イルカを食べてはいけないのですか？

質問

私は静岡育ちです。
先月、久しぶりに実家に帰りましたら、母がイルカの味噌煮を作ってくれました。
子供のころ、よく食べていた味で、本当に懐かしくなりました。
静岡や清水では、今でも松坂屋や西友などの大手スーパーでイルカの切り身を売っています。

しかし世の中には、イルカ漁や食べることを反対している人が多いようです。かわいい、頭がいい、やさしい、という理由はよくわかります。
確かに利口でかわいい動物です。

でも地元の漁師が、地元の人間のためにイルカを捕まえていることは、悪いことなのですか？
よそ者に、食文化を否定されるのは、なんともいえない気分です。

回答No.27

hidexkid

仮にイルカ擁護派で菜食主義だとしても生物が戦って勝って喰らうという罪から逃れることは出来ません。
あなたがもしそうであっても、満足に野菜を食すると、それはアフリカの飢えた人から奪った野菜を食っているのと変わりません。
日本は交際競争力敵に強く、たくさんの食べ物を安く輸入しています。
それらを買うお金の無いアフリカの人々は飢えて死んでいます。
これはすなわち、強いものが生き残って弱いものが死んでいるだけのことです。経済戦争において弱い物を喰らっているのです。イルカを食べるのと違いがありませんがそれを感じるかどうかは感受性の問題でしょう。
この日本の競争力自体は、あなたががんばって手に入れたものでは全く無く、先祖、日本の努力等で子孫に受け継いできたものにあやかっているだけです。そしてあなたはそれにあやかったことに恩を返す意味でも更なる発展や国際経済競争での勝利などに勤めるべきでしょう。
日本に暮らしていると、何も好き好んでいるかを食べなくても他にも食べ物は腐るほどありますが、それはアフリカ人から奪った食べ物です。
あなたが自分で野菜を栽培しそれだけで生きているのならば、「イルカかわいい！」といいつつステーキを食っている女子供を否定しても構わないかもしれませんが、じか栽培に使うであろう肥料や農薬についても掘り下げて考察した上で使うべきでしょうね。虫も殺してはいけません。食べに来た鳥を追い払ってはいけません。
そこまで徹底する気が無いのなら折り合いをつけて生きてください。そして人のアゲアシを捕るような無駄な知恵は捨てたほうが幸せでしょう。

つまり、他の命の犠牲の上に生きていることに変わりないのです。
極端な話、目の前で自然死をした牛を仮に食べたとしても、それを食べようとする犬達を差し置いて食べるわけですから奪ったことになりますね。勝った者が生き残るわけです。

つまり徹底した慈愛は不可能なわけですからどこかで折り合いをつけなければなりません。そのことについては昔から仏教などで考えられてきた思想です。
犬を食べる文化を持つ国もあります。私は犬を飼っているのでかわいそうだと思いますが、その国の連中を好きではありませんが非難して攻撃はしません。それは私自身の思想・理念に基づいた「おりあい」です。