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原付スクーターの顔

なぜ原付スクーターってどのメーカーが作っても似たような顔をしているのでしょうか?ジョグ、ディオ、アドレスの見分けがつきません。

質問者が選んだベストアンサー

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  • taoyuany
  • ベストアンサー率74% (629/844)
回答No.2

久しぶりに回答させていただきます、よろしくおねがいします。 ご質問いただいた件はバイクメーカーのマーケテイング・販売戦略と密接に関係していると考えられます。 マーケテイングで考慮されるフレームワークとしては「顧客」「競合」「価格」「製品」「流通」「宣伝」などが挙げられます。 しかし、日系バイクメーカーは差はほぼありません。 排気量は同じ・メット容量も同じ・ブレーキシステムも同じ・販売チャネルもバイク店での取り寄せで同じ。宣伝の少なさや価格もほぼ同等です。 ここで問題になってくるのが「顧客」の動向です。 「顧客」: 2019年度二輪車市場動向調査からは、バイク所有者の平均年齢は54.7歳。原付の主な用途は通勤・通学。買い物・用足し。 ツーリング目的は僅か11%であり、週間使用日数は4.7日、平均走行距離は5.1km/日と、近所への日常の足となっています。 ①主要顧客年齢層 標準偏差を利用して主要顧客年齢層を算出します。 平均的な顧客の3σが18歳から平均の54.7歳に収まる時に顧客層の約67%を占める主要年齢層(1σ)は42.4歳~67歳となります。 ②人間の習慣 人間は若い頃の趣味・偏見・習慣・ファッション・髪型などをなかなか変えられません。 ③原付に最も多い車種が販売されたのは1989年 1989年は日本において最も多品種の原付が販売されたため、投下された年間宣伝量も最大であったと予想され、この時代を生きた人間にとっては印象が強かったのではないかと予想されます。 ①、②から42.4歳~67歳の人間が若い頃に流行していたバイクの形が 最もこの顧客層に希求性が高いと言え。③より、その形は1989年頃のバイクの形状が印象となって残っている可能性が高いと考えられます。 ①~③よりバイクメーカーは42.4歳~67歳顧客層へ売りやすい1988-89年頃のスクーターの形状を継承しているのではないかと考えられます。 もちろん、バイクメーカーは試行錯誤し異なったデザインも販売していますが結果として現在の形状に落ち着いてしまっているのは、やはり前述の理由により顧客層の反応が悪かったのではないでしょうか。 参考:1988-89年頃のスクーターの形状は「モーサイ」に記事としてまとまっていましたのでよければ御確認下さい。 「DJ ・1」や「チャンプ」などのカッ飛びスクーターが大流行! 80年代後半も続く「50cc原チャリ大戦争」 https://mc-web.jp/archive/history/31400/2/ 2019年度二輪車市場動向調査(概要) http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=1922 追記:もし今後質問者様が疑問を呈された定番のスクーターデザインに変化があるとすれば、 「東南アジアメーカーなどの新しいデザインが売れた実績」 「42.4歳~67歳にウケる宣伝広告で顧客層のスクーター外観への固定観念が変化した」 「外国人や若年層の流入により顧客層自体が変化」 などの事例が必要かな?と愚考いたします。 以上なにかしら質問者様の参考になれば幸いです。

その他の回答 (3)

  • oska2
  • ベストアンサー率44% (2310/5141)
回答No.4

>なぜ原付スクーターってどのメーカーが作っても似たような顔をしているのでしょうか? 消費者の好みを重視すると、似たデザインになる可能性が高くなります。 また、原付スクーターの販売台数は毎年縮小していますよね。 結果として、同業他社のバイクをOEM品として販売しています。 ヤマハも、ホンダに原付のOEM提供を委託しています。 ジョグとヴィーノは、ホンダが生産しています。^^;

  • gongorogon
  • ベストアンサー率16% (706/4250)
回答No.3

スクーターに限らず、2輪車全体が見分けが付きませんね。 バックミラーで、大型のリッターバイクかと思ったらスクーターだったとかよくあります。 流行りのデザインなんでしょうね。 4輪車もそうですよ。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

あまり特殊なデザインにするリスクを冒す必要が無いから。実用品はデザインに凝るより堅実なのに限ります。

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