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台風用語の変遷について。

台風12号は西へ13号は東にそれて、私の街はパトカー浸水の被害で済みました。 不幸中の幸いでした。 関東・関西で被災された皆様には心からお見舞いを申し上げます。 三度、14号が南の海上で虎視眈々と日本上陸を狙っていると言います。 台風名がヤギと久々に和名です。 ヤギやめんようは目が優しい家畜です。 どうぞ、お手柔らかにお願いしますぞ。 虎視眈々、ヤギの目の言葉が出て来ました。 ところが、最近「台風の目」と言う言葉を聞かなくなりました。 昔はNHKのアナウンサーだって「台風の目に入ったようです。風雨が治まり青空まで出て来ました」などと実況中継したものですが。 質問1は「台風の目」は死語か? なぜ死語になったのかをお教えいただきたいのです。 質問2は「気圧」です。 昔は「○○○ミリバール」ですが、最近は「ヘクトパスカル」です。 なぜミリバールじゃいけなかったのでしょうか、お教え下さい。 冗談ですが、「屁すると助かる」と聞こえて腸のお薬みたいだなと思っちゃいます。 台風の情報に

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回答No.2

質問1は「台風の目」は死語か? 気象庁の気象用語としては残っています。 一般的には余り使われなくなってきているのは事実ですのでそれを持って「死語」と考えられるかどうかです。 >なぜ死語になったのかをお教えいただきたいのです。 「台風の目」という言葉が広く知られるようになったのは昭和29年(1954年)に起きた洞爺丸事故です。 青森ー函館間の連絡船洞爺丸が台風の中心部分が無風に近くなり青空が見えるのを台風が通過したと勘違いして出航した直後に沈没しました。 1155人の方が犠牲になりました。 この事故の報道の際に原因の一つとして盛んに台風の目という言い方がされ、それが「台風の目」という言葉を普及させました。 当時は観測衛星が無かった時代でしたので同じ時期にアメリカ空軍が台風の目の中を飛行させて盛ん観測していました。 台風の中を飛行機が飛ぶというので珍しがられ盛んに報道されていました。 現在この二つの事柄を記憶されているのはおそらく70歳以上の方でしょう。 時間とともに洞爺丸事故の記憶が薄れるとともに1960年に気象衛星が打ち上げられたこともありアメリカ空軍による観測も中止されました。 結果的に日常会話では使われなくなりました。 最近は衛星画像が数時間おきに発表されることもありTVの報道も「台風の目に入ったようです。風雨が治まり青空まで出て来ました」などという台風の位置情報よりも災害状況の報道に力点がおかれるようになりました。 質問2は「気圧」です。 昔は「○○○ミリバール」ですが、最近は「ヘクトパスカル」です。なぜミリバールじゃいけなかったのでしょうか いけなっかったという訳ではなく気象庁が使う単位を世界的なSI単位系(国際単位系)に切り替えたことにともない平成4年(1992年)12月1日に気圧の単位をmbからhPaに変えただけのことです。 >「屁すると助かる」と聞こえて腸のお薬みたいだなと思っちゃいます。 「ヘ」で一端切って聞かれるからです。 「ヘクト」はmmやkgのKのように数字の桁を表す一つの言葉です。 「ミ」とか「キ」と切らないのと同じように切らずに聞いて下さい。

  • tom900
  • ベストアンサー率48% (1239/2534)
回答No.1

台風の目は今でも大型や勢力が強い台風が海上にある時などには使われていますが、上陸している時にはその境目がハッキリしないのと、台風の場合には一定の風雨では無く強弱がありますので、中継などで「台風の目に入った」と言うのは確かでは無いからでしょう。また、たまたま「風雨が弱まり青空が見えた」などとTVで言ってしまうと、安心して外出しその後の強風などで転倒などをしてしまう可能性もあるので、不要不急の外出を控えるように呼びかけているのに矛盾するからでしょう。 そもそも、国際単位系では気圧の単位は「mbar」(ミリバール)ではなく「hPa」(ヘクトパスカル)でした。 ご存じだとは思いますが「国際単位系」は国際的に各種の単位を揃えようと1954年に国際度量衡(どりょうこう)総会で決めたものですが、日本の気象業界では長年の慣習で「mbar」を使っていました。それを気象庁が心変わりして1992年以降はヘクトパスカル (hPa) に置き換えました。 因みに、ミリバール以前はmmHgで水銀柱高さを使っていましたね。

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