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高校英語 MAINSTREAM 日本語訳

SPS700の回答

  • SPS700
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回答No.1

前半  それは暗い、風が音を立てて吹きまくっている水曜日の夜であった。ボブとベンは居酒屋からの帰り、教会の墓地のそばの小道を通った。墓地の外の地面には袋が一つ置いてあった。  袋の中は、ピーナツで一杯だった。ボブは、警察に持って行こうと言ったがベンは、いや警察に持ち込むのは邪魔になるだろうからみんなで分けよう」と言ったのでボブも同意した。「よし、でも公平に分けなきゃ」と袋を墓地から担いで出たがピーナツを二つばかり落としてしまった。「ふたつ落ちたぞ」とボブが言った。後で拾うさ」とベンが言って、墓地に入り、墓石に腰掛けてピーナツを数えた。風が吠えさかる中で二人は、手提げランプ(今は懐中電灯)の光の中で平等に分け合って行った。 後半  ちょっと後で、小さな少年が家に帰る途中その小道を通りかかった。『赤い血を吸うバンパイア』という題の映画を観た帰りで、真っ赤な血を吸い死体を数えているバンパイアのことで頭が一杯になっていた。教会の墓地に近づくと、不思議な光が点滅し「一つはお前の、も一つモは俺の、一つはお前の、も一つは俺の」という声が聞こえた。  その少年は向きを変えて走り、出会った警官に喘ぎながら言った。「あそこに悪魔が二人いて死体を数えているんです」警官はそんなアホなといい、そんなことあるはずがない、が一応行ってみてはやるよ、とうなづいた。  暗く風の吹きすさぶ教会墓地の門に帰ると、その二人は数え終わったところだった。少年たちと警官が門に近づくとチカチカと光がし、黒い木の陰と、朧な墓石が見え、門の外にいる二人を忘れるな、という声を聞いた。    そして彼ら二人は走って逃げた。

OIKAWAKA
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