S50C焼入れ前なのに硬度が・・・

このQ&Aのポイント
  • 材料の熱処理前に硬度が高くなる現象が起こっていますが、その原因は何でしょうか?
  • 熱処理前の加工によって材料の硬度が高くなることはありますか?
  • S50Cの生材でも焼き入れが一部されているものが存在する可能性はありますか?
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S50C焼入れ前なのに硬度が・・・

□13のS50C(生材)を購入し、フライスと研磨で多少形状加工し熱処理に出し、戻って来た品物のソリ取りをした所、最近たまに折れてしまうという現象が起こります。 熱処理屋さんから「材料に焼きが入ってるんじゃないの?」と言われましたが材料屋さんでは当然わざわざ調質材などを納品しているわけでもないとの事。 しかし熱処理屋さんで測定した所、HRC20位入っているとの事でした。 材料屋さんには「加工により熱が加わったのでは?」と言われましたが、熱処理前の加工によってHRC20なんて熱が加わるものでしょうか? また、生材でも多少の焼きが入っている物なんて(メーカーによって)有りますか? 品物の大きさは13×13×200位です。 すみません補足です。 熱処理はタフトライド処理です。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.5

>熱処理はタフトライド処理 全く話が違ってきた・・・・・ これは0.01とか表面だけの硬化処理。 510~580℃の熱処理。S50Cでは焼入れが軟化する温度で、内部応力が顕れソリとなる可能性もある(全部ではない) 事後のソリ修正で変形させたとき、中が生でも焼入れでも割れには直結しないが、硬い表面が変形に附いていって割れるや否やの問題となる。従って、ソリ量が大きい修正は危ない。 なので素材段階での焼鈍(歪み取りの低温度)をしてソリ量を減らすことが望ましいでしょう。あとは面粗さも影響するかと。タフトライド処理が適切かはマイクロビッカースでの硬度測定。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

再出です。 『測るのはよいが規格は存在しない』って、規格に合っているかの確認でなく、 3現主義(三現主義)=「現場」「現物」「現実」。「現場」に足を運び、場を確認する。 「現物」を手に取り、物を確認する。 「現実」をこの目で見て、事実を知る。 の実行です。 難しいことを云っても仕方がないことで、対策をするための把握が必要です。 その中の一つが規格で、規格外なら指摘をすれば良し。 また、貴殿の所望であると想像する内部応力(歪み)取りが必要であれば、その処理をする しかないでしょうね。 タフトライド処理なら、尚更同形状であれば折れる箇所が一定するのではないでしょうか? 表面のタフトライド処理層からマイクロクラックが発生し、成長して折れていると考えます。 折れない品物も、その部分を拡大し確認してみてください。 反り取りした後は折れなくても、その後の使用時に折れる可能性もあります。 それと、コストの関係で普通はやらないことでも、歩留まりが向上しコスト的にペイするなら、 色々とトライすべきで、それが製造工程でのノウハウになるのです。 そのようなノウハウは、普通公開しないのです。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

再出 >回答(2)   ◆ N(焼ならし)≪空冷≫にて、HB 179~235   ◆ A(焼なまし)≪炉冷≫にて、HB 143~187   ◆ N(焼入れ焼戻し)≪810~860℃水冷、550~650℃急冷≫ 212~277     となります。 このばあい熱間圧延のままなので3つのいずれも該当しません。私はそれでは結論に到達出来ないからと面倒な海外データを引いてます。 >、、、(生材)を購入し、、、その硬度は測定しないのでしょうか? 測るのはよいが規格は存在しない >、、、製作方法によっては加工硬化も発生しますし、また内部応力が大きい 材料は加工の前に、内部応力(歪み)取りをしてから加工するのが一般的です。 一般的にはやらない。   http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=258765&event=QE0004   (~S45C角鋼は無いので)生のまま使うことも多い。 焼入れでもS50Cは急冷を要する難しい材料。直近質問 SKS3 より遥かソリが出やすいので、調質の硬さなら事後にソリ修正をするのが妥当。   http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&event=QE0004&tid=271079 なので成分から疑うような海外品でもないかぎり、材料の異常は考えにくく、また完全ではないが焼入(調質)をすると熱処理の前歴は消える。 肌が荒れるほどの塑性変形でないかぎり、修正曲げ程度の影響も消える。 繰返しになりますが、折れた物の硬さを測るのが為すべきこと。他より硬くなっているとか規格外な可能性大。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

□13のS50C(生材)を購入しとの記述がありますが、その硬度は測定しないのでしょうか? □13のS50C(生材)の製作方法によっては加工硬化も発生しますし、また内部応力が大きい 材料は加工の前に、内部応力(歪み)取りをしてから加工するのが一般的です。 さて、S50Cは、URL資料で確認しますと、 ◆ N(焼ならし)≪空冷≫にて、HB 179~235 ◆ A(焼なまし)≪炉冷≫にて、HB 143~187 ◆ N(焼入れ焼戻し)≪810~860℃水冷、550~650℃急冷≫にて、HB 212~277 となります。 そして、HRC20は、HB228程度に相当します。 ですから、有り得ない状況ではないと思います。 また、折れ対策は、内部応力(歪み)取りの熱処理をするか、想像ですが折れの部分が一定で あれば、応力集中していると想像するので、その緩和の形状見直しをすることをお勧めします。 (緩和の形状見直は、Rを大きくするや仕上げを上げる等です)

参考URL:
http://www.forming.co.jp/database/pdf/csmsu-2.pdf http://www.forming.co.jp/database/pdf/koudo.pdf
noname#230359
noname#230359
回答No.1

  HRc20 = HB226 = Hv238 焼均、焼鈍、調質では信頼おける参考値はあるが、熱間ロールそのままは更に非公認。それとサイズが影響し小径なほど硬い。 国内では N・A・Hだけ。サイズも不記載   http://www.toishi.info/sozai/sxxc/s50c.html 海外のデータ   熱間+ピーリング φ16~40  HB181~269   熱間     サイズ不詳   HRc19 HB229 HRC20 は有り得る値ですね。焼均しでも範囲内。 焼鈍しは HB187 とか、これはあまり寸法が影響しない。   http://www.matweb.com/search/QuickText.aspx?SearchText=1050 英単語+数字だけで読める。実際に流通するデータを拾っており、サイズ毎、処理毎にある。これもあくまで参考値だが、国内ではこのように値を出すのをを嫌がる。 >熱処理に出し その内容は? やはりココに問題があるのでは? まずは硬さ測定。

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