蒙古斑がない日本人

質問

蒙古斑がない日本人は、どういうルーツの人でしょうか。
最近、母から、私は生まれた時から蒙古斑がなくて、他のお母さんたちからも「〇〇ちゃん(私)には蒙古斑が無くて綺麗なお尻ね」とよく言われたと聞きました。
気になったので調べたところ、蒙古斑はモンゴロイドルーツの日本人には100%できるという記述を見かけました。
ということは、私はアイヌとか、それ以外のルーツが入っているということでしょうか？100％と知って以来、じゃあ私はなんなのかしら、とずっともやもやしています。
知る限り、祖父母は日本人ですがその上の世代のルーツについては聞いたことはありません。蒙古斑とは関係ないと思いますが、2人とも若い新婚時代は10年くらい中国北部とロシアに住んでいました。
祖父が福島出身なので、もしかしたら北海道からくだって福島あたりに定住した元アイヌだった経緯があるかなあとも勝手に想像していますが、亡き祖父に確認できません。

ちなみにアイヌの人の特徴を調べたところ、
私の以下の身体的特徴と合致する特徴が多く、だんだん気になってきました。

ー　蒙古斑がない
ー　低身長(わたしは158弱)
ー　かなり強い天然パーマで、毛量が多い
ー　目がはっきり二重で大きく蒙古襞がない
ー　顔のパーツが大きく平均的な日本人と比べて凹凸がある。
ー　耳垢が湿っている

ちなみに親戚一族、男女ともにこれは共通しています。私の母や叔母叔父、いとこもよくハーフとまちがわれ、私はそこまでではないですが、どこかコケイジャンの血がちょっと入ってるのかと思った、と日本人問わず外国人の友人たちにもよく言われます。ちなみに親戚男性陣は小柄で毛深い人が多いです。

きっと祖先は縄文人だろうくらいに思っていたのですが…

日本人だけど蒙古斑がない方いますか？

回答No.2

noname#259322 · ベストアンサー

蒙古斑の有無を通じて自分のルーツを探る、という着想はたいへんユニークで面白いとは思うのですが…。

発端になっている
＞蒙古斑はモンゴロイドルーツの日本人には100%できる
これをまず否定してよろしいでしょうか。

信頼のおける医学会のサイトなどでも「ほぼ100%」と書かれてはいますが、実際には100％ではありません。最新の調査というものはありませんが、90-95％ほどと言われています。
他にWikipediaではこのように書かれています。

＞発生率はモンゴル人の幼児で95%、他の東アジア人の幼児で80%、ヒスパニック系の幼児で40-50%、インド・ヨーロッパ語族の幼児で1-10%と言われている[4]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%99%E5%8F%A4%E6%96%91

言及しているデータには1931年と古いものを含むため、どの程度の信頼性があるのかわかりませんが、「日本人でも100％蒙古斑があるとは限らない」ことはご理解いただけると幸いです。

質問者さんの血縁が、日本では少数派である遺伝子集団である可能性は残ってはいます。
ただ、結婚相手を特定の地域の人からだけ選んできたというわけでもないんですよね？
たとえばおじい様はアイヌ出身である、あるいはアイヌの子孫であるとしても、残りの親族は本州の日本人であるわけでしょう。
そうなると、あなたの中のアイヌの血は限りなく薄いということになりませんか？
なのにアイヌ人の特徴だけ色濃く表れる、というのはかなり不自然です。どちらかというと別の可能性を考えたほうが良いです。
さらにいえば、羅列された「アイヌ人の特徴」には既存の調査と合致しない特徴も多いため、いったい何を参照されたのか不思議です。データの信頼性をまずは確認なさってください。
たとえばアイヌ人は特に（同時代の和人と比べて）身長が低いとはされていません。あと質問者さんが女性であれば、身長158cmは低身長ではありません。

しかし上に述べたように、自分がどういう遺伝子集団に属するのか祖父母のルーツをたどりながら調べてみる、というのは面白い試みだと思います。
まずは、お母様にいろいろ聞いてみてはいかがでしょうか？
つまり、「祖父母のどちらかが平均的なモンゴロイドとは違う遺伝子集団出身であるために、子や孫たちが日本人の多数派とは違うタイプの遺伝子を持っている」のであれば、ご親族の中にはあなた以外にも蒙古斑のなかった人が高確率でいるはずなんです。
それに、お母様はおじい様おばあ様から何か興味深い話をいろいろ聞いているかもしれません。
少なくとも、どちらかがアイヌであるならばそのことは聞いているかもしれません。
次に、質問者さんは祖父が自分たちの特徴のルーツに違いないと踏んでいらっしゃるようですが、一見は和人に見える他の親族経由の可能性もあります。
「ある特徴について、本人には発現しなかったが、遺伝子を持っていたので子孫には伝わって発現した」
という場合もあるからです。

お礼

メッセージありがとうございます。大変興味深く拝見いたしました。非常に納得のいくご説明で勉強になりました。
お話を聞く限り、遺伝子というのは非常に繊細で、考えている以上にいろいろな可能性が考えられ、ルーツを特定するのは難しそうですね。
私はいま移民が多い国に住んでいて、周りのローカルや私と同様の外国人という立場の人が自分のルーツの話をするたびに、それじゃあいったい自分はどこから来たのかというのが人生を通しての命題くらいに考えてきたので、実際のところ、自分がアイヌの血を引くかどうかは問題でなく、ネットでピンとくるような記述を目にしただけで、これかも！と短絡的に仮説を立てたにすぎませんでした。
もう少しちゃんと調べてみたいです。
どうもありがとうございました。

回答No.3

gunsin

蒙古斑がない事の何が問題なのでしょう。

民族学者の柳田國男は全国に伝わる民話を調べた結果、大和民族は
単一民族でなく、山の民、海の民、北の民、南の民、から成ると
発表しました。
発表当時、歴史学者はせせら笑っていましたが、近年、色々な
遺跡が発見され、柳田國男の説が現実味を帯びてきてます。

大和民族は雑多の人種からなっているのです。
日本の土壌は酸性なので骨が溶けてしまうので、発見される
人骨が極少なので、大和民族のルーツを探るのは難しいのです。
それでも、縄文時代の生活の様子が解って来てます、只今、
分析の最中なので、結果発表がまたれます。

飛鳥時代には仏教伝来と共に大陸から大挙して大和に来て、
そのまま住み着いて、帰化人と呼ばれた人が数多います。
都を今の京都の平安京に遷都した桓武天皇の母は朝鮮から来た
帰化人です。
柳田國男が言う様に、雑多の民族構成なのですから、自分の
ルーツに拘るのは如何なものでしょう。

お礼

メッセージをありがとうございます。
蒙古斑がないことは別に問題ではありません。
単に自分のルーツに興味があるだけです。
それがいけないことだとは思いません。
ただおっしゃる通り、日本人のみならず人類は度重なる移動により混血を繰り返しているので、ルーツを特定するのは不可能でしょうね。DNA検査キットというのもギミッキーな印象があるので、ルーツを遡るのは無意味とおっしゃるのも理解できる部分があります。
面白く拝見いたしました。ありがとうございましま。

回答No.1

iq00001

ほぼ100%なので無い人は居ます。
>黄色人種はほぼ100％、黒人は80～90％、白人は1～20％といわれています。
　お母さんの胎内にいる時にメラニンを生成するメラノサイトが表皮に出ていけず、真皮にとどまってできると考えられています。

お礼

メッセージありがとうございます。
妊娠中に受けた影響の可能性もあるのですね。
ありがとうございました。