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脳梗塞予防にはどのようなことをしたらいいですか?

タバコを吸わない 酒を飲まない 食事に気を付ける(高コレステロール) 水分の補給 運動 などでしょうか? あとなにかありますか? よろしくお願いします。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.4

こんにちは。脳梗塞、怖いですよね。予防できるのであれば、できることはしておきたいですよね。 脳梗塞は脳に血液を運ぶ血管が詰まることで発生しますが、この詰まり方に種類があります。 動脈硬化などによって血管内に膨らみができて狭くなるアテローム血栓性脳梗塞などの「狭くなる」タイプのものは生活習慣病と密接に関係しています。 そのため、これらのタイプの脳梗塞に対しては質問者様が心がけている対策である程度予防が可能になります。 実際、普段の生活でできることとなると質問者様が挙げているような対策あたりになるかと思います。 厄介なのは「狭くなる」タイプとは違った「蓋をする」タイプの脳梗塞です。 これは体のどこかでできたカサブタのような血の塊(血栓)が浮遊して心臓に到達し、心臓から勢いよく流れ出て脳の血管に到達するもので、これを「脳塞栓」と呼びます。 血栓ができやすい体質の方だったり、何らかの理由で血管が損傷してカサブタのようになっていたところから剥がれ落ちて心臓に到達するなど、予測が非常に難しく対策も事後になってしまうことが多いものです。 血を固まりにくくする生活を心がけることは大事ですが、それだけでは防ぐことができません。 質問者様が挙げられた日々の習慣についての注意を行いつつ、定期的な検査を受けて血が固まりやすい傾向なのかどうかをチェックすることで脳塞栓のリスクを減らすことができるでしょう。 場合によっては血栓の発生を予防するために血液の凝固を抑制する薬を処方されるかもしれません。 生活習慣の注意、定期的な検査、必要に応じて薬を使用する。 予防やリスク軽減に貢献できるのはこのあたりかと思います。 暑い日が続いて大量の汗をかくこともあるかと思います。 このようなときは体液量の減少に伴って血液もドロドロとして流れが悪くなり固まりやすくなります。 予防に必要なことの中に水分補給を挙げられておりますが、この夏は特に注意してくださいね。 余談ですが、エコノミークラス症候群も血栓による肺の血管の詰まりによって起こります。 旅行などでの長時間の移動の際には少しでも足を動かすなどして血液が下半身に滞留しないように気を付けましょう。 ご参考になりましたら幸いです。

ココカラファイン 薬剤師(@cocokarafine) プロフィール

ドラッグストア・調剤薬局を全国約1300店舗展開しているココカラファインのWEB担当薬剤師です。 健康、美容についての気軽な相談相手として「お友達以上お医者さん未満」のような存在を目指してます。 ...

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