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瓶詰め「なめこ」の原料が「えのきだけ」?
瓶詰め「なめこ」が「えのきだけ」だと聞きスーパーで調べたら、その通りでした。 瓶のラベルにははっきり「なめこ」?とかいてあるのに、裏面の原材料名は「えのきだけ」となっています。これは、昔からの常識なのかな。こんな消費者を騙すような商売が許されているのは何故? なめたけとなめこは別なのか? そんな馬鹿な?
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気が付きましたね。 別に珍しくはありません。 商品名と原材料は必ずしも一緒ではないでしょう? 例えば多くの奥さんが「しめじ」と思ってるアレ。 「ブナシメジ」「ヒラタケ」といった別のキノコを、商品名「~~しめじ」で売ってるんですよ。 知ってました?奥さん。 キノコに限らず、食品の多くはこうしたトリックを使っています、「マグロ」と売っていても「マグロ科」の魚じゃないなんてよくあるでしょう? 「子持ちししゃも」と思って買ってるアレも「カラフトシシャモ(カペリン)」で、本物の「柳葉魚」ではありません。 だから、やっと気が付いたあなたはエライ!! 最近では良心的なメーカーも増えてきてますが、こうした錯覚まがいの、紛らわしい商品名は後を絶ちません。 消費者としても、これからは「原材料」のところを見るように、そして正しい食品の知識をっ。 ーーーー ちなみに、その瓶詰めって商品名「なめたけ」じゃないですか? 「なめこ」と「なめたけ」は別物ですよ、「エノキタケ」も。 ちょっと整理してみましょう。 【なめこ】 モエギタケ科スギタケ属のキノコ。 原木栽培、培地栽培が可能。ぬめりが強く、幼菌を摘み取ったものや、最近では瓶栽培の株状のものも売られている。野生では傘が大きくなり、ぬめりも強くなる。 【なめたけ】 商品名。 エノキタケの幼菌や、エノキタケのモヤシ栽培したものを使った調味加工品。 【エノキタケ】 キシメジ科エノキダケ属のキノコ。 スーパーでよく見る白いものは、わざとモヤシのように栽培し白く細長くしたもの。 本当のエノキタケは、しっかりした柄に、傘の表面はビロード状短毛があり、ぬめりを持っている。 とても生命力が強く、冬に凍りついても越冬が可能。 http://park18.wakwak.com/~fungiman/urayama/enoki.htm けっこうそこらの公園でも生えてますよ(笑 皆が気付かないだけです。 ーーーーー っとなります。 ですから、ある意味スーパーで売ってる「モヤシ=エノキ」を本当のエノキタケと思ってた あなた、それも勘違いなのですよ。 以上、キノコ愛好家としても、一般の人に正しい知識を持ってもらいたいと思うところです。
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- TK0318
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>なめたけとなめこは別なのか? 「なめこ」という言葉は「なめこ」と「えのきたけ」の2種類の茸をさします。一方「なめたけ」は「えのきたけ」の別名であって「なめこ」とは別物です。 ですので「なめたけ」として原材料が「えのきたけ」なのは何の問題もありません。
お礼
整理すると なめこ=なめこ・えのきたけ 2種類茸の総称 なめたけ=えのきたけ の別名 ↓ なめこ=なめこ・えのきたけ(なめたけ) ↓ なめこ=なめこ・なめたけ(えのきたけ) と、いうことになります。 この通りだとすると、なめたけはなめこと呼んでで 良いことになりますが・・・?。
- hana-hana3
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>消費者を騙すような商売が許されているのは何故? うーん、ガラス瓶ですよね。 騙すもなにも・・・ 普通の知識がある人なら、キノコがナメコかどうかくらいは判断可能なはずです。 昔から「なめ茸」として販売されていますよ。
お礼
普通の知識はあるつもりだったんですがねぇ。 なめことえのきだけが植物名で、なめ茸が商品名であるのは知らなかったですね。 私の周りの人も普通の知識がある人は少なかったようです。
辞書によると「なめこ」も「なめたけ」も「えのきだけ」の別名となっています。 つまり2種類のきのこを指す言葉ということですね。 http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?qt=%A4%CA%A4%E1%A4%B3&sm=1&pg=result_k.html&col=KO&sv=DC
- 参考URL:
- http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?qt=%A4%CA%A4%E1%A4%B3&sm=1&pg=result_k.html&col=KO&sv=DC
お礼
確かにこの辞書によれば、(2)に「なめこ」は「えのきだけ」のこと書いてありますね。 でも、少なくとも関西地区でそのように理解している人は少ないと思います。 元々は天然物だったので、地域によってはそのようになっているのかな。 メーカーは、それを根拠にしているのかも知れませんね。
お礼
明解な回答と説明をありがとうございます。 前々から、食品名には疑問を感じていました。 しめじやししゃも、わかさぎ等の生鮮食品の場合は地域によっても名称が違うし、現物がそのまま見えるので、まぁ大目に見てやろうと思ってるんですよ。 ただ、加工食品の場合は消費者に誤解を与えるのは、良くないと思いますね。片栗粉等の定着したものは仕方がないかもしれませんが。 えのきだけをかこうすることで、なめこのような食感にできると考えて商品化したときに、なめたけと命名したのでしょうね。 私のように、なめことなめたけを混同している人は多いですよ。 消費者を混同させるメーカーの意図が見えます。 赤穂の塩の原料がオーストラリアの岩塩だったというのと同じでしょうね。