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be+V ingについて
以下についてお教え頂けないでしょうか。 be動詞+動詞ingで、未来の予定の旨書かれた文章をよく見かけます。 be動詞+動詞ingは、現在進行形と理解しています。 (1)be動詞+動詞ingが、なぜwill或いは be going toのような使われ方をするのでしょうか? (2)be動詞+動詞ingとwillの意味の違いはあるのでしょうか? 宜しくお願い申し上げます。
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以下のとおりお答えします。 >be動詞+動詞ingは、現在進行形と理解しています。 ⇒確かに、be + ~ingは進行形の基本形式ですね。つまり、多くの動詞のbe + ~ing形が進行「~している・しつつある」を表します。 ただし、特定の動詞のbe + ~ing形は、ある種の未来(=起動への進行)「~しようとしている」を表します。次項以下で詳細をご説明します。 >(1)be動詞+動詞ingが、なぜwill或いは be going toのような使われ方をするのでしょうか? ⇒動詞をその意味から大別すると、継続を許す動詞(継続動詞)とそれを許さない動詞(瞬時動詞)に分けられます。例えば、stayは「宿泊・滞在する」という動作を継続することができますが、startは、一旦出発すれば、もう「出発する」という動作は完了して、それ以上出発するという動作を継続できません。 ということで、この前者はbe + ~ingで進行を表しますが、後者は進行そのものを表すのでなく、その行為の「起動への進行」を表すことになります。これすなわち、ある種の未来に見えること「~しようとしている」(=起動への進行)を表すことになるわけです。 前者の例:He is staying at a hotel.「彼はあるホテルに滞在している」。 後者の例:He is starting for Europe tomorrow.「彼は明日ヨーロッパに向けて出発する/出発しようとしている」。 *継続動詞に近いものに「状態動詞」というものがあります。一旦行為を起こせば、行為を継続しなくても「その状態が続く」ことを意味する動詞です。live「生きる、住む」、know「知る、知っている」などがこの部類です。be + ~ingを使わずに進行(状態)を表すことができます。 例:He lives alone in an apartment.「彼は一人でアパートに住んでいる」。 (2)be動詞+動詞ingとwillの意味の違いはあるのでしょうか? ⇒willは時制上の未来「~するだろう」を表しますが、be (is, are) + ~ingは、時制上は現在で、上で見たように、現在とその延長上における未完了(=起動への進行)「~しようとしている」を表します。なお、be + ~ingで進行を表す動詞の代表は、go, come, start, arriveなどの「往来発着を表す動詞」です。 He is going to stay at this hotel.「彼はこのホテルに滞在する(ことになっている)」。 cf. He will stay at this hotel.「彼はこのホテルに滞在するだろう」。 They are coming here tomorrow.「彼らは明日ここに来る(ことになっている)」。 cf. He will come here tomorrow.)「彼らは明日ここに来るだろう」。
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- princelilac
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現在進行形が未来を表現することがあります。 例えば、go, come, start, arrive などのように往来発着を表す動詞がその例です。他には begin, die, open, win など多数あります。「…するところ」「…しそうだ」と訳することになりますが、これらの単語は実行された瞬間に完成してしまう動作なので、「進行」の意味をつけることが不可能なのです。 (1)I am going to England this summer. (2)I am going to go to England this summer. この2つの文にはほとんど差がありません。渡英するための計画が具体的に進んでいて、英国内での目的地が決まっているのは当然ですが、飛行機やホテルなども手配済みで、夏を待つだけの状態です。ただ、その準備の段階に僅かな差がありそうで、(1)の進行形の方が準備が進んでいるかのように聞こえます。仮に渡英の計画がキャンセルになった場合に、衝撃が大きいのは(1)になります。 ※going to go to の部分の表現が不自然だと言う人もありますが。ネイティブの情報として全く自然な表現だとのことです。 I will go to go to England this summer. will はこの文が話された瞬間の話し手の気持ちを表します。「特に決まっていませんが、聞かれたので答えると、…」みたいな感じです。England から距離の近い(例えば Scotland, Wales など)国の人の会話であれば自然に聞こえるでしょう。
お礼
例文を挙げてお教えいただき有り難うございました。 また、使用可能な動詞もお教えいただき有り難うございました。 よい学習が出来ました。
- koncha108
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まず、will + 動詞、とbe going to + 動詞について。 英語には本当の意味での未来形が無く、両者とも未来に影響を与える現在の状況を言っています。 結構感覚的なものもあるし、どちらでもほぼ同じになる場合もありますが、willは、将来起こることに対して、その理由、根拠、計画、意思が現在あると言うことを言っています。 I will study tomorrow. は、現在の計画や考えでは明日勉強することにしている。相当な確率で明日は勉強することになる。 be going to は、現在すでに予定があって将来起こることに対する何かが始まっている様子。 I'm going to study tomorrow. すでに明日勉強すると言う計画に向かって何らかの動きがあると言うことを示唆しています。もちろん、本当はそう思っていないけれど言い訳の可能性もあります。ただ、going to なので、そちらの方に向かっていると言うまだ明日の決定的なものに対して言い訳と言うか、起こらないかも知れない可能性を残しています。 感覚的に難しいかも知れないですが、理解した前提で言うと、 1) I'm studying tomorrow. は、going to (することに向かっている)が無いぶん、すでに明日勉強することが予定されていると言う言い訳なしの事実が明確になります。今勉強していないけれど、気持ちの中ではもう明日勉強することが始まっていると言う感じ。I'm going to Japan. と言ったら、まだに本行きの飛行機に乗っていないけれど、日本に行くプロセスにすでに入っていると言う感じです。 2) すでに説明済みですが、かなり違うニュアンスの時もあれば、単なる言い回しの違いの時もあります。
お礼
今回も詳細にお教えいただき有り難うございました。 なかなか複雑な根拠があるのですね。 よい学習が出来ました。
- XPERIA5_User
- ベストアンサー率41% (47/114)
こちらで詳しく書かれています。 参考にしてください。
お礼
初めまして。 サイトをお教えいただき有り難うございました。 しっかり学習いたしました。
お礼
今回も詳細かつ丁寧にお教えいただき有り難うございました。 また例文もお書き頂き有り難うございました。 なかなか難しい意味合いがあるのですね。 お陰様でよい学習が出来ました。