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現人神、他の皇族?譲位後?

1、戦前天皇は現人神とされていましたが、その他の皇族は神ではなかったのですか? 2、上皇になったら神ではなくなると考えられていたのですか?(譲位は想定外?)

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  • ベストアンサー
  • oska2
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回答No.3

>戦前天皇は現人神とされていましたが、その他の皇族は神ではなかったのですか? 現人神は、天皇だけです。 江戸時代後期に、天皇はアマテラスの子孫との考え方が広まった次第。 お伊勢参りの影響でしようね。 討幕派は、この考えを意図的に利用しています。 昭和天皇は「朕は人間だ」と、現人神でないと宣言(人間宣言)しました。 が、崩御するまで「朕は正当なアマテラスの子孫だ」としてGHQの命令も拒否したままでした。 皇族も現人神とすれば、天皇の神秘性が失われますよね。 下手をすれば、古代天皇・皇族による「血みどろの争い」が勃発します。 明治政府も、この事を危惧したのです。 >上皇になったら神ではなくなると考えられていたのですか? 中世までは、天皇は譲位すれば「上皇」になり出家をすれば「法王」になりますよね。 つまり、神様でなく坊さんになるのです。 明治天皇の父親(孝明天皇)までは、仏式で葬儀を行い位牌も京都・泉涌寺に存在します。 明治以降、令和時代を除いて上皇は存在しませんよね。 そもそも、昭和天皇以降は「神」とは考えていません。 神でない天皇の父親は、神ではありません。

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  • toka
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回答No.2

 大和朝廷の時代から、天皇の地位は「神がその子孫に国を統治する権限を保証したもの」という建前でした。  まあ実際に神が人の前に実体を現したり力を行使して見せることなどないわけで、天皇を維持していた時代ごとの為政者(摂関家など貴族、院政における上皇、武家政権、明治以降の官僚)による壮大な神話を使った演出なのです。  で、それらすべての時代において、天皇の地位(皇位)とは万世一系とされてきました。つまり、天皇に複数の男子がある場合でも、神の子孫となる資格は一つの系統にしか認められないわけです。 (これを破って権力が分立し抗争になった例は、南北朝、壬申の乱など複数あります)  天皇は皇位に就いた時晴れて儀式を受け天孫となり、他の皇族は神格は与えられません。皇位に最も近い皇太子でも、臣下同様官位(正二位、従一位等)を授けられます。  現人神というのは、皇位にある者のみがそう呼ばれていました。

  • ishi_saya
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回答No.1

「現人神」は、天皇の肩書とか位とかではなくて、「(霊的な力を持った)神ががった人」のことです。天皇=現人神とされていたわけではありません。明治時代になってから天皇の神格化で「天皇=現人神」という概念になったものです。

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