A5052材黒色アルマイト処理後のM3・M2タップの不良

このQ&Aのポイント
  • A5052材にM3・M2のタップ加工(通り・止まり両方)がある製品で、黒色アルマイト処理を出すと、ネジゲージの通りが入らなくなったり、止まりが入るようになってしまう現象に悩まされています。
  • 下穴管理、処理前のゲージ検査をしっかりと行っているにも関わらず、処理から上がってきた製品を検査すると、不具合が発見されます。
  • タップ加工はスパイラルタップを使用しての切削加工です。ニューロルタップ等での削らないタイプの方が、アルマイト処理には適しているのでしょうか?
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A5052材 黒色アルマイト処理後 M3・M2タ…

A5052材 黒色アルマイト処理後 M3・M2タップの不良 A5052材にM3・M2のタップ加工(通り・止まり両方)がある製品で、 黒色アルマイト処理を出すと、ネジゲージの通りが入らなくなったり、 止まりが入るようになってしまう現象に悩まされています。 下穴管理、処理前のゲージ検査をしっかりと行っているにも関わらず、 処理から上がってきた製品を検査すると、不具合が発見されます。 タップ加工はスパイラルタップを使用しての切削加工です。 ニューロルタップ等での削らないタイプの方が、 アルマイト処理には適しているのでしょうか? 処理屋の技術レベルのせいなのか?別の原因があるのか? とにかく起こり得る原因を探りたいため、質問させて頂きました。 なにか情報を頂けましたら助かります。

noname#230358
noname#230358

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.3

他の回答者さんの記述の如く、 陽極酸化によって得られたアルマイト皮膜は、密着性、均一性に優れており、膜厚も電解条件 と時間によって決まるので、電気めっきと比べ膜厚の管理は容易だと言えます。 しかし、アルマイトは、素地であるアルミニウム自体が酸素と反応して生成する皮膜で、めっき のように金属素地は何ら変化せずに電着した皮膜ではありません。 したがって、アルマイト皮膜は、処理前の素材の位置から処理後の皮膜表面までの距離は、 アルマイト皮膜の厚さとは一致しません(図.2参照)。 さらに、特別な指示がない場合以外は、通常、前処理において苛性ソーダに浸せきし、皮膜表面 を洗浄するので、アルミニウムの表面が溶解して、素地は減寸してしまいます。 そのため、アルマイトは電気めっきと比べ、寸法精度の管理は難しいと言えます。 との内容が、アルマイトの注意点について述べられています。 (詳細は、URLを確認してください) ですが、貴社での現状よりは改善される場合もあるので、アルマイト処理業者と詳細 処置内容を確認して、対応してみてください。

参考URL:
http://www.yoshizaki-mekki.co.jp/eigyou/al/al.html
noname#230358
質問者

お礼

詳しい資料、ありがとうございました。 まだまだ勉強不足のため、非常に助かります。 アルマイト処理業者との詳細確認をするよう、 品質部門を通して対応してもらいます。

その他の回答 (2)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

同じく   http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=272210&event=QE0004 回答(1)栓をしろとか後加工ってのは不評ながら・・・   http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=273727&event=QE0004 材質と通り止まりが異なるもののサイズはピッタリ。 通り穴のほうが安定しやすいです。 >ニューロルタップ等での削らないタイプの方が、アルマイト処理には適しているのでしょうか? アルマイト工程の問題なので無関係なはず。 (ゲージの等級を・・・とかも) 余談ながらアルミは殆どニューロールでしょう。硬い鋼では依然として切削タップの割合が多いとの営業情報。 この質問サイトの複数語検索の区切は半角スペースで、頭良くない。。。 変更はねぇ、、数次第。タッピングセンタを使用して万穴をやるとかの話だってあるし。

noname#230358
質問者

お礼

申し訳ありません。 検索機能で検索したつもりだったのですが、 確認したところ、ほぼ同じ内容でした。 「アルマイト 寸法」だけでよかったんですね。 「アルマイト タップ 寸法不良」で検索してました。 ニューロールの件も合わせてお礼申し上げます。 古くからある加工品のため、いまだに切削加工で行っております。 (なぜ切削加工なのかもわかりません。すみません。) ニューロールに変更するためには、客先→エンドユーザーとの 打合せが必要のため、営業が重い腰を上げてくれません。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

一般的にアルマイトは寸法の管理が難しいようです。 http://www.dhk.co.jp/library/kakou.html

noname#230358
質問者

お礼

サイトの情報、ありがとうございます。 品質保証の関係で、加工知識以外(処理など)の 勉強をやり始めたばかりで…。 勉強不足ですね。

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