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経済学の「限界費用」について

noname#108554の回答

noname#108554
noname#108554
回答No.2

>「限界費用」はもう一つ物を作るために必要なコスト、という説明が多いのですが、 >かかったコストで物が売れても利益はゼロじゃないか、と考えてしまいます。 これはまったくそのとおりで、完全競争の場合、 生産者にはモノを生産するインセンティブはありません。 2つ論点があります。 1.完全競争なので、利益が出る(1円でも0.0…01円でも)となると 参入してくる企業が出てきてしまうため、極限として、価格=限界費用となる。 2.「極限として」とは結局、生産者数は無限にいることを仮定している。 完全競争市場は所詮数学モデルで、理想極限としての意味しかありません。 現実の市場を理解するには力不足です。 参考文献として、「ゲーム理論と蒟蒻問答」を挙げておきます。 戯曲形式である意味読みやすいですが、中身はかなり専門的かもしれません。amazonのレビューに 「この本はゲーム理論が判っている人が改めてゲーム理論を見直すためのネタぐらいにしか使えないだろう。 」 とありますが、これはそのとおりです。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535552886/qid=1110595872/sr=8-10/ref=sr_8_xs_ap_i10_xgl14/249-4616140-0149931
keng-chang
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 完全競争市場というのも、経済学がとっつきにくい原因の一つでした。 単純なモデルのはずなのに、、、。 結局完全競争市場では生産者にインセンティブはないのですね。 ゲーム理論の本は先々読んで見たいと思います。 まだまだ初心者なので、もっと簡単な本から読みます。 ありがとうございます!

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