日本→韓国 対韓輸出制度の見直しは良いこと？

質問

こんにちは
タイトルの通りです。日本が韓国に対し、輸出優遇措置の見直しに踏み切り実行されることになりました。韓国からものすごく反発が出ていますが、この行動は日本にとって間違いなく国益に良いことですよね？

実際問題、韓国からの報復・逆切れ（される覚えはないと思いますが）などは問題ないのでしょうか？

回答No.12

koncha108

今回の規制強化はやむを得ない措置と思いますが、現実的に韓国が急に困るとも思えないし、今後実際に輸出制限を実施したら日本の企業もそれ相応のダメージを受けます。もし一部で言われているような徴用工問題での日本企業の資産差し押さえに対する報復だとしたら金額的には割が合いません。しかもダメージを受ける企業は徴用工問題とは無関係な企業になりますから、国益になるかどうかは最終的にどんな結末を考えているか次第。
今の日韓関係は深刻な状況にあります。日韓関係の基本にある日韓基本条約と請求権協定と言う国家間の前提を覆すような徴用工裁判の判決とそれをはじめとして積極的に解決しようとしない韓国政府。それに安全保障上協力しあう関係にありながら哨戒機へのレーザー照射問題では事実関係の確認すら共同でできない。貿易協定も３年間で一回しか開かれないし、新魚業協定も棚上げになったまま。経済や人の交流は盛んで本来は友好的な隣国同士であるべきなのに、国の関係の共通基盤が揺らいでいるようでは、一旦時代を少し巻き戻して関係を見直そうと言う措置は避けられなかったと思います。今回の措置はその見直しの中でも最も軽いたぐいだと思いますが、日韓関係がある約束の上に双方合意して成り立ったものだと言う基本は決して崩せない。なぜなら、今後北朝鮮と日本が国交交渉を行う可能性が出空想ではなくなってきて、その時にはに改めて戦後処理の問題が出てくるのですが、そこでは日韓基本条約の考え方が参照されるべき。その基準が日韓間で揺らいでいるようでは将来とんでもないことになります。日韓の個別も問題での対立や国民の感情問題よりもずっと深刻な話なのだと思います。
日本政府も規制強化だけして韓国民の感情を逆なでするだけなく政府間での協議に韓国政府を引きずり出して真剣に日韓関係について話し合わないと国益にはなりません。