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経済学の「限界費用」について

maotarouの回答

  • maotarou
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回答No.3

こんにちは。小学生にも分かるかどうかは謎なのですが・・・  限界費用と平均費用を混同しているので、絡まってしまっているのかな?と思います。 ◎限界費用について  平均費用というのは、総費用/生産量であらわされますが、  限界費用はこれから+1単位作るための費用なので、総費用曲線の傾きで表されます。(総費用曲線の式を微分して得られる)  ところで、総費用曲線はS字型みたいなカーブを描いていますよね?これは、人件費や光熱費等の関係で、少量を生産する時には、限界費用が高く、多く生産するほど安くなり、初期投資分を超えて生産するとまた、余分に費用がかかるようになることを表してます。  (例えばなんですが、3個の卵を焼けるフライパンで1個の卵焼いても3個の卵焼いても光熱費は変わりませんよね?  ということは、1個の卵焼いた時の限界費用は、光熱費+卵代だったけど、2個目、3個目の卵焼いた時は、限界費用は卵代だったんです。割が良くなっています。光熱費も一緒くたに考えて3で割る平均費用の考え方とは異なってきます。)  限界費用を理解するためには、「総費用曲線」を読み返してみると分かりやすいと思います。 >「平均費用」で物を作って、市場で決まった値段で物がうれてその差が利益がでるんですよね? これはちょっと違います。総費用でモノをつくります。限界費用は一定でないので、生産を増やすと効率が良い場合と悪い場合があります。だから、生産者は最適な生産量を考えようとします。 >「限界費用」はもう一つ物を作るために必要なコスト、 という説明が多いのですが、 かかったコストで物が売れても利益はゼロじゃないか、 と考えてしまいます。 企業の利益πについて π=TR-TC=pq-TCですが、 TC=MC×qと考えていませんか? 総費用曲線の座標は横軸はqですが、縦軸がpでなくて、傾きがpなので、TC=MC×qでないです。(多分ここがひっかかった原因な気がするのですが)  企業の利益については、図を使った解説が分かりやすいと思うので、解説書を読み込んでください。(TR-TCが最大になる生産量はいくらか考えるという方針です。)  ただ、もうちょっと読むと出てくると思いますが、長期では確かに企業の利潤はゼロになります。(短期的に利潤のある企業が存在すれば、もっと安く売って利益を得ようとする企業が新規参入するはずだからという理由ですが。。。)  石川秀樹さん/中央経済社の「経済学入門塾」は分かりやすいのでおすすめです。  あと、公務員試験参考書の経済原論なんかも良いですよ。  頑張ってください!!

keng-chang
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 励ましの言葉までいただきましてかなり嬉しいです。 フライパンと卵焼きの話しで大体理解できました。 文系の人間なので、たとえ話しがないと、難しいのです。 例えば、税務会計で、「限界利益」と言えば、 売上から変動費(経済学で言う可変費用)を引いたものだな、と理解していたので、 それの逆?ッてことは何?と、混乱していました。 不完全競争市場も同時に勉強していたので、 利益を出す前提があり、そこも混乱していたのが原因にあると思います。 その他書いていただいた事も、今はぼんやりしてますが、 全く解からないわけではないので、ゆっくりと理解して行きたいと思います。 ありがとうございます!

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