黒アルマイトの小穴に付着した粘着物の正体と解決策

このQ&Aのポイント
  • A6063-t6に施された黒アルマイトの膜厚10μの上に、M2深さ5ネジ穴に粘着性の液体が付着しており、さらにタップでさらい直すと白い粘着粉が付着する問題が発生しています。
  • また、黒アルマイト上に薄ら白い被膜もあり、一部はメラミンスポンジで除去可能ですが、角隅のものは取れにくい状況です。
  • 加工時に付着する切削液による泣きを防止するために水洗とエアーを行っていますが、問題の白い粉と粘着粉の正体や原因について知っている方からの教えを求めています。
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黒アルマイト 小穴の粘着物

A6063-t6に黒アルマイトを膜厚10μ施していただきましたが、M3深さ8ネジ穴は異常なし、M2深さ5ネジ穴に粘着性の液体が付着していました、タップでさらい直しを行うと白い粘着粉がタップに付着していました。 ネジ山の中に何かが解け混んでいるようです。 M3とM2は同じ面にあり、条件の違いは穴径の違いがあるでしょうか、 その他には、黒アルマイトの上に薄ら白い被膜が部分的にあり、メラミンスポンジで軽くこすると取れますが、角隅のものはなかなか除去できません。 加工時に付着する切削液による泣きを防止すべく、工程間及び加工後に水洗とエアーを実施しております。 この白い粉と白い粘着粉の正体を御存じ方、原因と正体そして解決策のご指導をお願いします。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

>M3とM2は同じ面にあり、条件の違いは穴径の違い? 小さい深い穴ほど処理液が入りにくいが抜けにくくもある。これは栓になる気泡が溜まるか否かとも同じで理屈が合ってます。 >白い粉と白い粘着粉の正体   http://www.kashima-coat.com/almite.html アルマイト処理に使う薬品は、苛性ソーダ(脱脂処理)、硫酸、蓚酸。なのでそのもの又はアルミとの化合物。 サラッと乾いた粉末は影響少ないが、吸湿すれば腐蝕の心配。タップ穴は封鎖状態になるので影響少ないという考え方も出来ます。 問題/対策はメッキと同じです。 貫通穴にすれば液の抜けが劇的に改善。少々無理をしてでもやる。 作業の丁寧さ次第。気泡が全て抜けるまで後洗浄をするとか、穴一個ずつ液を吹けば良い。しかし作業者の気分を想像するのと所要コストで無理なのは判る。 他にはこれといった特効薬がなく、思いつく事項は専門家でも素人(私)も同レベルです。   http://www.nc-net.or.jp/knowledge/morilog/detail/12863/   プラビスやゴム栓で液が入らなくする=タップ穴は無処理

noname#230358
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大変参考になりました、ありがとうございました

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

着色前のアルマイトの部分と、電解液処理が不充分か、染料の処理や封孔処理が場所によって 不充分であったかです。 アルマイト処理は、URLの記述の如く、 電解液の種類によって、生成されるアルミニウムの酸化皮膜の形状は異なり、目的、用途に よって様々な電解液が用いられています。 希硫酸を電解液にしたアルマイト皮膜は、バリヤー層と無数の微細孔からなる多孔質皮膜で、 最も普及している陽極酸化法です。 肉眼では見えませんが、アルマイト皮膜は、蜂の巣のような六角柱のセルの集合体で、それ ぞれ中心に微細な孔があり、素地界面に生成したバリアー層まで通じています。 この微細孔があるため、アルマイト皮膜は、高硬度であるのに加えて、吸着性が強く、容易に 染色や着色を施すことができます。 各種着色アルマイトは、アルマイト処理後、染料に浸せきすることにより、微細孔に染料を 浸透させ、着色する表面処理です。 微細孔が開いたままでは、汚染物質や腐食物質も吸収してしまい、汚れやすく、耐食性も 十分ではありません。 後処理として、封孔処理を施すことにより、皮膜表面の微細孔を塞ぎ、耐食性、耐候性、 耐汚染性を向上させ、仕上げます。 なので、アルマイト処理を依頼している業者に詳細は確認ください。

参考URL:
http://www.yoshizaki-mekki.co.jp/eigyou/al/al.html
noname#230358
質問者

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大変参考になりました、ありがとうございました

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