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英語に訳せない日本語の言葉や文法はありますか

表題通りですが、訳しにくい例でも結構ですので教えてください。

みんなの回答

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10022/12545)
回答No.8

再度の「質問者からのお礼」をありがとうございました。 >生齧りですが言語学のソシュールなどもそういうことを指摘しているようですね。バイリンガルの人の世界はそれだけ豊かなのでしょうね。 ⇒ソシュール言語学の『言語学原論』(原題:『一般言語学講義』)は、構造言語学の嚆矢で、示唆に富んだ名著だと思います。何度も読んで、世話になりました。 ところで、唐突な話ですみませんが、もしヘビが言葉を作るとしたら、きっと手足を表す語はなく、首と胴体の区別もない意味体系になることでしょうね。人間の言語(5000語とかそれ以上と言われますが)なら、手足を表す語を欠く言葉はないでしょう。何を言いたいかといいますと、我々は大なり小なり「自己中心的特殊規定」(Egocentric particular)を免れない、ということです。自分の見た位置から、自分に都合のいいように分節し、命名し、呼び分ける、ということです。 そして、自分と違うやり方に出会うと「きもい」と思ったり、忌避したり、排撃したりする傾向があるということです。ヘビを見て気持ち悪いと思うことがあったら、(感覚的印象は如何ともしがたいですが)、せめて「分節の仕方が違うだけ」と認識して、「仲良く」するようにしましょう! まして、他人・他民族・他国・他言語…に対しておや。

kaitara1
質問者

お礼

日本人は漢字やアルファベットのほかに自前のカタカナやひらがなも持っていますからほかの国の人たちよりどこか豊かなのかなと思います。話し言葉とは違うかもしれませんが。英語を母語としている人たちは外国語学習に費やす時間を別のことに使えますが、案外言語世界では貧しいかもしれないなどと空想しています。一得一失かもしれません。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.7

 もう優れた回答があるようなので、これは寝言です。  日本にしかないものに「和製英語」があります。「メンコン」メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲、「ベルバラ」ベルサイユの薔薇、のような短縮形、「軽トラ」「缶ビール」のような混種語、  また「半グレ」「ハコヅメ」などの俗語でしょうかね。「そこまで言って委員会」のような洒落、愛人のための「バレンタイン」が下着のお返しになったり、子供のための「バースデー」や「ハロウィン」を大人がやるなどの日本特有の舶来文化、があると思います。

kaitara1
質問者

お礼

新しい側面からのご教示をいただきました。和製英語にしても日本独特の文化の産物ですね。

回答No.6

 単語であれば日本古来の風習や伝統、言語習慣に基づく単語は翻訳し難いものです。 ①「…本」「…匹」「…羽」などの物を数える時に付ける言葉を英語では表現できません。ただし物質名詞の前に付ける「piece」「cup」などは例外です。 ②「出世魚」などは和英辞典で「出世」「魚」を別々に調べてくっつけても外国の人にはチンプンカンプンのはずです。他にも「尻餅」「口車」「腹時計」など語は無数にあり、別の単語に書き換えれば自然に伝わるはずです。 ③「座布団三枚」や「十八番」「二枚目」などのフレーズは、日本の伝統芸能を知っている人達の会話だけで通じます。

kaitara1
質問者

お礼

文化や歴史に関する単語は難しいのですね。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10022/12545)
回答No.5

「質問者からのお礼」を拝見しました。 >私が想像していた以上にいろいろのま問題があることを教えていただきました。文化の差異が主要なものでしょうか。どの言葉いや言語も完全ではないということでしょうか。 ⇒といいますか、言語の要素同士の対応が完全ではない、完全なものはないということでしょうね。つまり、言語の「意味空間の区切り方」が言語によってまちまちだからです。  一般に生活と密着する部分は細かく区切り、生活と疎遠な部分は区分も大まかになるようです。それで、肉食の多い西欧人は、我々が単に「牛」としか言わないものを「子牛、牝牛、牡牛、去勢牛」などに区別して言います。一方、魚をよく食べる日本人は、前便で触れたように、「出世魚」のような細かな区別をするわけですね。  さらに大きな違いのもととして、「風俗・習慣の違い」が挙げられますね。ですから、我々が頻繁に使う「もったいない」とか「よろしくお願いします」は英語にしにくい表現の筆頭に挙げられています。「もったいない」は、"wasteful"「無駄使いの」とか"too good"「良すぎる」などと言いますが、いまいちしっくりしません。「よろしくお願いします」も"Thank you in advance."「前もって感謝します」などと、「近似的」な表現で言うしかなく、かなり離れたニュアンスに感じてしまいます。

kaitara1
質問者

お礼

生齧りですが言語学のソシュールなどもそういうことを指摘しているようですね。バイリンガルの人の世界はそれだけ豊かなのでしょうね。

  • 5mm2
  • ベストアンサー率9% (331/3317)
回答No.4

「チャンとしなさい」の「チャンと」は英語にない便利な言葉と、日本にいる米国人のタレントが言ってました。

kaitara1
質問者

お礼

擬態語の難しさでしょうか。きちんとしなさいでも同じでしょうか。英語には日本語のような擬態語があるのかなと思います。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10022/12545)
回答No.3

>英語に訳せない日本語の言葉や文法はありますか >訳しにくい例でも結構ですので教えてください。 ⇒いろいろありそうですね。以下のとおりお答えします。 ・英語に訳せない、または訳しにくい日本語の言葉の代表例としては、「日本語では細かく区別するのに英語では単一の単語しかない場合」が挙げられます。例えば、「兄弟姉妹」を表す語などが有名ですね。その他にも、「出世魚」などもその部類で、例えば、「いなだ・はまち・ぶり」は英語で何と言い分けられるでしょう。すべて、"kingfish" とか"yellowtail" に幼魚・成魚などの区別添えるくらいしか方法がなさそうです。 この逆もまた真なりですね。つまり、「英語では細かく区別するのに日本語では単一の単語しかない場合」がそれです。例えば、我々は牛丼などに使われる肉の動物は「牛」としか言いませんが、英語では "cow, ox, bull" など幾つかに言い分けられますね。英訳の都度に迷ってしまいます。 ・英語に訳せない、または訳しにくい日本語の文法もたくさんあります。例えば、「活用」という表現で、"conjugation" と言えば、動詞の活用で、名詞・形容詞の変化(曲用)は "inflection" と言うようです。性数問題も悩ましいです。"a person" を "he" で受けるか "she" で受けるか迷うのは常です。"lion‐lioness" の区分も忘れがちです。「右肩・左肩」という時は "right・left shoulder" と単数形ですが、ただ一般に「肩」と言う場合は "shoulders" と複数形で言うのが普通です。 名詞に直接前置しない前置詞も紛らわしいことこの上ありません。例えば、"I have no house to live in."「住むべき家がない」。"I want something to write with."「書くもの(ペンなど)が欲しい」など。後者の例で "I want something to write." と(具格を示す)"with" がなければ、「書くべきこと(題材など)が欲しい」という意味になる…などなどです。

kaitara1
質問者

お礼

私が想像していた以上にいろいろのま問題があることを教えていただきました。文化の差異が主要なものでしょうか。どの言葉いや言語も完全ではないということでしょうか。

  • t_ohta
  • ベストアンサー率38% (5253/13738)
回答No.2

「お米」とお米を炊いた「ご飯」はどちらも英語では「rice」なので単語だけでは状態が伝わりにくい。 あと、仕事上がりの時などに言う「お疲れ様」は対応する表現が英語には無い。

kaitara1
質問者

お礼

いずれも大変興味深く伺いました。

回答No.1

津波とか葛とか、日本語の音が英語でもそのまま使われているのは「訳せない」ですね。 直接対応する単語がないというのだと「兄・姉・弟・妹」は有名。英語だと性別で「brother、sistar」にまとめられてしまう。

kaitara1
質問者

お礼

国際化した単語は訳しようがないということを改めて理解できました。兄弟などは続きでHeやSheなどを付け加えるのが方法なでしょうか。

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