虐待しても、子供が成功すれば良い親？

質問

虐待紛いのスパルタ教育（親が納得する成績を残せないと、食事を与えないなど）を行っても、子供が後世に名を残すような素晴らしい結果を残せば、そんな子供を育てる事ができた親として評価されるのでしょうか。
逆に愛情持ってちゃんと教育していても、子供が犯罪を犯せば、そんな子供を育てたダメな親という評価になるのでしょうか。

有名なピアニストが、幼少期に「弾きたくない」と親に泣いて頼んでも、何度も殴られて無理やりピアノの前に座らされて練習させられたという回想に、「愛の鞭ですね！」と美化され、立派な親として讃えられていたことに疑問を覚えました。
もしこのピアニストが成功せず、凶悪犯罪を起こしていたら、絶対に「行き過ぎた家庭の教育に原因があった」と非難されていましたよね？

子ども本人が親に感謝しているなら良いじゃないかという意見もあるかもしれませんが、これを見た人が「そうか！虐待しても最終的に子供が結果を残せば、自分も世間に誉めてもらえるんだ！」と思い込んだら怖くないですか？

回答No.2

toka

子を育てる目的は、世間様に良い親だと評価されるためなのですか。
　そんなことはないでしょう。別に世間様は良い親を表彰もしないし賞金も出しませんよ。

お礼

自己満足じゃないですか。

回答No.1

HAL2（@HALTWO）

虐待か虐待でないか、良い親か否かは、いずれも「誰が」「どんな事例に対して感じるかで異なるものであり「愛の鞭ですね！」との評価はその評価を下した「個人の見解」ですので、他人の個人的評価を「一般的な評価」と受け止めるべきではありません。

私は子供時代に何度も親父に尻を叩かれたり、顎を殴られたり、竹刀で叩かれたりしましたが、各々の短い時間だけを取り上げれば虐待かも知れませんが、Total の人生で見れば父を「子供を虐待する親」とはちっとも思っていません。……中には明らかに理不尽な理由で叩かれた事だってあるにも拘らずです。

私は有名人でも犯罪者でもありませんが、現在の私が良い (或いはダメな) 親の教育法に成るものだとはちっとも思っておらず、親が与えてくれた環境の中という制約はあっても自分が選んだ道の上に現在の自分が成り立っていると思っています。

勿論、その環境を与えてくれた両親には感謝して止みませんが、他人がウチの家族の事をどう言おうと気に留めませんよ(^^;)。

まぁ子供時代に「誰それちゃんはちゃんとやっているのに世間様に恥ずかしいじゃない」みたいな小言を母親に言われていた事への反発が兄弟共々独立自尊の気概を育んだ事は兄弟皆が認めている事ですが(笑)。

お礼

有り難うございました。