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論理的思考力について
5教科の中で論理的思考力をトレーニングするのに最適な科目は何ですか?具体的な単元なども教えていただけけると幸いです。
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№ 1 notnot さんの意見に賛成ですが、ちょっと補足させてください。 国語というのは私見では、小学校の過程では文書によって書かれている内容の状況・概念を正確に読み取る、逆に考えている状況・概念を正確に書き下すという事だけ教えていれば充分だと思います。よく国語の問題に「 主人公のこの文章の部分での気持ちを説明しなさい。」などという設問がありますが、小学生には百害あって一利なしと思います。人の気持ちというものは個人々々みな差があるもので、正解の範囲に幅があります。そのような問題を、テストを販売する業者の画一的な回答で正誤を判定するのは、児童を混乱させる元となります。 気持ちを説明するなどという高度で難しい文章作成は、語彙の不足する児童にとって考えていることを的確に文章で表せず、一部の児童を除いては困難がとても大きい。私は小学生の時に、それが原因で国語という教科が大嫌いになりました。小学生の過程では、例えば道具の取扱説明を正しく書かせるような、答えが一つに確定するような内容・問題に限定すべきと考えます。 数学については notnot さんは分野を限定しておられますが、私は数学の全ての分野は論理的に物事を考える見本の showroom であると思います。幾何学、グラフ理論、数論、集合論、ゲーム理論、確率論、統計学 など全てでしよう。とくに、国語との関係で論理学という分野なんかはとても大事だと思います。下記の二つの例は示唆に富んでいます。 英語の All is not gold that glitters. ( 光るもの必ずしも金ならず ) という諺を日本人の英語初心者は 「 光るものは皆金ではない 」と誤訳してしま事が多いのはなぜか。? 「 暴徒が商店を襲撃し始めると警官隊が出動する。」という文章の ( 論理学での ) 対偶は正しいはずであるので、作ってみると「 警官隊が出動しなければ、暴徒は商店を襲撃しない。」!? となってなんかおかしいと思いませんか。 加えて、私は論理的に物事を考えるという事での他人との議論について高校生の時に深く学んだ映画があります。原作 Reginald Rose " 12 Angry Men " 、Henry Fonda 主演、Sidney Lumet 監督 の 1957年の白黒映画です。日本語翻訳の戯曲は、あの映画翻訳で有名な 額田やえ子 さんが訳した 「 12人の怒れる男 」という本が 劇書房 という会社から出版されています。映画の DVD も「 12人の怒れる男 」の題名で入手可能と思います。なお、最近ではこの映画をカバーした新作ロシア映画があると聞きましたが、詳細は存じておりません。
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- notnot
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国語(現代文読解)と、数学(証明問題、式の変形)でしょうか。