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キリスト教では全ての人類がアダムとイブの子孫ですか?

kigurumiの回答

  • kigurumi
  • ベストアンサー率35% (988/2761)
回答No.27

少しわかりました。 あくまでも原因の一つだと思いますが。 >一方で、”「キリスト教国家」になるのは、二〇世紀に入ってから”とあるし、 何故 宗教からの自由を求めた人たちで造られた国が、20世紀になってキリスト教国家になったのか。 例を挙げるとベトナム戦争が起こり、反戦運動が活発化しました。 人々は政府に対して拘束されることを嫌い、それまであったトラディショナルからの脱却を図り、自由な国アメリカではその運動が盛んになりました。 すると、いろんな方向性がでてきて統一できません。 若者はそれまで無作法とされた言葉に反旗を翻し、ファッションや思想の自由を主張しはじめました。 そこでいろいろな文化を生む事になりますが、代償は政府が国民を統一できなくなったこと。 そこで、福音派が聖書に帰れ」運動を展開しました。 イランも一時期 自由になりましたが、ホメイニ師の登場で、元の厳格で規律の厳しい社会に戻りましたよね。 この聖書主義 福音主義が起こり、キリスト教国家になったのではないかと思えるのです。 これを人々に広めるには敵が必要です。 狙われているという強迫観念が必要です。 政府が創り上げた幻に恐怖を覚えた人々に神の救済を説けば洗脳完了。 怯えて人々は政府にたよる。 政府の言うことを聞く。 政府こそ正義。 政府こそ神の言葉。 そういうすがってしまったため、政府がイラク攻撃というと「そうだそうだ」ってなったんじゃないかと。 敵なんかいないのに。

kobarero
質問者

お礼

そうそう、「見えざる国家」の話なんですが、「宗教からよむアメリカ」に書いてありますが、以下のURLに著者の森孝一の文書が載っています。ルソーの「社会契約論」の用語から派生したcivil religion in Americaの訳語だそうです。 http://theology.doshisha.ac.jp:8008/kmori/mori.nsf/0/818b7526b33b476149256c46004bb394 http://theology.doshisha.ac.jp:8008/kmori/mori.nsf/504ca249c786e20f85256284006da7ab/96c16e05108e532a49256ca7005f0f65?OpenDocument 「見えざる国家」の説明を読んでいると、なーんだフリーメイソンじゃんって思ってしまいます。 勝手な妄想かかせていただきました。

kobarero
質問者

補足

うーん.....うーん.....あーでもないこーでもない考え、以前読みかけの「宗教からよむアメリカ」をもう一度読み返すしてみて、例のファンダメンタリズムや「見えない国教」について考えたりして、また、「石の扉」を思い出してみて、結局どうもこの文章がしっくり来ないことに気づきました。 「アメリカ合衆国はキリスト教国家ではない。キリスト教国家になるのは、二〇世紀に入ってから。宗教からの自由を求めていたのだ。」 http://www.asyura.com/sora/bd19992/msg/671.html この文章の解釈なんですけど、「キリスト教国家ではないと」いう意味が、政教分離を憲法で定めているという意味なら正しいですが、多くのアメリカ人がキリスト教を信じない無宗教者だというなら実態に合わないように思います。「二〇世紀に入ってから...」も、今ひとつ根拠がはっきりしません。アメリカ人って独立以来多くの人が日曜日には教会に行って、大統領就任式には聖書に手を置いて宣誓をするというイメージが焼き付いていますが、これって先入観でしょうか?そうそうそれともう一つの背景は、ウェーバーとかいう学者が資本主義の発展にはプロテスタント精神が大きく貢献していたとか言ってませんでしたっけ? 「宗教からの自由を求めていたのだ」については、「宗教からよむアメリカ」に書いてあったことですが、ピューリタンは確かに英国国教会を批判していたわけですが、それは、宗教からの自由を求めていたのではなく、英国の腐った宗教では、純粋なプロテスタント化は無理だから自分たちで新しい国家を作ろうと考えていたというのですが、このほうが正しいような気がします。 ファンダメンタリズムについては、私は、何故今頃そんな時代錯誤な話が出て来るのかと思っていたのですが、これも「宗教からよむアメリカ」におもしろいことが書いてありました。もともとは、進化論論争ではなく、文明論争だったということです。すなわち、進化論に代表される弱肉強食思想が社会の主流になり、また、科学技術がアインシュタインのような一部の優秀な知識階級に支配されて、社会の底辺の人が段々疎外されていく。また、社会進化思想によりドイツのアーリヤ民族至上主義のようなものが出てきて、文明を破壊する。アメリカン・ドリームはそういうものになってはいかんという危機意識から出ているということです。 えーと、それでですね、何を言いたいかと言うと、以下のような仮説なんです。結局「石の扉」ショックで、またまた、フリーメイソンを持ち出します。 <仮説> 指導者は、基本的には理性的。宗教については、特定の宗教に偏るとかえって国内国外での対立の芽を産むから、ニュートラルであるべきだが、真面目に考えてやはり宗教的基盤が必要(特に多民族国家を統一する上で)。そのため、フリーメイソンに代表されるように、宗教は持つが、特定の宗教に偏らない(この立場は理神論に近い立場と思います)。これが、アメリカの指導者層の立場と考えます。一方、民衆は、抽象的な宗教では理解できない。具体的な人格をもったわかりやすい神が必要。それで、民衆は草の根的に建国以来ずっとキリスト教各派を中心とした宗教を持って来た。 で、ここからが、本論なんですが.....。建国当初は、フリーメイソン的啓蒙思想のリーダがしっかりしていて、また、ある意味、無私の精神も持っていたので、民衆宗教をキチンとコントロールできた。ところが段々、リーダ自身が本来の建国精神を忘れて、エスタブリッシュメントの維持に心が奪われるようになり、民衆の幸福と離反する部分が出来てきてしまった。このため、民衆側の宗教が表に出てくるようになった。 というような、メチャクチャな仮説ですが、何と言ったって「仮説」ですからご批判いただければ嬉しいです。 >そこでいろいろな文化を生む事になりますが、代償は政府が国民を統一できなくなったこと。 そこで、福音派が聖書に帰れ」運動を展開しました。 これは、そうなんだろうと思います。結局アメリカの指導者層が堕落した? >この聖書主義 福音主義が起こり、キリスト教国家になったのではないかと思えるのです。 これによってキリスト教国家になったというよりは、それまで、「見えざる国教」の影に隠れていたものが、「見えざる国教」の弱体化に伴い表面化したと考えてほうがよいのでは。 2000文字超えてシステムに文句言われましたので、残りは、「お礼」に書きます。(^_^;

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