介護保険関係のインフレについて

質問

介護保険が適用されて販売されるグッズやレンタルの価格なのですが、
個人負担はさておき、実際の価格はあまりに我々の常識的な尺度からすると
高すぎやしませんか？
例えばお風呂につけて、つかまる為の
プラスティックのハンドルが3万円、（個人負担は3000円）
腰当や小さいマットが（個人負担　300円/月）　実際は保険適用分で3000円/月ですね。
小さな腰当が一年使ったら3万円！

生産量もそこそこあるだろうし製造コストからいうと、あまりにも保険料の
無駄遣い、どうせ親方日の丸的な価格設定に思えてなりません、
現場で従事されている方には失礼ですが制度を食いつぶす、公共事業の土木工事と
ダブって見えます。
介護保険が要らないと言うのではなく、
同じ予算でもっと多くの要介護者にサービスができるのではないか？
と思うのですがいかがでしょうか？

実際に介護をされている方ですともっと事例はご存知のはず、教えてください。

回答No.3

kobakoba3 · ベストアンサー

かつて現場にいた者の実感ですが、

＞常識的な尺度からすると高すぎやしませんか？
　確かにそう思います。１割負担とはいえ、利用者さんの負担も考えるとそれでも高い。

＞生産量もそこそこあるだろうし製造コストからいうと、あまりにも保険料の無駄遣い
　ただし、納入して来る業者さんの様子を見ると、儲かってウハウハという感じでもなさそうなんですよね。
　利用者さんひとり一人に合わせての製造や、使用方法のレクチャーなど、製品そのものの製造コストよりも手間暇のかかる付加価値の部分が大きく、利用者さんからもその面での役割発揮が求められていますので「大手の大量生産で価格破壊がおこると、利用者さんに近い所で頑張る小規模事業者さんにとっては死活問題」という側面もあるように感じてます。
　介護用品市場そのものが新しい市場ですから、これから淘汰も進み「低価格・低付加価値の大量生産品」と「高価格・高付加価値、利用者さんの近くで頑張る業者さんの小規模生産品」とに別れていくことでしょうけど、ゆっくりとしかその変化も進まないと思います。また、変化を急がせて良心的な事業者さんまでつぶしてしまってはもったいない気もします。

＃介護用品よりも、大企業しか作れないような、医療用の検査機器や薬剤のほうが、実は割高です。似たようなものがまわりにないために、比較できないので関係者の間でも見過ごされています。

お礼

現場の経験による貴重なご意見をありがとうございます。

＞変化を急がせて良心的な事業者さんまでつぶしてしまってはもったいない気もします。

なるほど、しかし価格差を埋める事ができるゆえの高付加価値ではないかと思われます。
現状では介護を受ける立場より、雇用確保と景気浮揚策にウェイトが置かれている印象を受けますが、今後自由競争が進み値ごろ感が出てくればいいですね。

＞＃介護用品よりも、大企業しか作れないような、医療用の検査機器や薬剤のほうが、実は割高です。似たようなものがまわりにないために、比較できないので関係者の間でも見過ごされています。

知的所有権の問題は絡んできますね、定番の機器はジェネリック医薬品の様に安くはなるのでしょうけど、最新機器は高いでしょうね。

回答No.2

ipa222

医療もそうですね。
自己負担が少ないと、大幅に水増しすることで医者や業者が太る仕組みになっています。

義務教育費も同じです。
安っぽい教材など妙な物が意外な金額だったりします。

受益者に、費用負担が少ないと、そのように公務員と業者の金の取り合いがおこります。

社会保険庁も相当使い込んでいるようですね。

お礼

定番の業界とお役所の馴れ合いってことでしょうか、
ありがとうございました。

補足

現場の方からの問題提起はもちろん、そんなことないよ！こういう理由があって価格は正当だ！という回答も期待しています。

回答No.1

erkserve

まったくおっしゃるとおりです。

「公共事業の土木工事とダブって見えます。」

そうです。
だいたい世間相場の１０倍の値段になっていると考えてよいと思います。

お礼

ありがとうございます。
10倍はどうかわかりませんが、もっと競争の働く状況で多くの人に恩恵があればなあと考えてしまいます。
質問文で訂正、１年使ったら36000円ですね。