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共通語と東京弁の会話について
首都圏以外の人々は共通語と方言と二言語併用状態にあり日常では方言が中心になっているといいます。 しかし特に地方の中高生が都内に転校等するときは訛りを馬鹿にされないように共通語を覚える人もいます。 こうなってくると日常においても相手が地方の友達か東京の友達かで方言と共通語を使い分けることになると思います。しかもその共通語は共通語でありながら砕けた言葉でもあるわけです。 逆に東京の人は共通語か方言かということに無自覚だそうですから、日常で話す言葉は自分では共通語だと思っていても実際は東京弁になっているということがあるのだと思います。 そうすると地方出身者と東京を地元とする人の砕けた会話というのはかたや共通語でかたや東京弁で話しているということもあるということになります。お互いに違和感を持たないものなのでしょうか? たとえば神奈川県民が相手とかだと地方出身者にとって「じゃん」が訛りだと分かるという逸話を聞くことがありますが、都民に対してはそういう話も聞かないので不思議です。テレビで聞いてることと照らし合わせれば絶対何かしら共通語と違うことを喋っているはずなのに気づかないものなのでしょうか?
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- Ultra-Hetare
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首都圏の殆どは北関東や房総などであり、 「標準語」を話す人は少ないです。 また、いまや東京弁も風前の灯であり テレビドラマ弁となっているのが実情でしょう。 横浜の「じゃん」は「じゃ無いでしょうか」の 省略語であり、全国で普通に使用されています。 首都圏で目立っただけでしょうし、訛りでも何でも無いです。 訛りとは、標準語を話そうとしても、どうしても出来ない、 出身地由来のイントネーションのことであり、 そうではなく、普通に地元の言葉で話しているのは 単なる「方言」です。 私が気になるのは、「方言」や「訛り」に対する、 東京在住や東京勤務の人々の「不寛容さ」です。 関西では、そのようなことは少ないので、 実に不思議ではあります。
- kine-ore
- ベストアンサー率54% (808/1481)
高度成長期頃には、むしろ東京近郊の人たちが敢えて東京弁を使いたがった傾向がありました。 「しもてをまっつぐ行っちくれ」 「何(なん)つうのかなあ」など。 単人称の「俺」を「おいら」、複数称の「俺ら」を「おいらたち」というのにはやや馴染めなかったものです。 「ざっかけない」など初めは意味が分かりませんでした。
- gesui3
- ベストアンサー率50% (95/187)
はい、一般の人は気付きにくいものです。 原因は二つほどあります。 第一は、共通語のアクセントは、東京アクセントを基本としているからです(神奈川や千葉ではなく)。市販のアクセント辞典にはそれを明記しているほどです。 参考:https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dict/ssd13672 本当の「共通語」アクセントは、NHKが出しているものです。 https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000113452016.html 第二は、全国の方言は混交し、特に関東方面の方言は広く流布しています。 たとえば「~じゃん」「~じゃんか」は今や全国で使われています。「~するべぇ」などもそうです。 もっとも特徴的なのは学生言葉です。全国の方言が混交に混交を重ねて独自の学生方言へと変化しています。都会の学生は全国から集まりますから混ざるのです。 というように、方言は地理だけでなく、世代や身分によっても生まれます。 蛇足:「家族語」という家庭毎の独特の話し言葉もあります。 「行って来マンモス」「行ってらっしゃいマンモス」という掛け合いが、いつしか、 →「マンモス!」「マンモス!」で定着。(^^♪ 何かしらの参考になれば幸いです。