植物やキノコの成分不明の事情とは?

このQ&Aのポイント
  • 植物やキノコには成分が不明なものが存在することが分かりました。
  • 成分を調べることは機械化されたルーチンワークと考えられていますが、成分不明の植物やキノコに対しては手掛かりが掴めず困難な場合があります。
  • 成分分析が困難な理由として、解毒剤の研究を必要としないためや、有用性の低い毒成分の単離が難しいことなどが考えられます。
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植物やキノコ等の成分不明の事情

毒のある植物について調べていると成分が不明となっているものがあることが分かりました。 私が確認したのはヒョウタンボクとハイイロシメジです。 これらについて学名でも検索したのですが成分の化学的なあり方について手掛かりさえ掴めませんでした。 私はこのような状況に違和感を覚えます。 成分を調べることって、まともな科学者であれば悩むところの無いような、機械的に出来るルーチンワークでしょ?と思うわけなのですが…そういう認識ゆえ不自然に感じます。 ・積極的に食べられることがないから解毒剤を研究する必要がない=逆算のための成分分析が必要ないってこと? ・毒に対応する成分があったとして一つの化合物として単離する価値がないってこと?(所詮毒なので有用性がない) ・研究のため遠心分離処理されたことがあったものの、得られた成分は既知の物質だけだった、つまり今の技術で原因物質そのものを抽出しようとしても壊れてしまう、またその断片から推測しようにも、公表に耐えるほどの高い蓋然性の仮説を立てることが出来ていないから? 想像通りだったらそれはそれで、ごく簡単な話なのかもしれないし、回答をいただくことで一つあやふやな感じをすっきりさせたいです。 素人知識なので文章に至らないところがあるかもしれませんがご回答いただけたら幸いです。 ※成分分析が簡単だ言いましたがこれ自体語弊があるような気もしましたがそうであってもどうかご容赦ください。

  • 化学
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Dr_Hyper
  • ベストアンサー率41% (2482/6031)
回答No.3

基本的には研究者ってルーチンワークってしない方がいいわけです。 常に新しい概念を生み出していく方が良いわけですから。 それでも雇用が安定していて,大規模な予算が付けばひたすら横並びに同じ方法論で動物種だったり,植物の種類を変えたりしながらひたすらカタログを作るという仕事がこれまでにもありました。一番分かりやすくしかも有用だったのはゲノムプロジェクトでしょう。 もちろんそれが完成したりある程度の情報が集まってくると,様々な恩恵を得られるわけですが。種分化や進化などいろいろな知見が集まるわけですが,個々の研究室がやっていくには時間と労力がかかりすぎるからしないという分類の仕事。それらを億単位の予算が付くような大規模プロジェクトが作られることがあれば,それらが進められると言うことです。動機と言うかそれらを横並びに解明することで予想される生み出される概念に目処がつけばそのプロジェクトは遂行されると思いますが。

dorawii
質問者

お礼

研究を取り巻く事情がなんとなく分かった気がします。 回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • bekky1
  • ベストアンサー率31% (2252/7258)
回答No.2

ものすごく簡単に仰るけど、何が入っているかわからないものを探すのはすごく大変だということはわかりませんか? マイトトキシンという毒物があります。 非常に分子量が大きく、かつ、合成もされるという研究がなされているが、 何のために・・・がないと、予算が付きません。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3 成分分析するに、ソノモノが大量にあるなら、まだいい。 かの狂牛病の原因が、プリオンだと突き止められ? そして、プリオン自体を苦心してピュアにして、発病するかを実験すると、 しないのです。 つまり、原因物質?であっても、発病しないなら、原因物質ではないかもしれないし、何らかの他の要素が必要ということになる。 コレだと、抽出して、何かと構造式を確定して、あるいは、アミノ酸がいくつかの集合体とか、そこまでバラバラにすると、毒性がなくなる。 あれだけ騒いで、経済的にも毒キノコの比ではないですが、結局は、 原因物質もプリオン単体では、発症しないので原因物質不明?のまま、今です。 抽出するのも、確定するのも、ただじゃできない。 研究するのは、学者としてはいろいろやりたいでしょう。 でも、おそらくは予算がたくさんあったし、緊急性もあった、あの狂牛病にして、対応策をあれこれ、場当たり的にやってみたら、鎮火したので、 まぁいいか?・・・・の今です。 で、プリオンはどうなんだ?・・・・とは、思いませんか?

dorawii
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 プリオンは言われてみればって感じでした。 触媒とかのことを忘れてました。 組成とか単純な分子式ですら個人がやってみてるかで出来ることではないということなんですね。労力的にも設備的にも。 あと分子式だけ分かりましたじゃ、流石に片手落ちか…。

  • Dr_Hyper
  • ベストアンサー率41% (2482/6031)
回答No.1

幾つか可能性が分けられます。 1 まだ誰も研究していない 2 研究が困難である (試料があつめにくい,原因分子が不安定である,複合的な作用で一つの分子に絞り込めない,毒素の効き方に個体差や状況で大きく変わるため指標が安定しない(多食の場合と書いてあったりすればなおさら)) 3 興味が無い 4 意味が無い 再現性が無いことが知られている。同類のものがあり,容易に同じ物が原因だと予想がつく場合誰も確認しない可能性など 5 お金がかかる 抽出が困難で試料がたくさんいる。特別な機器を使用する必要がある,など。 すべて最終的には1になってきますが,大まかに考えてこのような理由があります。一般に研究をしようと思えば(成分分析をしようと思えば),研究費と設備が要ります。もっと言えば労働力も。それを稼ぐためには研究費を申請するために根拠となる論文が必要で,そのためには世界的に意味のある,みんなが興味を持つ学術的な新規性が必要となります。 もし横並びに,これにはこれがある。これはこのために毒性がある。とルーチンワークで調べるのは,今では維持がむずかしくなった独立行政法人の研究所や民間の研究所などになり,普通の能力のある科学者は手をだしません。 疑問や知られてないことは山ほどありますが,概念として新規であることは限られています(誤解を恐れずに言えばですが)。あなたが疑問に思うなぜ「これは」分かってないのか。の多くは科学者が揶揄する カタログ作り的な仕事になり,基礎科学にお金をかけられなくなった日本ではやる人は今度どんどん減っていきます。 もちろん数年後にものすごく注目され爆発的に研究が進むこともあるので,その辺は「流行」の面もあります。 まだ一般の方が思われているよりも,科学は不完全で未完で,かつ研究者は自分の知りたいことだけ研究しているという事なのだと思います。

dorawii
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

dorawii
質問者

補足

維持困難な独立行政法人がカタログ作り的な研究をするのはどういった動機によりますか? また普通の能力のある研究者は、その人たちにとっては、カタログ作りでなく、一山当てるような研究の方が割りが良いということで合ってるでしょうか?

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