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中学生向けの読書紹介

中学生に読んでもらいたい本を紹介したいのですが、自分の趣味は中学生には向かない気がして困っています。 ただ紹介するのではなくて、その本から道徳的なことが考えられたり、その作家の生き様や他の作品が紹介できたり、言葉の勉強になったりするコーナーも作りたいのです。 私が好きな三島や谷崎は作品によっては内容が……という気がします。しかし、最近の作家はなんだかカタカナが多くて、もっと美しい日本語を使ってほしい立場としては選び難い気もして悩んでいます。 なにか、よい作品はないでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • nitaro991
  • ベストアンサー率31% (16/51)
回答No.4

日本文学ではなくて恐縮ですが‥ キョウコ・モリ「シズコズドーター」 海外で出版されましたが作者は日本人ですし、舞台も日本、主人公も同世代です。 季節ごとの花の名前が章題になっている等、日本の美しさも前面に出ています。 ただ母親の自殺から幕を開けるので質問者さまにお目通しいただいた方が良いかも知れません。 ですが決して悪い影響を与える本ではありません。 読んでみて下さい。 私は今でも大好きな本です。 パウロ・コエーリョの「アルケミスト」もお勧めしたいです。 道徳的とは少し違うかも知れませんが「人生の知恵」が感じられるのでは。 RPG的な面白さもあって、とっつきやすいと思います。 世界的ベストセラーで今更‥ですかね(笑) 余談ですが、私が中学生の頃に初めて触れた(太宰や漱石とは違う意味での)文学は宮本輝の「星々の悲しみ」でした。 担任の先生に個人的にいただいたもので、何か扉が開いたような気がしました。 以来、読書は趣味になっています。 彼らに良い本との出会いがあれば良いですね。

senoby3
質問者

お礼

道徳的なことではなくてもよいのです。 掲示板半分ぐらいの大きなサイズを使えるので、ただあらすじや感想だけの案内にしたくなかったんです。他の先生方はそんなことしなくても……、という感じなんですが、本から得られるのは感動だけではないと思っています。 たとえば、今の子どもは都道府県名も位置も危ういので地図を使って地理的なことや、花の写真なんかを使って生物的なことも一緒に紹介できたらと思っているのです。うまく説明できないのですが、読書紹介の掲示板で総合的な学習ができたらなぁ、という希望があります。そこからいろいろな分野に興味をもつようになってくれればと思います。 ご紹介の本は、本当に恥ずかしい話ですが作者も題名も知りませんでした。 でも、海外から日本のことを描いた作品であり、よい視点をいただけたように思います。 章題が花の名前というのも私の希望にぴったりで嬉しいです。 まずは私から読ませていただきます。 子ども達にとってのよい作品とは一人一人違うと思います。でも、みなさんからのご意見を参考にして紹介した作品から、何かを感じてもらえたら嬉しいです。 ありがとうございました。

その他の回答 (7)

  • kana-take
  • ベストアンサー率68% (11/16)
回答No.8

下記にもありましたが、井上靖の自伝的小説はどうでしょうか?「しろばんば」や「あすなろ物語」また「グウドル氏の手袋」等、どこか懐かしく暖かいお話だと思います。道徳的な内容かは分かりませんが、おぬい婆さんの孫を思う気持ち、またその背後にある自分が妾であるという後ろめたさが感じ取れれば、心が豊かになるような気がします。 また作家や作品や文体の美しさに興味を持たせるきっかけとして、「声に出して読みたい日本語」はどうでしょう?賛否両論がありますが、文学の世界への入り口になると思います。

senoby3
質問者

お礼

やっぱり井上靖はお勧め度が高いようですね。 『声に出して読みたい日本語』は個人的には好きです。ただ、今はやりの「朝の10分間読書」で声を出されたら……。ま、そんなことはしないと思うのですが、あれは、リズムを楽しむものであるから私としては本当に声に出してほしいです。 参考になりました。ありがとうございます。

  • shokupan
  • ベストアンサー率27% (13/48)
回答No.7

芦原すなおの「青春デンデケデケデケ」をおすすめします。60年代、四国の田舎の男子四人組の高校生活を描いた作品で、大変読みやすく楽しい作品です。バンドを結成したり、恋に悩んだり、将来に不安を抱いたり・・・主人公は高校生ですが、中学生でも面白く読めると思います。勿論、大人でも。私の中では<青春モノ>の金字塔です。

senoby3
質問者

お礼

青春! いい響きですね。 高校生でも、今の彼らには十分に遠い存在なので、誰でも悩むのだと思えるよい機会かもしれません。 読んでみます。 ありがとうございます。

noname#8602
noname#8602
回答No.6

内海隆一郎……『人々の忘れ物』→作者のやさしさに触れ、ほっとする 森鴎外……『山椒太夫』『高瀬舟』→歴史の勉強にもなる 伊藤左千夫『野菊の墓』→純愛とは何かを考えさせられる 菊池寛『恩讐の彼方に』→がまんができない子どもたちにはうってつけ 向田邦子『父の詫び状』→『眠る杯』と並ぶ、傑作随筆集 深沢七郎『楢山節考』→読書好きにおすすめ

senoby3
質問者

お礼

たくさんの作品を挙げていただきましてありがとうございます。 『父の詫び状』は教科書にも載っているのでいつかは紹介しようと思っていました。他も名作揃いですね。 『人々の忘れ物』だけは、読んだことがありませんでした。 でも、タイトルだけでもなんとなく壁面構成が見えてきました。早速、読んでみます。 ありがとうございました。

回答No.5

「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」です。 中学生の時、学級図書であった本ですが、初めてわたしが「人間の命について」触れた本です。 著者はすでにお亡くなりになっていますが、今でも十分内容が色あせず、作家の方かと思う程テーマを深く掘り下げて書かれています。

senoby3
質問者

お礼

「人間の命」はよいテーマですね。 最大で最高のテーマだと思います。 以前、授業の合間に少しだけ読んでそのままにしていました。 もういちど、じっくり読んでみます。 ありがとうございます。

  • koga_s
  • ベストアンサー率21% (36/164)
回答No.3

そうですね、三島や谷崎、太宰や夏目漱石といった人たちは 高校くらいに読んだ方がよりよく解るでしょうね。私も 高校の時に読みました。今回は中学生向けということですから、 吉本ばななさんの「キッチン」なんかはいかがでしょうか。 読みやすい文章ですし、言葉も選んで書いてあります。 また中学生、高校生くらいの子どもが直面する、 何だかもやもや・はっきりしない問題のようなものが うまく描かれていてとても良い小説だと思います。 ↓にURLを貼り付けておきましたのでよろしければ 御覧下さい。 ちなみに私が中学生の頃に無理矢理読まされたのは三田誠広の「いちご同盟」でしたが、全く心に響きませんでした。 「これで何かを得なさいっていうことだな」 とあからさまに解ってしまう本は中学生なら気付いて しまいます。いい本が見つかると良いですね。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041800080/250-2587298-9085830
senoby3
質問者

お礼

確かに、最近の中学生はそういうところなんか特に頭がいいです。 私は、小学4年生なのに三島を読んでいたというとんでもない子なので(親が共働きで家にある本を片っ端から読んでいたら三島にはまってしまったのです)普通の中学生がどの程度の本を読むのかわかりません。絵本や童話から突然三島に飛んでしまったためにその間に読むべき作品がすっぱり抜け落ちてしまっているのです。だから、みなさんのアドバイスが大変ありがたいです。 「キッチン」も実は読んだことがないのです。 こんな有名な作品をと思われるかもしれませんが、テストの問題で引用されてるところしかないのです。 アマゾンのコメントを読んで、おもしろそうだと思いました。読んでみます。 ただ、子どもの中に天涯孤独というわけではないのですが、最近家族を亡くした子がいるので、紹介の時期を考えなければいけないと思いました。 とても貴重なご意見ありがとうございます。

回答No.2

井上靖の「夏草冬濤」なんてどうでしょうか。自伝的な作品ですし、他の作品にもつながるし、主人公の洪作も中学生に歳も近めですし、よいのではないでしょうか。

senoby3
質問者

お礼

井上靖はいいですね。 「天平の甍」が好きで(唐招提寺が好きなんです)実は候補に入れていたのですが、以前この子ども達に幸田文の「木」を紹介していて奈良ばっかりになるかと思い消していたんです。 小学生のころ「夏草冬濤」は読んでみたのですが、すでにすっかり忘れてしまっていました。 もう一度読んでみます。 ありがとうございます。

  • torotoro2
  • ベストアンサー率18% (39/210)
回答No.1

3年B組金八先生はどうですか?   一度読んでみたことありますが、道徳はもちろん言葉・ことわざなどなどあって勉強もなるし、ストーリもおもしろいですよ。何十冊もあって長いことためしめるかもしれません。

senoby3
質問者

お礼

早速の解答、ありがとうございます。 映画やドラマの小説本はいくつか考えていたのですが、金八先生は考えていませんでした。 確かに、道徳的には十分ですね。あの有名な「人という文字は……」も金八先生でしたね。 シリーズとして何冊か本がでていたと記憶しているので、読んでみます。 ありがとうございます。

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