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CBレポートの定格値の解釈について
- CBレポートに記載されている定格36Vについては何か一般的な定義があるのでしょうか?
- CBレポートに電源の仕様が網羅されていない場合、電源メーカーのCBレポートに不備があるということになりますでしょうか?
- 安全規格に詳しい方、ご回答いただければ幸甚です。
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質問1. CBレポートの36Vの記載について 「定格」というのは、標準規格で定めるか、メーカーが宣言した、その製品 の代表特性を表す数値と定義されるのが一般的と思います。 32~40Vに可変出来る仕様は、メーカー独自の仕様であって標準規格で決ま っている定格範囲ではないと考えられますから、定格出力電圧は36Vだけと 解釈することが順当と思います。 もちろん、36Vには、何がしかのばらつきがあると考えられますが、製造上の ばらつきを超えて、ユーザーが意図的に調整した場合、その出力電圧を 定格電圧であると主張するのは困難と思います。 質問2. 電源の仕様書とCBレポートの範疇について 質問1.の回答と重複しますが、電源のメーカーが、出力電圧の「定格範囲」 を32~40Vと宣言していないで、単に定格出力電圧36Vと宣言していれば、 その電源の定格出力電圧は範囲のない36Vであって、この仕様に基づいて 試験して発行されたCBレポートが32~40V範囲全体をカバーしていないこと をCBレポートの不備として追求することは難しいと思います。 36V定格のCBレポートにもとづいて、37V単独又は32~40V範囲に亘るように 拡張することは、新規に32~40V範囲の範囲のCBレポートを発行するための 試験よりも工数が少ないと考えられますから、 電源のメーカーを介してCBレポートを発行した機関に交渉してもらえれば 比較的少ない費用で、CBレポートの範囲を拡張して貰える可能性はあると 思います。 CBレポートを発行する機関は、「商売」としてCBレポートを発行しています から、コンプライアンスを確保できる範囲において、交渉可能な筈です。 ただし、貴社から直接交渉はできないと思います。あくまでも、電源のメー カーを介して交渉してもらうことが必要と思います。
お礼
ご回答有り難うございました。 ご連絡、お礼が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。