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地盤改良について
木造平屋一戸建の建て替えを考えています。 地盤調査をしたところ、軟弱地盤が地表から2mほどあったそうです。 業者の説明では、地盤改良をすれば、第3種地盤が第1種地盤になって、 周期が0.8から0.4になるので、耐震性が2倍になるそうです。 素人の自分ですが、地震力の計算についてwebで調べたところ、 第3種地盤は3メートル以上でないといけないようです。 また地震波の周期が1/2になったからといって、単純に 地震力が半分になるとは言えないと思うのですが、、 業者の言うことは正しいのでしょうか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家佐藤 直子(@n-space) 建築士
回答No.3
地盤調査会社さんの言う、軟弱地盤を地盤改良で硬質の地盤にする、地盤固有周期を0.8から0.4にする、は間違ってはいません。 地震力の計算式にRt(振動特性係数といいます)を求めますが、そこに地盤固有周期が関係してきます。複雑な式になるため書きませんが、単純に2倍になるわけではないにしろ、地震力が軽減されるのは間違いありません。 3種地盤が3m以上でないといけないとは? 今回は2mまでが軟弱地盤、その先に硬い地層があるのですよね? 軟弱地盤が3mもあったら地盤改良ではコストがかかり、くい打ちの方がいい場合も。 とはいえ、木造平屋は3mも地盤に荷重を伝えませんし、オーバースペックは無駄なコストアップと言えます。 信用できないのであれば設計事務所に依頼してはいかがですか。
佐藤 直子(@n-space) プロフィール
一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...
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お礼
早速のご回答ありがとうございます。 第3種地盤の定義は、 国土交通省 告示 昭55建告第1793号第2 にあるようですが、30mまたは3m以上ないと、 第3種地盤とは言えないのではないでしょうか? それなので周期の0.8->0.4の変化は発生しないと 言えるのではないでしょうか。 質問内容の業者の説明は、不適当と考えて、 今後の対応を検討したいと思います。 大変ありがとうございました。