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作業療法の評価法でvalpar法とESCROWを調べています。

こんにちは。作業療法学科の学生です。 Valpar法とESCROWについて、教科書に5行程度の説明文は記載されているのですが、それでは、評価表もありませんし、方法や結果の分析方法がわかりません。 誰か良い文献をご存知の方、早急なるお返事をお待ちしております。お願い致します。

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回答No.3

レーダーグラムを作る場合は、お気づきになられたとおり、外側のほうが尺度値が高くなります。 また、各項目の尺度の分割数(=スコアの段階。例えば1~7というように。)は同じ数でなければなりません。ある項目が1~3までの段階しかないのに別の項目では1~5まである、といったものではダメだ、ということですね。 ESCROWは、評価・測定法そのものというよりも、ある種の概念だととらえたほうが適切かもしれません。 おそらく勉強していると思うのですが、ADLやQOLを測定するFIMというものがありますよね? 実際のクライアントの様子を観察しながら、最低1から最高7までの7段階で評価・測定するものですが、ESCROWにおいては、このFIMの手法を応用することができますよ。 余談ですが、私の学生時代(臨床福祉心理学)の主専攻は心理測定・心理統計でした(^^;)。 PSW(精神保健福祉士/精神科ソーシャルワーカー)や臨床心理士をめざしていたのです。結果的には、あまり関係ない分野(障害児者福祉行政・障害者雇用支援)に進んでしまいました。おまけに、いまはさらに関係ない分野に転職してしまい、ただのサラリーマンです(笑)。 心理測定・心理統計には数学的な知識が非常に求められるので、根っからの文系人間にはきつかったです。 で、ESCROWやFIMもまさにこれと同じです。 評価項目についてはもちろん標準化されてはいますけれども、その人その人に応じてアレンジすることもあり、そのときに、心理測定・心理統計の考え方が役に立ちますよ。 ノンパラメトリック統計とか、カイ2乗検定とかの考え方を学んで、それによって評価項目や設問の標準化を考察したりしました。なつかしいですねぇ…。 閑話休題。 ESCROWについては、ほとんど文献らしい文献がないようです。 比較的新しい概念ですから、しかたがないのかもしれませんね。ただ、「FIMの拡張版である」ととらえることが可能ですから、適宜応用してゆくとよいと思います。 それでは。 あまりお役に立てなかったことと思いますが、どうぞこれからもより一層の勉学に励んで下さいね。応援しています。

shin-sio
質問者

お礼

いつもお礼を書こうと思っていたのですが、たいへん遅くなってしまいまして、本当に申し訳ありません!! 発表も無事終了し、ESCROWやValpar法についてクラスの皆に理解してもらえたかと思います!! 臨床福祉心理学科だったのですね☆ 私の彼氏は臨床心理学科を出て、今は回転寿司で働いております☆ 本当にありがとうございました!! レポートに追われ、爆発しそうになることもありますが、しっかり勉学に励んでいきます!!

その他の回答 (2)

回答No.2

続いて、ESCROW(エスクロー)について。 これは、リハビリテーションの効果を特に左右する以下の6要素を指します。 同時に、リハビリテーションの効果を測定するために加味する指標の一種でもあります。 ○ E:Environment  社会的環境、文化的環境、心理的・精神的環境 ○ S:Social Integration  社会的調整・統合(⇒学校・職場での理解度や受け入れ体制等) ○ C:Cluster Of Family Members  家族構成(⇒家庭環境、家族間の力関係も含む) ○ R:Resouces  社会資源(⇒福祉的な諸施策、医療、公的助成等の利用の可能性が拓けているか否か) ○ O:Outlook  予後、前途、将来的な見通し ○ W:Work Status  学歴、職歴、成育歴、生活歴、地位、身分  School Status および Retirement Status でもある これらの要素の詳細や評価法を知るためには、国際生活機能分類(ICF/国際障害分類改訂版)の内容を知ることが欠かせません。 ぜひ目を通していただきたいと思います。 「国際生活機能分類」あるいは「国際障害分類」をキーワードにしてYahoo!などで検索すると、たくさんの関連情報や書籍を入手できますよ。 ○ 国際生活機能分類 日本語版(厚生労働省) http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/08/h0805-1.html http://www.yadokarinosato.org/DATA-F/ICF.pdf ○ 作業療法とICF http://www.tcp-ip.or.jp/~kee/ot/0025.htm

shin-sio
質問者

お礼

ありがとうございます!! インターネットでESCROWを検索してもIT関連や宅配便の話ばかり出てきて困り果てていました。 ICFは大学で教わり、症例のICF分類などもしてみてはいたのですが、心身機能と身体構造の境目が曖昧でした。 今回、ハッキリしてスッキリしました☆ 「ESCROWを用いて得られた各項目の得点をもとに、レーダーグラムを作り、能力・問題表示が可能」と教科書にあるのですが、六角形を書いて、各項目の「1」が外側になるように等間隔に配置すれば良いのでしょうか??

shin-sio
質問者

補足

ごめんなさい。お礼の欄で「レーダーグラムは1が外側で等間隔でいいのか」というような追加質問をさせて頂いたのですが、普通は「4」などの大きい数値を外側にしますし、項目によって3までしかないものもあるので、等間隔にはしませんよね?! よく考えずに、失礼致しました。

回答No.1

Valpar 法については、以下の研究論文が非常に参考になると思います。 実際の測定方法等についても、詳細な記載があります。 ○ Valpar System 2000 による職務遂行能力の測定について (平成11年5月/日本障害者雇用促進協会 障害者職業総合センター 研究論文) http://www.nivr.jeed.or.jp/download/shiryou/shiryou20.pdf

shin-sio
質問者

お礼

ざっと目を通させて頂きました。 とても丁寧に分析されている資料で、これからもう一度しっかり読んでまとめたいと思います!! 今回、私たち大学の作業療法学科で使える評価表を編集しようという講師の提案で、授業の一環として行っています。 後輩達に残していけるような、しっかりした物を作っていければ良いと思います。 どうもありがとうございました。

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