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テンパーカラーとは?
noname#230359の回答
![noname#230359](https://gazo.okwave.jp/okwave/images/contents/av_nophoto_60_3.gif)
酸化被膜で正しいのですが、酸化被膜自体の色ではありません。 シャボン玉の色が七色に変化する原理と同じで、ごく薄い皮膜の厚さと、 膜の中を進む光速が空気中と異なることが原因で、膜厚に応じて色が変化 する現象です。薄膜の表面と、金属との境界面からの反射光が干渉すること によって生じます。 (膜自体は、極めて薄いので、透明に近いと考えていいと思います。) 膜厚が増えるに従って、薄い黄色から、オレンジ、赤、紫、青のように 色相が変化していきます。 物理現象に興味があれば、結構面白い現象です。参考文献などを手がかりに 情報収集してみて下さい。 テンパーカラー(色)は、温度の指標と扱われていると思いますが、 物理的には、酸化膜の厚さに対応する指標です。 従って、同じ色合いであっても、一般的な炭素鋼と、耐酸化性が優れた 耐熱鋼やステンレスなどでは、発色する温度が異なりますので、原理を 把握なさって応用なさることが良いかと思います。
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