NPOは何も役に立たなかった。
NPOは何も役に立たなかった。
リーマンショックでホームレスが急増していたときに地方行政はホームレスが公園にテントを建てないように監視を強化していた。
それを批判するNPOの貧困層救済の団体の代表がインターネット上で地方行政の無学による弊害で人権侵害が起こって、日本の土地は全てに所有者がいてホームレスが腰を下ろせる場所は無くなっていた。
冬に駅構内で暖を取っていても終電になるとシャッターが閉まってホームレスは暖をとる場所を失っていた。
NPOの代表がそれを非難していて、日本の首相はこの男性に日本のホームレス問題を解決して貰うために権限を与え、予算も言えば出る状態で任を任せた。
しかしNPOの代表はインターネット上では日本政府は無能であり、私ならこの問題は解決出来ると鼻息を荒くして行政バッシングをしていたので、行政側がこの問題はそんなに簡単な話ではないと彼に分からせるために全権限を彼に与えて様子を見た。
で、結局、彼は簡易の宿泊所と炊き出しを冬場のみ公園で行う予算を国に申請した。
春と夏は自力で生きて、秋と冬の寒い凍死する時期だけ寝場所と食事を無償提供するので公園でテントを立てないで欲しいと訴えたのだった。
で、簡易宿泊所で寝て貰っている期間に行政が間に入って、就職先と住まいの契約の援助(保証人に行政がなる支援制度)を用意してホームレスからの脱退を斡旋した。
しかし、ホームレスは行政が働けと言ってくるので無料宿泊所に近づくものはいなくなって、公園で無料の食事を働いていない者に与えたらますます働かなくなるという社会批判と働いている者が汗水垂らして納税した血税を働らいていないホームレスにばら撒くなど言語道断と社会批判が起こって、たった1年でNPOの代表は国と一緒に支援しても貧困層を救えないので?という意味不明な捨て台詞を言って特別公務員の職を辞めてしまった。
で、彼は国や行政批判をすることが無くなった。
ホームレスや貧困層の救済から国からやれと言われて責任者になった途端に自分のアイデアは幼稚だったと悟ったのである。
ホームレスや貧困層の救済は難しい問題であるのでどれだけの識者がやっても改善出来ない社会問題である。