的に消費が減ってしまいますのでGDPなども減ることになります。この他にも、貸し手である銀行への影響などもあります。 > 第二次大戦後、...インフレ率100倍以上で何とか収束しました。  この時のインフレは、預金封鎖前(闇価格であれば戦争中から)に起こっています。インフレを収めるために預金封鎖を行ったのであって、国債を償還するために預金封鎖とインフレを用いたわけではありません。因みに、戦争によって生産が落ち込んだ事による供給不足がこの時のインフレの原因だと思います。

noname#12017
質問者

お礼

ありがとうございます。    私の記憶ではインフレが4倍くらいになったときにインフレ収束のために預金封鎖を行ったが止まらず、最終的に100倍くらいでおさまったというイメージなのですが。 知り合いの祖母が貯金をおろしに行ったら戦前家一軒買えたお金がほとんどおこずかいていどになり、涙が止まらなかったという経験をしています。    今現在は供給不足はないでしょうからインフレはないと思っていいのでしょうか?それとも国債を買う余力が国民になくなって、未達の状態が慢性化して金利が急騰し、インフレが起きるのでしょうか? 理屈では未達にならないように日銀が買い支えればいいような気がしますが、古今東西、中央銀行が国債を買い支えた国はハイパーインフレで終わっているような気がします。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう