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歴史は繰り返す?

最近の中国の行動を見ていると、戦前の日本が帝国主義列強諸国に軍事的・経済的に圧力をかけられ亜細亜諸国を巻きこんだ不幸な戦争をおこした環境に近づいてきているような気がする。今後、アジアの覇者・世界の大国になろうとする中国が高圧的に日本を恫喝するような事があれば日本は自衛の為に武力行使をするそのような懸念はないのであろうか?

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回答No.4

米英とは非常に良好な関係で、ロシアもソ連時代の様な敵対関係は無く、其の他EU諸国とも穏健な状態である事に加え、日本が海外に軍事侵攻する意図を持っていない現状、特に昭和10年代前半の状況に似ているとは思えませんが、どの辺が似ていると思われたのでしょうか?個人的には日清戦争前の状況に似てきた印象はありますが....。 高度成長を続け世界市場の中でのプレゼンスも向上、北京オリンピックを控え大国意識が出始めた中国ではナショナリズが高まっていると聞きます。しかも、日本に対する対外的には無意味な反日方針がそれを助長し、当の中国政府でさえ抑制する方向になっている程ですね。 しかしこのナショナリズムが、現在中国政府が採っている資源確保を目的とした膨張政策と結びつき、対外覇権を求めるようになったら日本にも災禍が及びかねないと思います。 可能性があるとすれば、日本が韓国、台湾などに対する集団的自衛権を行使する場合が想定できますし、尖閣諸島の領有権問題や南鳥島に対する主権侵害などに火がついた場合、日本が主体的に処置せざるを得なくなるでしょう。 この場合、中国が軍事力を持って解決をはかろうとする場合、当然日本も軍事力で排除する事となります。特に偏狭なナショナリズムの高揚が、反日思想ばかりを押し上げる形になった場合、日本単独で対処せざるを得なくなると思います。 ただ、中国も海上自衛隊の能力は理解しているはずですし、日本と領土紛争を起こした場合の国際的評価の失墜を考えると、簡単には手出しできないと思います。むしろ、アメリカの影響力が相対的に低下しているアセアン方面から覇権の拡大を始めるのではないでしょうか? とは言うものの、中国が日本だけに限らず海を越えて覇権を求めるようになった場合、確実に中国海軍は壊滅させられるという事を彼らは理解すべきでしょう。現在、太平洋の制海権は事実上アメリカ、及びその同盟国が掌握しておりますし、中国がこれら同盟諸国の海軍力を上回れる可能性は、この先数十年無いでしょう。 中国指導者がこの現実を見誤るか、感情に流されて海洋覇権を求める行動を徐々にとりはじめたら、ご懸念の内容はかなり現実味を帯び始めるのではないでしょうか? 一つの海に、二つの海洋覇権勢力は共存できませんので。

その他の回答 (3)

  • kairy
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回答No.3

中国から核攻撃を受けたとして、安保によりアメリカが報復攻撃すると思います? ありえませんよね。 アメリカ本土が核攻撃にさらされる可能性があるからには。 国連が何とかしてくれると思います? チベットやウィグルを見ればあきらかですよね。 残念ながら日本で戦争が永遠に起こらないとは限りません。 中国の反日ナショナリズムの高まりは脅威すら感じます。 中国と戦争になると仮定すると、中国は世界的な非難を覚悟で核攻撃を行う可能性は無視できません。それならばアメリカとの戦争は上記の理由で回避できます。 反米思想を持つ国家は中国と政治的に迎合しつつありますし、特にアメリカのヨーロッパでの影響力を払拭したいフランスにいたっては最新式の武器の売却を画策しており、アメリカの弱体化を狙う意味合いから中国の暴挙を非難したりしないでしょう。現在のフランスの日本に対する扱いにもそれが現れているように思われます。 核の脅威にさらされている以上、すでに自衛の為の武力行使どころの話ではありません。 歴史はただ繰り返すというものではない、ということですね。

  • SCNK
  • ベストアンサー率18% (514/2762)
回答No.2

あたりまえでしょう。売られた喧嘩買わない国がありますか。ただ黙って主権を奪われる国なんて考えられません。恫喝の内容にもよりますが、おそらく理不尽な要求をされればバチカンだってモナコだってサンマリノだって自衛戦争をやりますよ。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.1

日本や中国に限らないのですが、外圧にさらされた後、それを 軍事力で跳ね返して自立を達成した国は、どうしても軍事 偏重になりますね。 フランス革命後に他の王制国家から攻撃されたフランス、 黒船の脅威から国防意識に目覚めた幕末から明治の日本、 清朝末期から外国の侵略と内乱で大混乱し、ようやく外国 勢力の排除と国家の統一を成し遂げた共産中国など、似た ような軌跡の歴史を描いているかと思います。 フランス革命後に軍事をもって台頭したナポレオンが、後に ヨーロッパ中を荒らしまわったように、軍事大国となった 中国がアジア中を荒らしまわる危険性は、まったく無いとは 言い切れません。 これに対抗するには、中国を上回るスーパーパワーである アメリカと手を組むしか道はありません。 もしくは、自力で空軍力・海軍力を増強して、中国の海上 進出をはばむ戦略を真剣に考えなくてはいけないでしょう。

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