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働き方改革における派遣を使うメリット
今後、働き方改革において、同一労働同一賃金が普通になってくると思われますが、その中において派遣スタッフが正社員並みの給料を得られるようになるならば、派遣会社はどうやって儲けを出していくのでしょうか? 今までは派遣スタッフが勤務している限り、その中の4割程度を天引きして、その中からスタッフの社会保険費用や派遣会社の儲け等を得ていたと思うのですが、派遣スタッフが今後、正社員並みの賃金を得られるようになると勤務する派遣先の会社にとっては派遣スタッフを使うメリットはあるのでしょうか? 仮に本当に同一労働同一賃金がそのまま適用されたら最もコストがかかるのは派遣スタッフという事になると思うのですが。
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働き方改革において、同一労働同一賃金が普通になってくると思われますが…。 日本ではこの同一労働同一賃金と言う制度が定着しないでしょうし、正社員と派遣労働者では明確に責任や権限の違いを持たせることによって、同一労働では無いと経営者側は主張するでしょう。 まぁソレとは別に、同一労働同一賃金は派遣労働者の手取り賃金を保障しているわけでは無いので、例え正社員と同じ賃金設定だとしても、派遣会社がピンハネすれば済むことです。 実際、今の派遣会社の殆どはピンハネです。 確かに、社会保険料などを派遣会社が支払っていると言えますが、営業担当者や事務担当者の給与はどこから捻出しているのか?と言えば、派遣労働者に支払われる派遣先企業からの報酬額の一部から捻出しているのです。 つまり、派遣労働者10人から10万円ピンハネすれば100万円が捻出出来る訳で、それで営業担当者と事務員の給料を捻出出来ますね。 話しは逸れましたけど、派遣社員を雇い入れるメリットは支払い給与だけではありません。現在のようにコロナでの不況が現実になれば、社員を解雇するには相応のコストが発生しますが、派遣の場合には契約更新しなければ良いのです。 会社が儲かれば賞与も出す必要がありますが、派遣社員には賞与を出す必要はありませんし、同一労働同一賃金の考えにも賞与分は含まれていません。
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- thinkand
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ブルーカラー派遣の場合、同一労働、同一賃金が始まったとしても、派遣社員の方がトータルではコストが低いことがあります 社員は、給与とは別に社会保険など会社側の負担も大きいのです 教育コストもかかりますし、育児休暇など長く休まれるとその間補填しなくてはなりません。また、社員も結局転職することも多く、あまり人材に金をかけられない事情もあると思います 社員はいざとなったらクビにしにくいですが、派遣社員の場合はその事業がなくなれば契約延長しない選択肢は容易にとれます。 契約書に記載してある業務自体がなくなれば、延長はできるはずもありません。 後、これは私の経験則でしかありませんが、 派遣社員の場合、同僚となる社員とウマが合わないとか、思った以上に仕事ができない場合、派遣会社の営業に言えば代替要員を提案してくれます 社員だと、組織の一員としてなんらかの業務に充てるなどして活用しなくてはなりませんが、派遣社員だとダメなら変える、というオペレーションがとりやすいので雇う側からすると多少コストがかさんでも楽なんです 社員の給与が30万、派遣会社に払う支払額が50万でも、全然派遣会社の方が安いんです。
お礼
そうなんですか。とても参考になりました。ありがとうございました
- thinkand
- ベストアンサー率22% (61/275)
正社員よりコストが低いという理由で派遣社員を採用しているわけではありません 派遣社員の月単価は50~600万、と業務によって全然違います 新規事業の立上げや企業買収などは1ヶ月ほどチーム単位で採用しますが月単価ベースだと一人1000はいきますよ
お礼
確かにプロジェクト等を組んでたり、新規での立ち上げの場合だと高額になると思いますし、ホワイトカラーや専門職などの希少性の高い職種でも高額になると思います。 しかし、私が前提として言っているのは、誰でも出来るようなブルーカラーの仕事の場合の事です(記載してなかったです。すみません)
- f272
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コストがかかっても必要な派遣社員というのがあります。 誰でもいいけど働いてくれる人が必要だけれどすぐに欲しいときは派遣会社に頼む。 期間限定で働いてくれる人が欲しいときは派遣会社に頼む。 専門的な知識が必要な人が欲しいいときは派遣会社に頼む。 色々な理由があるのです。
お礼
そうなんですか。 企業によって、様々なのですね。 ありがとうございました。
お礼
大変参考になりました。ありがとうございました