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装置のヒューズ切れについて、教えてください
- ヒューズ交換後、装置は問題なく作動しています。しかし、なぜヒューズが切れたのかは不明です。
- 切れたヒューズは外見上はきれいな状態でしたが、内部のヒューズ線がガラス管の片側に寄っていました。
- 装置は単純な構造で、電源ケーブルがスピードコントローラーの端子台に接続されており、コントローラーからモーターに配線されています。劣化は考えられず、6か月ほどしか使用していません。
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>?このまま装置を使用しても、大丈夫でしょうか。 最優先でするべきは電流値の実測! メガチェックは概ね不要 本来ならするべきなのだが 既に動いてるし 素人にさせると危険だし http://www.orientalmotor.co.jp/hppwc/HMD0201.do?gid=4IK25RGN-A%2B4GN%5B%5DK%2BSS21M&sflg=1&lng=ja&uc=&wid=ja001001003007021001 メーカによって多少は異なるが、大差はない 電流値を実測して1A以下なら概ね良好 少々値は張るが http://www.hioki.co.jp/products/product/dmm_insulation_clamp13/390/ 真の実効値型ディジタルクランプオンハイテスタ スピコンモータは波形が歪んでるのでこのタイプに限る >見た目には切れていることがわからないほど、きれいな状態でしたが 切れた推定原因 1、ヒューズの寿命 <ヒューズにも寿命があります 2、ヒューズの劣化 3、ヒューズが粗悪品 <中国、東南アジア系とかね ガラス管ヒューズは1日で切れるものもあれば20年切れないのもある 寿命のバラツキはとてつもなく大きい >過負荷時、定格負荷時、無負荷時共に起動時0.4A,運転時0.3A程度でした。 >測定方法は、2次側配線中の赤の配線1本をクランプメーターのクランプ部分に通して測定したのですが それでOKです、問題なく使用できます
ヒューズの役割は、大きく分けて2つあります。 1番目は、過電流から負荷を保護することです。 2番目は、負荷が故障した際に、他の機器に迷惑を掛けないようにすることです。 お問い合わせの場合、どちらの目的のヒューズであるかによって、判断が 異なります。1番目の目的のヒューズであれば、現状のまま使用して、様子 をみれば宜しいかと思います。とはいうものの、モータで駆動する系の潤滑 が悪いとか、想定よりも負荷が重いとか、組み立てに歪みが生じているなど モータに対する負荷が重くなっていることがないか、確認することが宜しい かと思います。 >内部のヒューズ線がガラス管の片側に寄っていました。 この状態からみると、溶断電流よりも僅かに大きな電流が流れて、相当の 時間経過後に導通がなくなったものと想定できます。 電気的な短絡のような問題ではなく、機械的な過負荷状態が生じていること が考えられます。 繰り返しになりますが、潤滑が悪いとか、想定よりも負荷が重いとか、組み 立てに歪みが生じているなどをご確認になることをお勧めします。 >1番目は、過電流から負荷を保護することです。 >2番目は、負荷が故障した際に、他の機器に迷惑を掛けないようにすることです。 >1番目と2番目を見分ける簡単な方法 ヒューズの目的の1番目と2番目は、一般的には、並列的な条件ではなく、 機器の設計者が勝手に決めることで、ユーザーには目的が示されていない ことが多いと思います。 取扱説明書などに、ヒューズは過負荷保護ある旨明確に書いてあり、溶断した 場合の交換に対する注意事項が書いてある場合は、1番目の目的と判断できま す。これ以外では、2番目の目的のヒューズであって、切れた場合に交換して も、機器の機能を復活できることは期待できないものとお考えになることが よさそうに思います。 2番目の目的のヒューズをもう少し具体的に書くとすれば、モータに給電する 回路にMOS-FETを使ったスイッチング回路を使っているような場合に、 肝心のMOS-FETが壊れたとすると、MOS-FETを交換しなければ機能の復活は 望めません。その場合でも、上位の電源側や他の機器にに迷惑を掛けないよ うに、壊れた部分を切り離す機能を果たすのが2番目の目的のヒューズです。 およその意味を把握頂けたでしょうか? まじめに答えようとすると、「お問い合わせの状況だけでは、ヒューズの切 れた原因は特定できません。」としか言えません。 「1次側(供給電源)の異常による、ヒューズ切れ」の可能性がゼロでは ありませんが、モータの場合は、機械的な過負荷によって入力電流が増大 して断線した可能性が高いでしょう。 現状のまま安心して使えるか否かは、まずは入力電流を測って定格電流以下 であることを確認するのが手っ取り早いでしょう。 ところで、モータ及びヒューズの環境温度が高いようなことはありませんか? 環境温度が高い場合は、100%の負荷を掛けることはできません。
お礼
ご丁寧に、ご教授いただきまして、ありがとうございました。ヒューズは予備機から拝借したものなので、間違いないと思います。何度も、お手数をお掛け致しまして、申し訳ありませんでした。本当に感謝いたします。
補足
ご回答ありがとうございます。装置側の過負荷が、ヒューズ切れの原因になるということが解りました。よろしければ、もう少しご教授をお願いいたします。例えば、1次配線側(電源ケーブル)が、短絡したり、設備側の不備(落雷等)で、一時的に異常が発生した場合は、やっぱり、装置内のヒューズが切れるのでしょうか。装置の特性上、過負荷運転になり難い感じがするのです。(もちろん潤滑系等も確認しました)また、よろしければ、ご回答内容の1番目と2番目を見分ける簡単な方法が、ございましたら、教えてください。もう一つ、すみません、過負荷状態にして、電流値を測定したいのですが、この場合は、ヒューズの両端にテスターを当てればよいのでしょうか。ご回答のほど、よろしくお願いいたします。 何度も、申し訳ありません。この装置の取説には、特に過負荷保護については記載されていません。しかし、ヒューズを交換したところ、特に問題なく運転しています。1次側(供給電源)の異常による、ヒューズ切れと判断していいのでしょうか。
お礼
ご教授ありがとうございました。ヒューズが信用できないとは、思いもよりませんでした。たいへん、参考になりました。
補足
ご回答ありがとうございます。ご回答いただきましたとおり、電流値を実測しました。過負荷時、定格負荷時、無負荷時共に起動時0.4A,運転時0.3A程度でした。測定方法は、2次側配線中の赤の配線1本をクランプメーターのクランプ部分に通して測定したのですが、これで、よかったのでしょうか。すみませんが、ご教授方よろしくお願いいたします。