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文法

助詞の格助詞の中の「に」という言葉について質問です。 「友達に本を貸す」という文で「に」の働きは 相手「弟に行かせる」という文で「に」の働きは 使役の相手 という意味があるそうですが、この二つの分の何が違うのでしょうか

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  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10007/12518)
回答No.3

以下のとおりお答えします。 >助詞の格助詞の中の「に」という言葉について質問です。 「友達に本を貸す」という文で「に」の働きは 相手「弟に行かせる」という文で「に」の働きは 使役の相手 という意味があるそうですが、この二つの分の何が違うのでしょうか ⇒この2つの「に」の用法の間には、以下のような共通点と相違点とがあります。 共通点:格助詞としての「に」で、時間・空間・心理的なある点を指定する。多くは動作・作用・存在を表す語に続いて用いられる。 相違点:対象を指定する場合や、受身・使役の相手を指定する場合がある。「友達に本を貸す」の「に」は対象の指定を、「弟に行かせる」の「に」は使役の相手を表している。 そこで、 ①「友達に本を貸す」(対象の指定)、②「弟に行かせる」(使役の相手)と番号をつけて、次のような文が、どちらの用法に近いかを考えてみましょう。(実は、どちらの意味にも解釈できます。) 例文:「彼女に花を持たせる」 ⇒もし、①の用法と同じであると見なす場合、例えば、写真をとるために彼女に花を持たって、「はい、ボース!」とやるような場面を彷彿させますね。 他方、②用法と同じであると見なす場合は、例えば、「彼女の成績などを褒めたたえるために、彼女を立ててあげよう」というような会話のシナリオを想像するでしょうね。

その他の回答 (2)

  • marisuka
  • ベストアンサー率38% (657/1686)
回答No.2

「に」は矢印の先というイメージです。 友達に本を貸すときは、本の移動先が友達です。 弟に行かせるときは、「行く」という動作をさせる、その矛先が弟なのです。 本という物が動くか、動作をする人物が自分から相手に動くかの違いです。でもどちらも何かが動くから、矢印なのです。 他の「に」の使い方も、矢印でイメージしてみてください。

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.1

いわゆる「与格」と呼ばれる、相手との動作の対象・関係を示す「に格」にも多様な扱いがあります。 ①与格:直接に相手を示す。 友達<に>本を貸す ②被使役格:動作主(兄)が使役する相手(弟)を示す。 兄が弟<に>本を買いに行かせる。 ③使役格:動作主(弟)が使役させられる相手(兄)を示す。 弟が兄<に>本を買いに行かせられた。 ④能動格:受身の形で動作主を示す。 弟は兄<に>よく本を買いに行かされた。

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