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アルチュール・ランボーについて
フランスの詩人だったランボーが、 30代で死なず、50歳、60歳くらいまで 長く生きたら、 どんな人生を送ったんでしょうか? 詩の世界に復帰することもありえたんでしょうか?
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- eroero4649
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回答No.1
史実とあまり変わらなかったと思います。 彼が筆を折ったのは20歳のとき。享年は37歳で、意外に詩を書かなくなってからの時間は長いです。なんとなく、25歳くらいで死んじゃったイメージがありますけどね。 彼は、詩人になりたくてなった人ではなかったと思います。その後軍隊に入ろうとしたり貿易商をやろうとしましたが、きっと本当にやりたかったのは「冒険」だったんだろうなと思います。つまり根っからのスナフキンだったと思うんですよね。たまたま、飛び抜けた詩才があって、思春期にそれが飛び出たのだと思います。100%才能だけの勝負で、しかもそれをやりたくてやったんじゃなくて「内面からほとばしってきたから出しただけ」ではないかなと思うのです。 社会性とか、そういうのは一切ダメだった人だと思います。中原中也もそうだけど、本物の詩人というのは働けない、働いちゃダメな人なんですよ。働くと純粋さが失われてしまうのです。 仮に詩作をしたとしても、凡庸な作品しか残せなかったんじゃないかなと思います。「夭折が惜しまれる」ように見えますが、ランボーは1854年生まれで、1879年生まれの滝廉太郎は23歳で、1867年生まれの正岡子規は34歳で、1896年生まれの宮沢賢治は37歳で亡くなっているので、この時代は若くして病死するのはそれほど珍しいことでもなかったんですよ。中原中也も30歳で病死しているので、詩人つうのは早死にするものですな。
お礼
詩もいいけど、ランボーの後半生も面白いですね。 冒険そのものの人生で実に面白いです。 ありがとうございます。