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枕草子の特徴って?
ゆく河の流れは絶えずして・・から始まって外山の庵にしてこれをしるすで終わる方丈記を読んだんですが枕草子の特徴がよくわかりません。季語や書き方、筆者の心情など、詳しくお分かりになられる方がいらっしゃいましたら知識を是非教えてください。長い文章だとわかりやすいので出来たら詳しくお願いします。。
- guccisan
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本のことを「冊子」といいますが、"草子"の読みである「さうし」は、「冊子」に通じないことはありません。そして、枕草を漢文ぶうに読みくだすと、「草に枕す」となり、これは草を枕にして寝る気ままな旅を意味します。 だから清少納言は、旅人の気ままさで草々の事件を何でも書きとめ、枕草子となづけているわけ。気品に満ちた雑文ですから、そこには一貫した思想というものが示されなくて当然と思います。 清少納言の漢文に対する造詣の深さは、「高炉峰の雪」の一件で推し量れますね。
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- ponta-monaka
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『枕草子』は、簡単に言えば博識で機知に富んだ清少納言の、強気な性格がが表れた、情緒深いエッセイです。「をかしの文学」とも言われているように、その文体は明るさをもった趣深さがあり、かつ流麗です。他の方がおっしゃるように、この話には清少納言が女房として仕えていた中宮定子の存在が大きく、心から敬愛していたことがうかがえます。また、宮中にお仕えしている身であったからこそ書き得た、貴族生活の華やかさも反映した内容になっています。ただ、所々で自分の自慢話になることが多いような気がしますね。それもあって、『紫式部日記』で「清少納言は知ったかぶって…」などと痛烈な批判を浴びることになるのでしょう。それはさておき、私は清少納言の気ままさがよく表れている、読みやすくて格調高い文章だと思います。
- ituka67
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枕草子は随筆、筆者は清少納言一条天皇の正室、中宮(正室の意)定子に仕える女房(侍女)です。 随筆なので思うがままに書きなぐっています。 あれがかわいいい、あれはいや。この季節はこれが一番!等など・・・。 忘れてはいけないのは中宮定子の存在です。彼女は中宮定子に仕えることを誇りに思っていますので、中宮定子のことも多々書かれています。定子様にお褒めいただいたとか、定子様は素晴らしいとか、ちょっと自慢話っぽいです。 普通帝が最上級の敬語で使われるところ、彼女の文では中宮定子も最上級です。 そんな感じの文ですね。
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