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肩削りの深い加工方法とそのアドバイス
- ワーク材質がS50cで、620mm×840mmの板厚190mmのワークに対し、幅35mm、深さ145mmの肩削り加工を両端に行いたい場合の方法とアドバイスをお願いします。
- 最初はワークを立ててバイスを使用してフルバックで加工しようと考えましたが、反対側を加工する際に危険を感じたため、4か所にクランプしてФ40のラフィングでピッチ8mmで加工しましたが、ワークが動いてしまいました。
- 購入する時間がないため、新しい工具を使う方法を選ぶことができません。どちらの加工方法が適しているのか、または他の方法があるのかアドバイスをいただきたいです。
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こんばんは 門型、同じようなもので薄物での経験があります。 まず、バイスで挟み、立てなくてはいけない理由はなんでしょうか? 門型、5面等は通常のMC的な考えが通用しない(高価で修正が効かない)為、非常に危険な段取りだと思います。材料は6F材でしょうか。 四箇所クランプとのことですが、「動いた」とのことですので、きっと5面拘束はしていないのでしょう。基準面にキーを入れ、直角2箇所を当たり、残2箇所をキーを使用して押しにして対処すれば動くことはないです。ただ、この場合に145mm入れる高さをクリアできるようにしなくてはなりません。これは基本です。これが無かったらまた回答をお願いします。 御社の状況によりますが、損失の無いように気をつけるよう努力すべきですね。 今現在、同時5軸や対面多軸等の技術に従事していますが、それを含めてハイエンドだったな、と感じたのが改めて大型門型~5面加工機だと感じています。大型ものの中には「締めない」クランプという方法もあるので、とても奥の深い分野です。 キーはイマオやナベヤで売っています。BT50の門型ならばおそらくパレットのキー溝は18mmでしょうか。(間違っていたらすいません)その溝にキーを入れてワークをべた置きしてクランプします。それをワークの横直角2面に押し当て、もう直角2面には押しを当てます。 それと、5面拘束⇒4方拘束でした。5面が締めない方法でした。 クランプメーカーにクランプ例等載っていると思いますので、参考になさってください。 フェイスミル等あれば、その方がよいと思いますよ。 RF-EMはどうしても抵抗が大きいので、そうなりがちですね。突き出し長いのならなおさらです。RFの目で良いのなら、仕上げで0.5程残して最後にRFで仕上げしても良いと思います。 立てる工程に徹したいのならば、そのバイスで重切削するのは危険ですよ。
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加工する品物の形状は、大きさは違えどT溝に入れる ナットのような形の加工と思えば良いのでしょうか? そうであれば、やはりzaumakuさんと同じくワークは立てて 加工深さが35mmになるように段取りはするでしょう。 ただ、工程の段取りとしてバカでかいブロックをそんな小さな バイスでどうやって掴むおつもりですか? 深さ45・幅50のバイスは大物ワークには小さすぎますし 口開きが600以上開くとも思えないのですが・・・ 門型MCの設備がある会社さんであれば「サイドバイス」 お持ちではないですか? 口開き190のミスでした 失礼しました。 ナベヤ http://www.nabeya.co.jp/search.php?action=Detail&Key=231 スーパーツール http://www.supertool.co.jp/products/products.php?eid=00448 参考までに、お時間に余裕があるときにでも参照ください。
お礼
ありがとうございます。サイドバイスとは初耳でした。探してみます。
工具を変更できないシバリがあるのであれば、案1のワークを 立てて肩削りカッタで加工することをお勧めします。 機械主軸はBT50ですね? 保有する中で大きいサイズのカッタ(φ160があればベスト)で 切削速度200m/min、送り0.2mm/tooth、切込み5mmぐらいからスタ ートしてみてください。 反対側を加工するときは、切込み深さ3mmで先ずは様子見を。 >何でそんな遅い回転なの φ40のハイスラフィングエンドミルであれば、n120は十分考えられる 回転速度と思われます。 今回のお仕事には間に合いませんが、低切込み高送りにより高能率加工 が可能となる、変形ラジアス形状の刃先交換式カッタの導入を推奨します。 この手の工具は、切削力がZ軸方向に作用するので、深堀加工や今回の ようにワークを立てる加工でも、ビビリを抑制できる特長もあります。 詳細は工具屋さんかメーカにご相談ください。 <工具カタログ例> ・三菱マテリアル http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/product/pdf/b/b028j.pdf ・日立ツール http://www.hitachi-tool.co.jp/j/products/new/asrfmini/pdf/asrfmini.pdf >肩削りカッタ160パイで5mm切り込めるんですね 機械主軸モータ動力を考えずにエイやで書きましたが、最初は2-3mmで 試してみてください。
お礼
ありがとうございます。肩削りカッタ160パイで5mm切り込めるんですね。反りとかでないですか?その前に これようのバイスさがします。変形ラジアス形状のもの検討します。
何でそんな遅い回転なの フルバックなら3000ぐらいじゃないのか しかも重切削
補足
フルバックではなくて、ラフィングの回転数です。
お礼
ありがとうございます。 立てる理由は、145mmの加工にはラフィイグしかなく、あまりいいイメージがないからです。 材料は6Fです。 5面拘束はしりませんでした。勉強します。 材料にキーをいれるのですか? あと動いた理由ですが、ラフの全長があまり長くなく、チャックのつかみが少なく加工中に少しずつ出てきてしまったためでした。 50パイのラフで全長が350mm長すぎたのでシャンクちょんぎって使います。 ありがとうございます。ラフは抵抗も大きいですし、時間もかなりかかるので フェイスミル等をさがしてみます。 今後もいろいろな加工があると思いますので、キ―溝のことも検討したいと思います。