進相コンデンサの力率改善用進相コンデンサとは?

このQ&Aのポイント
  • 進相コンデンサには放電抵抗が接続されているため、静電容量は測れない。
  • 力率改善用以外に進相コンデンサを使用する場合はどうなるのか?
  • 力率改善の進相コンデンサには放電抵抗が必要であり、内蔵されている。
回答を見る
  • ベストアンサー

【電気】力率改善用の進相コンデンサには放電抵抗が接

【電気】力率改善用の進相コンデンサには放電抵抗が接続されているので、静電容量は測れないそうですが、キュービクル内にある進相コンデンサに力率改善用以外に進相コンデンサを使うときってどういうときですか? 力率改善用の進相コンデンサのはずなのに、普通に静電容量が測れたのですがなぜでしょう? 3極のUVRのケーブルは外して静電容量を計測したから測れたのでしょうか? でも進相コンデンサ本体に放電抵抗が付いているなら、ケーブルを外した外していないは関係がないはず。なぜ測れたのでしょう? あと放電抵抗ってなぜ力率改善の進相コンデンサには必要なのですか?力率調整に放電抵抗が使われて調整しているのだとすると、写真の進相コンデンサの放電抵抗はどこにありますか?内蔵ということは見えない中にあるのでしょうか? どうやって放電抵抗が付いていて静電容量が測れないかパット見で分かるのでしょう?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

特高の力率改善用の進相コンデンサには放電抵抗が殆ど設備されますが、添付写真のような高圧用については設備されないことの方がむしろ多いくらいです。 「 進相コンデンサに力率改善用以外に進相コンデンサを使うときってどういうときですか?」という質問は自己撞着です。力率改善に使われるからこそ「 進相コンデンサ 」です。別用途なら別の名称が付くと思います。 高圧受変電設備では信頼性の次に価格が安い事が一番ですから、力率改善用以外 とその他には地絡方向継電器用の零相電圧を得るための EPC ( 光商工というメーカー名が有名です。) 以外には、高圧用コンデンサを設置することはまず無いでしょうね。 内臓放電抵抗は名板の回路図や記載事項、或いはメーカー提出図書を見ないと、いわゆる「 パット見 」だけでは分からない。 静電容量が正しく測れたのは放電抵抗が内蔵されていなかったのが原因と推察します。 コンデンサ用の開閉器として多分、ヒューズ付き負荷開閉器 ( LBS ) が設備されていると思いますが、VCB 等の場合でも同じように、開路すると必ず交流電流ゼロ点で切れます。すると切れた時の交流電圧は位相 90° 遅れで交流電圧最大の点となって、この電圧値が直流の充電電圧となって残ってしまうのです。放電抵抗が無いと自然放電によってゆっくりとしか直流電圧が減衰していきません。だから、コンデンサは停電させてから充分な時間を取って自然放電を待って、場合によっては放電措置を行ってから作業するよう指導しているはずです。また、検電器には交流しか反応しないものが多いので、反応しなくても電圧が残っている場合がありますから、検電器の機能を充分確認してください。 特高の場合は自然放電しても、かなり電圧が高い訳ですし、放電線を絡ませた絶縁棒をもって近づくのも危険な面がありますので、放電抵抗を設備するケースが多いのです。 コンデンサの残留電荷による感電事故はアークに吹かれて大火傷というような酷い外観にはならないことが多いのですが、体の内部を流れた電流経路に添って内部火傷を起こし、それが壊疽を起こして苦しみながら悲惨な死に方をすることが多いと聞いています。作業を指示した責任者は被災者の家族と共に責任上、病室で看取ることが多い訳ですが、自責の念により、これは地獄です。コンデンサー設備については停電後の放電確認には人任せにせず自分自身で確認してから、作業開始指示を与えて下さい。

asuszenphonemax
質問者

お礼

ありがとうございます

関連するQ&A

  • 進相コンデンサの放電抵抗値について

    高圧進相コンデンサに内蔵されている、放電抵抗値をご存知の方おられましたら大体どの程度の値か教えて下さい。 50~200KVA程度の物でどのくらいの抵抗が入ってるのか知りたいのです。

  • 【電気】進相コンデンサは進相なので電気の流れを早め

    【電気】進相コンデンサは進相なので電気の流れを早める性質があるんですよね? 逆にコイルはコイル抵抗分電気の流れが遅くなる。 電気に負荷が掛かっているときは進相コンデンサを入れると電気の流れが早くなって負荷が解消される。 逆に電気に負荷がないときにはコイルを入れて電気の流れを遅くすると力率改善するんですよね。 この認識はおかしいですか?

  • 進相コンデンサで力率改善しても電圧降下は変わらない

    進相コンデンサで力率改善しても電圧降下は変わらないのはなぜですか? u1=√3I(rcosθ+xsinθ) √3*(125/√3)*0.1*0.8=10 √3*(100/√3)*0.1*1=10

  • 進相コンデンサの直列リアクトルが力率改善効果に与える影響

    現在進相コンデンサは,直列リアクトルが接続されたものになっていますが,例えば6%のリアクトル付のコンデンサの力率改善効果は,コンデンサ容量Q(kVA)の場合,リアクトル6%分がコンデンサと逆位相の効果を有するため,Q×(1-0.06×2)=0.88Q(kVA)の容量が力率改善に寄与すると考えればよいのでしょうか? また,カタログにはコンデンサ設備容量Qbとして正味のコンデンサの容量が記載されていますが,これを使用するとしても力率改善に寄与するのはQbではなく,リアクトルの分を差し引いてQb-0.06Qと考えるべきでしょうか。

  • 進相コンデンサの計算

    力率改善用に設置する進相コンデンサの容量の計算はどう行うのでしょうか?計算を紹介しているところが見つかりません。どなたかよろしくお願いいたします。

  • 力率改善用進相コンデンサの並列接続について

    はじめまして、電気を勉強しはじめたものです。 力率を改善する目的で設置される進相コンデンサは、負荷に直列ではなく、なぜ並列に接続されるのでしょうか? その理由が知りたいのですが、よろしくおねがいします。

  • 進相コンデンサの選定

    添付のスコット結線の圧縮機において、現在力率が38%となっています。 進相コンデンサで力率改善をしたいのですが、適正な進相コンデンサの選定の仕方がわかりませんので教えていただきたいです。 是非お知恵を貸してください。

  • 【電気・画像あり】この形のコンデンサの静電容量をテ

    【電気・画像あり】この形のコンデンサの静電容量をテスターで測りたいのですが、電極がUVWの3本しか出ていません。 テスターの赤リード線と黒リード線をどこに当てればコンデンサの静電容量が測れますか? コンデンサの静電容量は1極だけ測ればそのコンデンサ本体の全体(3極の)の静電容量が測れるのでしょうか? 進相コンデンサの中の3極はどうなっているのでしょうか?繋がっているのでしょうか?

  • 進相コンデンサの役割は?

    一つの知識としてお伺いします。 一般的にコイルが含まれる製品(モーターや溶接機など)では進相コンデンサを使うと思います。 会社の機械には3相200Vのモーターが付いているので進相コンデンサも付いています。 でも、単相200Vのモーターが付いた機器には進相コンデンサらしきものが見あたりません。(位相を作るコンデンサは内蔵されているようですが) Q1.単相機器には進相コンデンサは必要ないのですか?それか、単相契約では、力率改善による割引がないので、省いているとか?又は、三相ほど必要ではない? Q2.バッテリーフォークリフトの充電には三相電源が用いられますが、この時は進相コンデンサは必要ないのでしょうか? Q3.進相コンデンサを必要とする機器(容量は全て同じとする)は複数台あっても、進相コンデンサは一つで良いのですか?又、同時に使用しないときは一つでOK?それか、どんな場合でも機器1台につき進相コンデンサ1個要るのですか? よろしくお願いします。

  • 進相コンデンサがなぜ進相できるのか教えてください

    電気のことはまったく素人ですが、仕事でコンデンサに関わることがあり勉強中です。 進相コンデンサが、無効電力を打ち消し、力率改善に繋がることは理解できましたが、以下3点がわかりません。できるだけわかりやすく教えてください。 (1)進相できる理由は?いったん蓄えた電気を放出するから?放出するとなぜ進相するのか (2)必要に応じて接続,断路するそうですが、蓄えるのはいつ行うのか (3)変圧器などは無効電力などが遅れ位相となるそうですが、なぜ遅れるのか?  磁力線に変換するために遅れるとしても、なぜ90度なのか? あまりにも基本すぎるのか、高電圧工学などの本を見てもよくわかりません。 恥ずかしながら教えていただけると助かります。よろしくお願いします。