潤滑油と作動油の違いを教えてください。

質問

潤滑油と作動油の違いを教えてください。

作動油って何ですか？

潤滑油と何が違うのですか？

回答No.1

k-josui · ベストアンサー

作動油とは「油圧装置の中で動力伝達媒体として使用される流体」であり、 潤滑、防錆、冷却などの作用も行います。
具体的には、ATF（オートマチックミッションのオイル）ブレーキオイル（フルード）、パワステオイル（フルード）など。

お礼

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回答No.6

nagata2017

潤滑油・・・・摩擦を軽減する
作動油・・・・パワーを伝達する

回答No.5

sailor

潤滑油とは機械などが動作するときに金属同士が直に摺れあうことでおこる摩擦や摩耗を小さくする目的で用いられるものです。そのためには、金属など表面に丈夫な薄い膜を作って金属同士（金属以外でも）が直接触れ合わないようにする必要があります。そのために金属などの表面とのなじみがよく圧力が加わっても簡単には膜が切れてしまわない必要があります。また、機械内部生じたゴミ（どうしても摩耗によって出てしまう金属粉や燃焼などによってできる生成物など）を洗い流してやることも大きな役割です。

動作油というのは例えばブレーキなどではマスターシリンダーとホイールシリンダーの間で圧力によって力を伝える働きをするものであったり、オートマチックトランスミッションなどでエンジンで回されるポンプインペラ（動作油を送り出すための羽根車）とタービンランナー（送られてきた動作油によって回される羽根車）の間を移動しながら回転力を伝える働きをしますし、ブルドーザーなどではエンジンでポンプを回して動作油に高い圧力を与えて、その力を油圧シリンダーに伝えて大きな力を出します。

動作油と潤滑油の一番大きな違いは使われる目的という事です。

勿論、動作油として使われるものもポンプの内部などを潤滑する必要があるので潤滑する能力も持っていますが、主たる目的が違うという事です。また、動作油では流動性が高い必要があり、温度などが変わっても流動性などが変わりにくい必要があるのでそうした特性も与えられています。

実際には潤滑油には燃料油などをとった後の重質油から生成する場合が多いのですが、最近では科学的に合成されたものも多くなっています。一方動作油は油という文字が入っていますが、どちらかと言えばアブラよりもアルコールに近い構造を持つ分子からできています。こちらの場合も鉱物油から精製される場合もありますが、化学合成によるものも多く存在します。

おまけ
潤滑目的の物質としては個体潤滑剤という物もあります。これは単体で用いられる場合もありますが、なじみの深いところではグリースや潤滑油に添加物として配合される２硫化モリブデンなどがあります。２硫化モリブデンというのは薄い分子が何枚も重なったような構造をしていて、摩擦などの力が働くと、それぞれの分子の間が滑ってズレることで潤滑の役目を果たします。液体の潤滑剤では耐えられないような極端に高い負荷のかかる部分や高温になるため液体の潤滑剤の使えない部分や油脂などの飛沫を嫌うため液体による潤滑が出来ない部分などに使われます。このほかにテトラフルオロエチレン（通称テフロン・テフロンは商品名です）なども個体潤滑剤として使われます。

回答No.4

t_ohta

潤滑油と言うのは摺動面の摩擦軽減と摩耗を防ぐのが目的。
作動油と言うのはパイプの中などを通って力（圧力）を伝えるのが目的。

ブレーキペダルを踏んでマスターシリンダー内のピストンが押されると、その押す力がブレーキフルードを伝わってブレーキキャリパー内のピストンに伝わり、ピストンが押し出される事でブレーキパッドがブレーキディスクに押し付けられてクルマが止まります。
この時、ブレーキフルードは金属同士の摺動面で摩擦軽減の為に使われているのでは無く、ブレーキペダルを踏んだ力をブレーキキャリパーへ伝達する事が目的で使われているので作動油と言う事になります。

回答No.3

bapematt

潤滑油と作動油で検索すればいい

回答No.2

no_account

潤滑油は主に物体と物体が接触する時の摩擦を軽減させる目的で使います

作動油は主に圧力を伝達する目的で使われます

車で代表的な作動油といえばフットブレーキのブレーキフルードでしょうか