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プラトンのイデア論
dosukebeの回答
- dosukebe
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プラトン自身はイデア論という言葉は使っていません。後の世でプラトンのイデアについての思考をイデア論としていると思います。プラトンのイデア論を最も的確に理解するにはニーチェの著作やハイデガーの著作を読まれることが早道かと思います。 イデアの世界と現象の世界という2つの世界によって成り立っている。イデアの世界が真であり、現象の世界はそれの不完全なコピーに過ぎないという考えでしょう。これは中世のスコラ哲学では「天国とこの世」という風におきかえられていきますが、前述のニーチェはそのような世界観を完全と否定しています。(アンチクリスト/善悪の彼岸参照) 否定しているような著作物はその反面で良き理解者の書いているものともいえ参考になると思いますのでご一読ください。
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