• 締切済み

酸素プラズマ

酸素プラズマでアッシングしようとしたら、青紫のプラズマが発生しました(いつもは無色)原因は酸素ガスを注入していなかったため(?)です。 なぜ、青紫色になったか(真空度がいいと放電しにくいのではないのでしょうか?)。なぜ、ガス注入をしてからプラズマを起こさなくてはいけないのかが、わかりません。真空度は1Pa強でした。 ぜひ教えてください。

  • 科学
  • 回答数2
  • ありがとう数4

みんなの回答

  • First_Noel
  • ベストアンサー率31% (508/1597)
回答No.2

>なぜ、青紫色になったか 1Pa程度ですと,私の感覚では真空とは言い難いところですが, そのくらいだと空気が大量に残存していますので, その中で割合の多いのは窒素,そしてアルゴンも 僅かですが光りやすいので可能性はあります. で,窒素は青いと言うか青白いと言うか,な色になろうかと思います. これは窒素原子ではなく,窒素分子の回転・振動スペクトル(1st Positiveとか 2nd Negativeとか呼ばれます)の内,近紫外域前後のものが見えているためです. 一方アルゴンは,赤っぽいかピンク色かが顕著ですから,少し色が違いますね. だから窒素,特に窒素分子が青紫色に光っていると考えます. >なぜ、ガス注入をしてからプラズマを起こさなくてはいけないのか どういう形態でプラズマを作っていたのか不明ですが, 一般には,ガスがなければ「空打ち」のようになって, プラズマが出来にくいし,電極も傷みそう,でも酸素を使うのでどちらが 傷みやすいかは一概には言えないかも知れませんが.. 少なくとも,目的の原子種のプラズマを効率良く作ろうと思えば, 最初にガスを流し始めてから,それがつくように電圧・電流,又はマイクロ波パワーを 設定するのが望ましいです.

ka10ka10ka10
質問者

お礼

なるほど!そうですね。ガスを流してからプラズマを起こしてチューニングしたほうが、効率いいですね。 どうもありがとうございます。勉強になりました。

  • Massy57
  • ベストアンサー率39% (242/615)
回答No.1

残留している窒素のプラズマがたったのではないでしょうか。 1Paでたつかどうかはいささか疑問ですが。アルゴンも発光しているとは思いますが、量的な関係から窒素が主と思います。 真空度がよくなると、高いエネルギー状態へ励起された粒子が、別の粒子にエネルギーを渡せないため、持続的なプラズマがたたなくなるのではなかったでしょうか。詳しいことは忘れました。

ka10ka10ka10
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 表面の改質なのでそんなにエネルギーのいらないプロセスだから1Paなのかなと思います。 きっと窒素なのですね。

関連するQ&A

  • プラズマ洗浄について

    よろしくお願いします。 プラズマ洗浄について勉強しており、ネットにて調べてたのですが、微妙にニュアンスの違う解釈や説明があり分からないことが出てきたので以下に質問させていただいております。 1、 プラズマとは電極に高電圧をかけて放電を持続させた状態であり、且つ「電子と正イオンが同じ数で電気的に中性」な空間のことと認識してよいのでしょうか? 2、 プラズマ中(放電中?)はその空間が紫色に見えるのは正イオンの色と認識してよいのでしょうか? 3、 洗浄面は、「イオン」の衝突によってエネルギーをもらうことで活性化されると認識して用のでしょうか? 4、 活性化された表面は濡れ性が何倍にもなるという仕組みは、具体的に(原子レベルで?)どう考えればよいのでしょうか? 5、 プラズマ空間に酸素とアルゴンを注入している場合、電離しているのはどちらなのでしょうか?不活性ガスのArはプラズマになる(?)のでしょうか? どうぞよろしくお願いいたします。

  • プラズマスパッタリング

    大学の卒研で、プラズマスパッタリング装置でガラス基板に薄膜を合成しているんですが、今までは装置の真空容器内には酸素ガスを入れて行っていました。 それで、今回、先生から酸素ガスとアルゴンガスを入れてみろと言われました。 これにはどういった意味があるのでしょうか? 先輩に聞くと、酸素よりアルゴンの方が原子番号(原子)が大きくてターゲット(ガラス基板につける材料)をよく削れるからと言わたのですが、どなたか、わかる方いたら教えて下さい。

  • 真空引き後の酸素濃度

    大気圧(101330[Pa])から1000[Pa]に真空引きすることができる機器があります。機器内チャンバー雰囲気は不活性ガスで置き換えをせず、大気中と同じ組成の場合、酸素濃度は210000ppm → 2100ppmとなるのでしょうか? あいにく酸素濃度計がなく質問させてもらいました。

  • DCスパッタ装置自作について

    こんにちは、今現在DCスパッタ装置の自作を行っている者です。(自作といっても原理的な物ですが…) チャンバーの中に、スライドガラスを入れてそれに銅を蒸着する、ということをしようとしていたのですが、まずプラズマ放電(グロー放電?)が起きません。放電しても、アーク放電しか起きずに頭を抱えています。 系の構成としてはドライポンプと、自作で作った高圧発生回路、真空チャンバーは厚さ3~4mmの円柱アクリルパイプです。 ドライポンプは、排気速度1L/minで到達真空度6000Paのポンプを使ってます。 自作の高圧発生回路は、タイマーIC555でトランジスタをスイッチングして、イグニッションコイル(自動車の点火装置に使われてるやつです)で12V→20kV程(推定)に昇圧してます。 また電極の距離は、最初の時に放電が起きなかったので、1cmくらいまでに近づけました。(確かその時にアーク放電が起きたと覚えてます) そこで質問なのですが、プラズマ放電が起きないのは、単に真空度が悪い(低真空)だからでしょうか? また、電圧は高すぎるのは良くないのでしょうか? パッシェンの法則から見ると、多少真空度が悪いとはいえ、放電が起きると考えているのですが…。 どうかご教授よろしくお願いします。

  • RF真空プラズマにおけるアースの役目

    初めて質問させて頂きます。 初心者なので分かりづらいかもしれませんがご容赦ください。 タイトルのままですが、RFを利用した真空プラズマのアース(アノード)の役目とは何でしょうか。 カソードは、「ブロッキングコンデンサで電子が充電されて-VDC(バイアス)となるため陽イオンが引っ張られる。」ということで理解しているのですが、例えばRFが印加されている電極のみをガラス製の(アースのない)真空チャンバー内に入れたとすると電力とチャンバーの大きさと真空度によるかと思いますが、条件が合えばおそらく放電する(プラズマが生成される)かと思っております。(アースがなくとも電子の移動は起こるため) こうなるとアノードの役割とは?とわからなくなって調べてもいまいち核心的な論文なども見当たらず質問してしまいました。 なんとなくのイメージでアノードは電子の供給源となっており、上記の構成では電子が供給されなくて低密度なプラズマになりそうと思っているのですが、当方電気に詳しくなく電界がどうとか全くわかっていないので、そんな人間にもわかるように教えていただけますと幸いです。 ちなみに当方はプラズマとは全く関係ない仕事なので、特に仕事で利用するわけではなく、なんとなくプラズマについて調べていたら気になったので質問させていただきました。 よろしくお願いいたします。

  • 水素 酸素 爆発

    減圧にて水素、酸素を混合させる際の質問です。600~700度で133Pa(=1mmHg,1Torr)程度のチャンバー内に酸素:水素=1:1(H2分圧比=50%)の割合で両ガスを流した場合、爆発の可能性は考えられるでしょうか?現在までにH2分圧比=40%までは爆発しないことが確認できています。上記温度帯にてH2の分圧比がどの程度までなら爆発しないかを教えて欲しいです。ガスの総流量としては、5~10Lです。ご存知の方、返答よろしくお願いします。

  • 酸素欠乏について教えてください 酒 焼酎 貯蔵タンク 労災

    卒業論文を作成中です。 酸素欠乏について教えてください  焼酎など製造過程で酵母のアルコール発酵により 炭酸ガスが生じて作業中に酸素欠乏になるという話は聞きますが 蒸留を終えて、貯蔵タンク内で清掃中に酸素欠乏になるとありますが これは主な原因は何でしょうか? ・蒸留を終えた製品からも炭酸ガス発生する?残ってるの?でしょうか? ・タンク内に無酸素空気の正体は何でしょうか? すいません 教えてください  よろしくお願いします 労災を調べる上で少し気なっていしまいました。

  • 電気分解で理論値より酸素が少なくなるのは?

    以下の問題で困っています。 (問)硫酸を少量加えた水を200mAで15分間電気分解したところ、1.0atm、25℃で負極側22.8ml、正極側10.0mlのガスがそれぞれ生じた。 (中略) それぞれのガスの実測体積からどのようなことが言えるか? ここで理論値では、負極側に水素が22.8ml、正極側に酸素が11.4ml発生すると思います。 酸素の実測体積が理論値より少ないのは何故かを問う問題だと思うのですが…。 私には、「酸素が水に溶けたから」くらいしか思いつかないのですが、こんなのでいいのでしょうか? 非常に不安なので質問いたしました。 よろしくお願いいたします。

  • 血中酸素濃度の単位について

     一般的に、血液ガス装置で測定する場合など、酸素濃度の単位がTorrやmmHg、Paなど気圧の単位が使われていることはご存じかと思います。    門外漢の私としては、血液という液体の中の酸素濃度なので、気圧で表示されるのは理解ができません。例えば、水道水の酸素濃度(水道局の資料など)では、単位がmg/L、ppmとなっており、 溶存酸素の量がどれくらい含有されているかなので、こちらの単位は理解はできます。  色々調べた結果、血液に接する大気中の酸素分圧と血中の酸素飽和度は相関関係があるので、 酸素分圧に換算しているのかなと推論しています。的外れな考えだったらすみません。 上記、酸素濃度の単位が気圧の単位か、どなたかご教示していただけないでしょうか。

  • 高周波イオンプレーティング法

    薄膜工学で利用される高周波イオンプレーティング法について質問です。 この方法では蒸発物質をイオン化するためにプラズマを利用していますが、プラズマの発生原理を教えてください。 1.チャンバー内にガスを導入して内部を10の-2乗Pa程度の減圧状態にする 2.高周波コイルに高周波を印加するとプラズマが発生する と、ある本に書いてありましたが、なぜコイルに高周波を印加するとプラズマが発生するのでしょうか?