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戦後の・・・

戦後の日本の雇用慣習とは何ですか?終身雇用と年功序列と労働組合が思い浮かびますが、これらであっていますか?また、現在はこの様な慣習がなぜなくなってきているのですか?

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noname#8234
noname#8234
回答No.1

もう一つ、最近の事例ですが 「男女雇用均等法」 が挙げられるでしょうか。  女性の社会進出が大幅に促進され、戦前とはまるで異なった社会構造になっているように思います。  戦前は上司が女性なんて考えられなかったでしょう。 御質問の 「慣習」 がなくなった理由  終身雇用 : 企業が欧米式の雇用形態を参考にし始めた事もあるでしょうが、まず企業の体力が落ちたのが大きな理由でしょう。 昔と違って、真の意味での厳しい 「市場経済」 の中で企業の存続を目指すためには、もう企業側に余剰人員を抱えられる余裕がなくなった事が挙げられると思います。 ピークの過ぎた管理職を削減し、同じ人件コストで多くの若い活力を企業内に導入する事により、活性化を図ろうという目的で行なわれています。 従って、ターゲットにされた中年管理職は、子会社または関連会社へ出向という形で放り出され、そのまま本社へは帰れないか、人生の再出発を目指す意味で割増退職金をもらって退職。  一生同じ企業に奉公、あるいは企業も一生面倒を見る、というシステムは崩れつつありますね。 年功序列 : 終身雇用と理由が重複しますが、能力の有無より入社時期によって昇進が決定される制度も、「企業の活性化」 という観点から大幅に見直されるようになっています。  従って、上司の方がはるかに若い、という現象も各企業で現れています。   ただ、終身雇用と同じように、長年、日本の風土に溶け込んできた制度ですから、急激な制度変更は社会的混乱を起こす恐れがありますので、両者の長点をうまく融合させた新しい日本的雇用形態が求められると考えます。 労働組合 : 組合員の経験が無いため一般論で恐縮ですが、そもそも労働者の待遇改善、身分の保証を第一義的に考えて結成されたはずなのですが、なぜか左翼政治活動を強いられる、また 100年前の 「資本家は労働者の血を吸う吸血鬼」 という時代錯誤的発想から未だに脱却できない、おまけに幹部連中は特権階級としての既得権にしがみつく事しか考えていない ・・・ これら労働組合を取り巻く大きな矛盾のため若い労働者の共感が得られず、組合員の数が激減し、社会的影響力が無くなりつつある理由になっているように思います。 以上、私見を述べさせて頂きました。

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