タフトライド処理後の寸法・歪・変形について

このQ&Aのポイント
  • 本記事では、SCM440-H材料を使用し、Hs42~48の調質硬度でタフトライド処理を行った際の仕上がり寸法について解説します。
  • また、中心付近にキー溝加工を施し、両端部にベアリングナットネジを取り付けた場合の寸法・歪・変形の考慮事項についても述べます。
  • 加工後のタフトライド処理後の寸法・歪・変形は、適切な寸法保持と歪や変形の最小化が求められます。おおよその考慮範囲についても提示いたします。
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タフトライド処理

材料:SCM440-H 調質硬度:Hs42~48 仕上がり寸法:276*2230L 中心付近に幅62*長さ900*深さ25*キー溝加工 両端部ベアリングナットネジ 前面タフトライド処理 上記内容にて加工後タフトライド処理後の寸法・歪・変形はどの程度 考慮すればよいのでしょうか?

noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.5

タフトライド処理のセールストークは確か熱処理後の歪が少ないだったかな 但し 具体的数値は 明記されなかった (無理だと思う) 目的は表面硬さも さることながら 対滑り摩耗効果 に 主眼が有った 加工後の 状態を 例えるならば 誤解される事も 含め 四角い豆腐が表面を極薄い鉄板で覆った様な物である 回答諸氏が述べられる様に調質硬度低下は止む無し 又硬化層は薄く 事後研磨は不可能サンドペーパーでそっと不均一な表面酸化物(微小突起部)を 擦り取る程度多くても50μ 大体が10μ 程度の 窒化物の膜厚が構成される 製品全体の熱変形後に仕上げ研磨では処理層が全て無くなる部分が発生する タフトライド処理 ≒(⊇かな?)軟窒化処理(登録標章の関係かな?) 経験値 材質:亡失 SCM材だったかも 外径:Φ20 長さ:300 要求直進度:全長300にて10μ 製品使用条件:ベッドの移動量検出の為のラック(丸棒に歯切り加工) 処理方法:縦吊り 現実 全長にて中央部測定で弓反りで最大0.1mm 最少でも0.05mm    全数反り修正プレス矯正 提示の製品は大きく重い想像不可(私) >前面タフトライド処理 → 全面タフトライド処理 ですか? 他の処理法か 基本設計を変更した方が 賢明かと 思います

noname#230359
noname#230359
回答No.4

記憶だけでの回答で申し訳ありません。 確か、タフトライドは、580度✕4時間の処理だったと思います。 一般的にはテンパー温度と、ほぼ等しいのですが、硬度からみて、テンパー温度の方が低いのではないでしょうか。 それであれば、焼入れ時の残留応力で歪が出るはずです。 それよりも、長尺なので処理中に自重で、変形する恐れが大きいと思います。 タフトライドは、高周波焼入れのような研磨代は望めませんのせんので、処理後に研磨という方法は適用できないと思います。 SN処理(ガス軟窒化)という方法もありますが、表面粗度は綺麗になりますが、基本的な処理環境はよく似ていてるので、変形に対する条件は、ほぼ同じでは無いでしょうか。 縦釣りで処理できる炉があれば、どちらにしても少しはマシだと思いますが、多分、変形量は保証してもらえないと思います。 長尺物で表面硬度が必要なのであれば、高周波焼入れか、メッキ処理が無難だと思います。 皆さんのご指摘通り、テンパー温度が処理温度より低い場合、タフトライド処理を行うことにより、母材の硬度は低下していますます。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

タフトライドって国内に何社残ってるのでしょう?   http://iworks.fc2web.com/taft.html   アイ・ワークス   http://www.a-chiyoda.co.jp/   旭千代田工業   http://www.uiengineering.com/Html/JP/Tufftride.html   Ui Engineering タイ国   炉サイズ:1000 x 1500 mm   http://www.parker.co.jp/netsu/d04_01_5.shtml   日本パーカー イソナイト処理 此処は数十年の歴史でリーダーなのは承知。 なのでサイズ可否が重要事項で問い合わせしかないと思います。 以上も以下も回答(1)の蛇足。 普通は研削仕上するが、通常の焼入の取りしろより少なくて済むことは明らか、というより大きくすると処理層が残らない。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

タフトライド処理の目的を教えてください。 歪みを少なくし硬度アップではなく、曲げ強度やねじり強度アップ等にて。 http://www.fujidenshi.co.jp/japanese/seimitu/data/HRC.pdf 焼き入れでの硬度を参照ください。 http://www.toishi.info/sozai/scm/scm440.html 焼き入れ焼き戻しの硬度を参照ください。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

非常にお答えのしにくい質問でしょうね。 >仕上がり寸法:276*2230L このサイズを処理できる所を 私は知らない。 >前面タフトライド処理 ??? 高度を上げたいなら高周波ではだめですか? 他の機能は組合す材質や構造で解決できない? >上記内容にて加工後タフトライド処理後の寸法・歪・変形はどの程度 素材の時点からの熱処理履歴や加工時の応力や発熱で 内在する応力が決まる。 仮にタフライドだけなら大きな寸法の差は生じにくいと思うが 処理温度は焼き戻しの温度帯に近いはず。 調質硬度が下がる場合もありそうだが。 ※この大きさだと炉内の姿勢も影響しそうです。 処理業者が決まっているなら そこに 問い合わせが望ましいと考えます。 >高度を上げたいなら高周波ではだめですか? 別に空を飛ばしたい訳でありません・・・ 「高度」→「硬度」 です。 他の処理方法として「セラミック溶射」なんかどうですか?

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